1~100までの合計

1~100までの合計は 5050 です

1~100までの合計を表示します。C# for ループの基礎です。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プロジェクトの設定

  1. フォルダーに次のファイルを格納して下さい。
    /****************************************/
    /*★ 1~100までの合計     前田 稔 ★*/
    /****************************************/
    using System;
    
    class Prog
    {
        public static int Main()
        {
            int     i;
            int     sum;
    
            sum= 0;
            for(i=1; i<=100; i++)   sum+= i;
            Console.WriteLine("1~100までの合計は {0} です",sum);
            return 0;
        }
    }
    
  2. for は繰り返しを行う命令です。
    最初 i には 1 が設定されて、i が 100 より小さいか等しい間、i++ で一回ループする度に 1 を加えながら繰り返します。
    従って i の値は 1,2,3 ... ,100 まで繰り返されます。
    繰り返しが終了したときの i の値は 101 になっています。
    繰り返しながら実行される命令は sum+= i; です。
    繰り返しが終了してループから抜けると、sum には 1+2+3...+100 の値が格納されています。
    for(i=1; i<=100; i++) sum+= i;
    繰り返しながら実行する命令が複数個あるときは { } で囲って下さい。
  3. 繰り返し命令は最も重要な命令で、この使い方でプログラマのレベルが解ります。
    幾つかの for 命令の使い方の例です。
    1. i=0 から i=4 まで 5回ループします。繰り返しが終了したときの i の値は 5 です。
      for(i=0; i<5; i++) { . . . };
    2. i=1 から i<20; の間 7回ループします。繰り返しが終了したときの i の値は 22 です。
      for(i=1; i<20; i+=3) { . . . };
    3. i=1000 から i>0; の間 1000 回ループします。繰り返しが終了したときの i の値は 0 です。
      for(i=1000; i>0; i--) { . . . };
    4. i=1 から i<10; の間 4回ループします。繰り返しが終了したときの i の値は 16 です。
      for(i=1; i<10; i= i+i) { . . . };

【演習】

  1. 1~100までの奇数の合計と偶数の合計を繰り返しを使って求めて下さい。
    for 命令を2回使う方法と、1回で済ます方法があります。
  2. 1日目に1円、2日目に2円、3日目に4円、4日目に8円と二倍ずつ貯金を続けます。
    10日後には幾ら貯金が貯まっているでしょう。
  3. 二倍ずつ貯金を続けたとき、1億円を超えるのは何日目でしょう。意外と早く1億円を超えるのですが!
    この方法で貯金が出来ると「すぐ大金持ちになれる」のですが、何とかならないものでしょうか? (^_^;)
  4. 九九の表を表示しなさい。
    プログラムは二重のループになります。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)