選択された行を取得する

SelectedIndexChanged プロパティで選択された行を取得します。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. ListBox は、名簿の一覧や商品名の一覧など、アイテム一覧を表示するのに適しています。
    プロジェクトの作成は ListBox に TEXT を表示する を参照して下さい。
  2. ListBox のプロパティから SelectedIndexChanged に EventHandler を設定して下さい。
    イベントの追加は ToolBox からボタンを貼り付ける を参照して下さい。
    this.listBox1.SelectedIndexChanged += new System.EventHandler(this.listBox1_SelectedIndexChanged);
  3. SelectedIndexChanged を処理する EventHandler です。
    このメソッドは ListBox で選択されているアイテムが切り替わったときに呼び出されます。
    選択された行を取得して、Console.WriteLine() で印字します。
        private void listBox1_SelectedIndexChanged(object sender, System.EventArgs e)
        {
            Console.WriteLine("★選択された行");
            string s = listBox1.Text; //選択されたアイテムを取得
            Console.WriteLine(s);
        }
        
  4. プログラムを起動して、ListBox に表示された行をクリックすると、出力ウインドウに印字されます。
    プログラムを終了させてから、出力ウインドウ(エラーや実行状況が表示されるウインドウ)を確認して下さい。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)