テンプレートを使って Hello C#

Hello C# Console Programing

C# のテンプレートを使って、WriteLine で "Hello C# Console Programing" と表示します。
プロジェクトの作成方法と簡単なプログラムの書き方を学んで下さい。 (^o^)/
C#のプログラムは、後に説明するように CLI Guid を使う方が簡単です。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プロジェクトの設定

  1. このコーナーの主な開発環境は WindowsXP&Visual Studio.NET Pro 2005 です。
    Visual Studio .NET を起動します。
    メニューの [ファイル][新規作成][プロジェクト] を選択するとダイアログボックスが出現します。
    OSやソフトのバージョンにより、多少画像や説明に違いがあります。
  2. プロジェクトの種類は [Visual C#プロジェクト] を選択します。
  3. テンプレートは [コンソール アプリケーション] を選択します。
  4. プロジェクトを格納する場所は、各自のわかりやすい場所を指定して下さい。
    画像では "C\Tmp" のフォルダーにプロジェクトを作成します。
    [ソリューションのディレクトリを作成] のチェックは外して下さい。
  5. プロジェクト名は規定値 [ConsoleApplication1] をそのまま使用しました。

  6. Program.cs の名前でテンプレートのソースコードが作成されます。 (●^o^●)
    C# では、ソースファイルの拡張子は [cs] となります。
        using System;
        using System.Collections.Generic;
        using System.Text;
    
        namespace ConsoleApplication1
        {
            class Program
            {
                static void Main(string[] args)
                {
                }
            }
        }
        
  7. "Hello C# Console Programing" を表示するソースコードを追加して下さい。
        using System;
        using System.Collections.Generic;
        using System.Text;
    
        namespace ConsoleApplication1
        {
            class Program
            {
                static void Main(string[] args)
                {
                    Console.WriteLine("Hello C# Console Programing");
                    //Console.ReadLine();
                }
            }
        }
        
  8. メニューの [デバッグ] から [デバッグ開始] または [デバッグなしで開始] を選択すればコンパイルされ、エラーが無ければ実行されます。
    [コンパイル&実行] はツールバーから[右三角アイコン]で起動する方が簡単です。
  9. 表示がすぐに消えて確認できない時は、次のソースコードを追加すると Enter キーをタイプするまで待ち合わせます。 ヽ(^^ )
    Console.WriteLine(), Console.ReadLine() はウインドウプログラムでも動くので試してみて下さい。
    Console.ReadLine();

【演習】

新規プロジェクトからコンソールアプリケーションを作成して、あなたの名前を表示するプログラムを作成しなさい。
プロジェクト名は Myname として下さい。

【NOTE】

  1. プロジェクトを実行するために「最低限必要なファイル」は次のとおりです。
    ファイル(フォルダー) 説明
    Properties コンパイルに必要なファイルが格納されているフォルダー
    ConsoleApplication1.sln ソリューションファイル
    ConsoleApplication1.csprojプロジェクトファイル
    Program.cs ソースプログラムファイル
    これ以外のファイルは削除しても、再度ビルドするとコンパイラが作成してくれます。
    ソリューション(.sln)も削除可能ですが、残す方が無難なようです。
    また講座が進んでくると、削除してはいけないファイルが増えてくるので注意して下さい。
  2. using は名前空間で修飾しなくても参照できるようにする設定です。
    using System が最も基本的な設定で、講座が進むと参照する Object Class により using が追加されます。
  3. namespace は「名前空間」を定義しています。
    「名前空間」とは、アセンブリ内で定義されるオブジェクトの識別を行うために使用され、クラス名や構造体名が同じとき名前空間で識別します。
    namespace は省略可能なので、このホームページではシンプル・イズ・ベストの方針に従い、多くの場合省略しています。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)