Layout

File Handler のレイアウトを整えます。

レイアウトを整える

メニューとツールバーを配置して、File Handler のレイアウトを整えます。
File Handler のプロジェクトに ToolStrip を貼り付けるとフォームが重なります。
そこで MenuStrip と ToolStrip を張り付けてから SplitContainer を配置します。
File Handler のプロジェクトを立ち上げて下さい。
[デザイン]を表示して Tree, List, Split を一度削除して下さい。
ツールボックスから MenuStrip, ToolStrip の順にダブルクリックします。
フォームの上部に MenuStrip と ToolStrip が設定されます。
ToolStrip の設定が終わると SplitContainer, TreeView, ListView の順に貼り付け直します。
ツールの追加及び、貼り付け直したことで InitializeComponent() が書き換えられています。
Handler のソースコードを参照して修正して下さい。
特に TreeView と ListView の修正が必要です。
Handler と同じように実行されることを確認して下さい。
・TreeView の＋をクリックするとツリーが展開します。
・TreeView のノード(フォルダー)をクリックすると ListView に一覧が表示されます。
これで開発の準備が整いました。
次からは File Handler の機能を実装して行きます。

プロセスを起動

「レイアウトを整える」では、メニューとツールバーを配置して TreeView と ListView を並べて表示しています。
次のステップとして、ListView のアイテムのダブルクリックで、プロセスを起動してみましょう。
方法が解れば、この実装は非常に簡単です。
ダブルクリックの検出は ListView Item 選択を参照して下さい。
アプリケーションの起動はアプリケーションを起動するを参照して下さい。
プロセスを起動するときは using で System.Diagnostics を指定して下さい。
using System.Diagnostics;

アイテムをダブルクリックすると listView1_DoubleClick メソッドが呼び出されます。
ついでに ListView にフォントを設定してみました。

// listView1
    ・・・
this.listView1.Font = new System.Drawing.Font(
    "MS UI Gothic", 12F, System.Drawing.FontStyle.Regular, System.Drawing.GraphicsUnit.Point, ((byte)(128)));
this.listView1.DoubleClick += new System.EventHandler(this.listView1_DoubleClick);

listView1_DoubleClick() メソッドです。

    // ListView のダブルクリックで起動
    private void listView1_DoubleClick(object sender, EventArgs e)
    {
        string  pass;
        ListViewItem itemx = new ListViewItem();
        itemx = listView1.SelectedItems[0];
        pass = Sel_Dir + itemx.Text;
        System.Diagnostics.Process.Start(pass);
    }

*.txt をダブルクリックすると、既定値ではメモ帳が起動します。
*.exe をダブルクリックすると、そのプログラムが起動します。
フォルダーをダブルクリックするとエクスプローラが起動します。
他のファイルもダブルクリックすると、関連付けられたプログラムから起動されるので試して下さい。
どうです！ちょっとは File Handler らしくなって来たでしょう。 (^_^;)

[Next Chapter ↓] Handler Menu
[Previous Chapter ↑] File Handler

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)

・・