Command Line 引数

C:\DATA\C#\BAT\Prog1>CmdLine 123 abc "abc xyz" "1 2 A B"
0番目の引数は 123です。
1番目の引数は abcです。
2番目の引数は abc xyzです。
3番目の引数は 1 2 A Bです。

CmdLine.exe のプログラムで Command Line から渡された引数を取得します。
この機能をサポートすると「ドラッグ&ドロップ」で起動したり、拡張子と関連付けてダブルクリックで起動することが出来るようになります。
Command Line の引数はストリング配列(string[])です。
 

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. コマンドラインから起動するときに、パラメータを設定することが出来ます。
    【コマンドラインの例】
    C:\DATA\C#\BAT\Prog1>CmdLine 123 abc "abc xyz" "1 2 A B"
    CmdLine.exe が起動するプログラムで、123 abc "abc xyz" "1 2 A B" がパラメータです。
  2. Command Line から渡されたパラメータは、空白で区切られ string の配列として渡されます。
    文字列の中に空白を含むときは " " で囲って下さい。
    CmdLine 123 abc "abc xyz" "1 2 A B"
  3. Command Line のパラメータは main() 関数で受け取ります。
    受け取った string[] args は、通常の string 配列と同様に扱います。
        public static void Main(string[] args)
    
  4. 渡された引数を、番号を付けて表示してみました。
        for(int i=0; i<args.Length; ++i)
            Console.WriteLine("{0}番目の引数は {1}です。", i, args[i]);
    
  5. 全ソースコードです。
    /*************************************/
    /*★ Command Line 引数     前田 稔 ★*/
    /*************************************/
    using System;
    
    class Prog
    {
        public static void Main(string[] args)
        {
            for(int i=0; i<args.Length; ++i)
                Console.WriteLine("{0}番目の引数は {1}です。", i, args[i]);
            Console.ReadLine();
        }
    }
    
  6. CmdLine.exe にファイルをドラッグ&ドロップして起動することも出来ます。
    完成したプログラム(CmdLine.exe)をデスクトップに置きます。
    Windows Explorer などから適当なファイルを選択して CmdLine.exe にドラッグ&ドロップするとファイル名が表示されます。
    または、次の方法で試して下さい。
    Windows Explorer で CmdLine.exe が格納されているフォルダーを選択して表示します。
    適当なファイルを選択して CmdLine.exe にドラッグ&ドロップするとファイル名が表示されます。
    コンソールウインドウがすぐに消えて確認出来ないことがあるので Console.ReadLine(); で停止します。
    Enter キーをタイプして終了して下さい。
  7. C/C++ でも同様のプログラム Command Line の取り込み を作成しています。
    リンクがエラーになるときは「前田稔の超初心者のプログラム入門」からたどって下さい。
    C++ ではプログラム名(CmdLine.exe)から始まりますが、C# ではプログラム名が渡されないので、添え字の値に要注意です。
    Form(Windows) の場合は Command Line を参照して下さい。
    アプリの例は Text Editor を参照して下さい。

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超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)