Color Dialog

自動生成のプロジェクトで Color Dialog から色を選択します。
CommonDialog は Windows Program で使用する汎用的な DialogBox のAPIです。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. 自動生成のプロジェクトで Color Dialog から TextBox の背景色を選択します。
    Visual Studio を起動して、メニューから[ファイル/新規作成/プロジェクト]を選択します。
    テンプレートから[Visual C#/Windows/Windowsアプリケーション]を選択します。
    プロジェクト名は規定値で[WindowsApplication1]になっています。
    場所はプロジェクトを格納するフォルダ(C:\TMP など)を指定して下さい。
    「ソリューションのディレクトリの作成」チェックは外します。
  2. [デザイン] 画面を表示してツールボックスから Form1 に TextBox を貼り付けます。
    プロパティの Text に "TextBox BackColor" とタイプします。
    名前は規定値で[textBox1]になっています。
  3. ツールボックスから Form1 に Button を貼り付けます。
    プロパティの[イベント(稲妻アイコン)]をクリックしてイベント一覧を表示します。
    [Click] の右にあるコンボボックスに「Button1_Click」とタイプするとイベントハンドラが追加されます。
  4. ツールボックスから ColorDialog を貼り付けます。
    デザイン画面の下部に ColorDialog が組み込まれたことが表示されます。
    名前は規定値で[colorDialog1]になっています。
  5. Button1_Click では Color Dialog から取得した色を TextBox の背景色として設定します。
        private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            // ダイアログの戻り値が [OK] の場合は選択した色を設定
            if (colorDialog1.ShowDialog() == DialogResult.OK)
            {
                textBox1.BackColor = colorDialog1.Color;
            }
    
            // 使い終わったら破棄する
            colorDialog1.Dispose();
        }
    
  6. コンパイル&実行して、ボタンをクリックしてみて下さい。
    Color Dialog が開いて色が選択出来るようになります。
    色を選択すると TextBox の背景色として設定されます。
    自動生成のプロジェクトでは、画面のデザイン情報は Form1.Designer.cs で定義されています。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)