Button を貼り付ける

自動生成のプロジェクトで ToolBox からボタンを貼り付けます。
☆イベント(稲妻アイコン)の基本的な使い方です。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. C# の自動生成でツールボックスから Button を貼り付けます。
    Windows や Visual Studio のバージョンが変わると、操作方法や画面が多少変わります。
    このプロジェクトは Windows 8.1(2014/04/13 Update 版) & Visual Studio 2005 の環境で開発しました。
  2. Visual Studio を起動して、メニューから[ファイル/新規作成/プロジェクト]を選択します。
    テンプレートから[Visual C#/Windows/Windowsアプリケーション]を選択します。
    プロジェクト名は規定値で[WindowsApplication1]になっています。
    場所はプロジェクトを格納するフォルダ(C:\TMP など)を指定して下さい。
    「ソリューションのディレクトリの作成」チェックは外します。
  3. Form1 を右クリックして、ビューデザイナーから [デザイン] 画面を表示して、ツールボックスから Form1 に Button を貼り付けます。
    プロパティの[イベント(稲妻アイコン)]をクリックしてイベント一覧を表示します。
    [Click] の右にあるコンボボックスに「button1_Click」とタイプするとイベントハンドラが追加されます。
  4. button1_Click では MessageBox を使ってボタンクリックのメッセージを表示します。
        private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            MessageBox.Show("Button Click", "Message Box");
        }
    
  5. コンパイル&実行して、ボタンをクリックしてみて下さい。
    "Button Click" が MessageBox に表示されます。
  6. ボタンの表示(規定値では button1) を変える時は、プロパティから Text を変更して下さい。
  7. 自動生成のプロジェクトでは、画面のデザイン情報は Form1.Designer.cs で定義されています。
    ボタンなどのツールを張り付けると Form1.resx が作成されます。
  8. Visual Studio のバージョンによって、ツールボックスが表示されていない場合もあります。
    >>(アセット)の上に並んでいる TextBlock や Button はダブルクリックで張り付けることが出来ます。
    これ以外のツールは>>をクリックするとツール一覧が表示されるので、ここからクリックすると、アセットの下にコピーされます。
    コピーされたツールをダブルクリックするとフォームに張り付けられます。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)