wprintf() で Unicode を使う

前田稔の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

1. ソースプログラムです。
   

   ファイル名	説明
   Wprintf.cpp	Unicode を使う

2. 文字と文字列の定義です。
   ch, *str でマルチバイトの定義を、wch と *wstr でワイドキャラクタの定義しています。
   

   char ch = 'h', *str = "Shift JIS"; wchar_t wch = L'w', *wstr = L"Unicode";

3. マルチバイトに対応した printf() で文字列定数と *str を表示してみました。
   

   printf("\nShift JIS String\n"); printf(str);

4. ワイドキャラクタに対応した wprintf() で文字列定数と *wstr を表示してみました。
   

   wprintf(L"\nUnicode String\n"); wprintf(wstr);

5. char と wchar_t で定義した文字(一文字)を printf() で編集して表示します。
   %10c や %5c はフィールド幅を指定した書き方です。
   %5hc の h は h/l/L修飾でショート型を指定したのですが、c(文字型)に対しては無意味なようです。
   

   printf("\nCharacters in field (1):\n" "%10C%5c%5c%5hc\n", ch, ch, wch, wch);

6. 続けて、同じ文字を wprintf() で編集して表示してみます。
   

   wprintf(L"Characters in field (2):\n" L"%10C%5c%5c%5hc\n", ch, ch, wch, wch);

7. プログラムを実行した結果です。
   全ソースコードと合わせて参照して下さい。
   

   Shift JIS String Shift JIS Unicode String Unicode Characters in field (1): h h w w Characters in field (2): h h w w

8. ワイドキャラクタで次の全角文字を表示して見て下さい。
   残念ながらこのままでは、全角文字は使えません。
   全角文字を使用する方法は Unicode で全角文字を使用 を参照して下さい。
   

   wprintf(L"漢字を表示\n");

超初心者のプログラム入門(C/C++)