malloc で領域を確保

昔ながらの malloc で領域を確保して free で開放します。
お勧めの方法は new でメモリ領域の割り当てを参照して下さい。

プログラムの説明

昔ながらの malloc で領域を確保して、free で開放してみましょう。
malloc(sizeof(struct person)) で構造体 person の領域を確保します。
確保した領域に名前と年齢を格納して表示してみました。
malloc で確保した領域は free で開放して下さい。

/*★ Malloc で領域を確保    前田　稔 ★*/
#include <stdio.h>
#include <malloc.h>

struct person
{   char    *name;
    int     year;
};

int main(void)
{
    person  *ptr = NULL;
    ptr = (struct person *)malloc(sizeof(struct person));
    ptr->name = "ann";
    ptr->year = 20;
    printf("name=%s  year=%d\n", ptr->name,ptr->year);
    free(ptr);
    return 0;
}

int の領域を確保するときは、次のようにコーディングします。
int *p; p = (int *)malloc(sizeof(int));
malloc(GlobalAlloc)の詳しい説明は、次のページを参照して下さい。
GlobalAlloc でメモリ領域の割り当て
 LocalAlloc でメモリ領域の割り当て

【メモ】

最近では関数で領域を確保する方法は使われなくなり、new, delete が使われるようになりました。
理由は簡単でコンストラクタが呼び出せないからです。
実は C++ では、int型のような基本データ型にもコンストラクタがあります。
C# では int型に ToString() などのメソッドも用意されています。

超初心者のプログラム入門(C/C++)

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