順列組み合わせを表示

 順列組み合わせを再起関数で求めて表示します。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プロジェクトの作成

  1. 新規プロジェクトから、空の Console Application を作成して、次のファイルをプロジェクトに加えて下さい。
  2. 順列組み合わせを表示するソースコードです。
    NUM は tbl[] のサイズ(順列の個数)です。自由に設定して下さい。
    list() は求めた順列を表示する関数です。
    １～４の数字の組み合わせで２４通りが表示されます。
    jyun() が順列組み合わせを求める再起関数です。
    t[] が配列の先頭で n がその個数です。
    main() では tbl[] に 1～NUM の値を格納して jyun() 関数を呼び出します。
        /*★ 順列を求める     前田  稔 ★*/
    #include    <stdio.h>
    #define     NUM     4
    int         tbl[NUM];

    // 順列を List
    void  list()
    {   int     i;
        for(i=0; i<NUM; i++)  printf("%d ",tbl[i]);
        printf("\n");
    }

    // 順列を求める
    void  jyun(int t[], int n)
    {   int     i,k,w;

        if (n<2)
        {   list();
            return;
        }
        k= n-1;
        for(i=n-1; i>=0; i--)
        {   w= t[k];
            t[k]= t[i];
            t[i]= w;
            jyun(t,k);
            t[i]= t[k];
            t[k]= w;
        }
        return;
    }

    //★ MAIN PROGRAM
    int  main()
    {   int     i;

        for(i=0; i<NUM; i++)    tbl[i]= i+1;
        jyun(tbl,NUM);
        return(0);
    }
  3. ビルド(コンパイル)に続いて実行を行います。
    次の表は実行結果です。
    1 2 3 4 
2 1 3 4 
1 3 2 4 
3 1 2 4 
3 2 1 4 
2 3 1 4 
1 2 4 3 
2 1 4 3 
1 4 2 3 
4 1 2 3 
4 2 1 3 
2 4 1 3 
1 4 3 2 
4 1 3 2 
1 3 4 2 
3 1 4 2 
3 4 1 2 
4 3 1 2 
4 2 3 1 
2 4 3 1 
4 3 2 1 
3 4 2 1 
3 2 4 1 
2 3 4 1

超初心者のプログラム入門(C/C++)

※・