iostream で表示

C++ の iostream を使って TEXT を表示します。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. C++ の iostream を使って TEXT を表示してみましょう。
    入力や出力ストリームを使用するときは iostream をインクルードして下さい。
    iostream に「.h」が付けられていないことに注目して下さい。
    少し前のバージョンには iostream.h と iostream の両方が格納されていたのですが、 Visual Studio .NET 2005 以降では iostream.h が使えなくなりました。 (^_^;)
    iostream を使う時は using namespace で std を指定して下さい。
    iostream で定義されている標準的な名前は std:: として宣言されています。
    詳細は namespace 宣言 を参照して下さい。
        //#include <iostream.h>
        #include <iostream>
        using namespace std;
        
  2. cout は Console Output の略で標準出力装置(通常はディスプレイ)を表します。
    「cout << "Hello C++ Program\n"」は cout に対して文字列を送ることを意味します。
    cin.get(c); はコンソール画面に表示されたメッセージを確認するためのコードです。
    画面がすぐに閉じて、表示が確認出来ないときはコメントを外して下さい。
        cout << "Hello C++ Program\n";
        //char   c;
        //cin.get(c);
    
  3. コンパイルは CLI.BAT を使って下さい。
    CLI.BAT のソースコードです。
    マシンの環境によってパスの設定などが変わるので、修正して下さい。
    エラー情報が %%ERR にリダイレクトされます。
    REM   C++/CLI Mode [cl/clr ソース.CPP ライブラリ.LIB]
    ECHO OFF
    PATH C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\BIN\;C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\PlatformSDK\BIN\;C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\Common7\IDE\
    SET LIB=C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\LIB\;C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\PlatformSDK\LIB\
    SET INCLUDE=C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\INCLUDE\;C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\PlatformSDK\INCLUDE\
    SET TMP=C:\Windows\Temp\
    CL /CLR %1 > %%ERR
    IF ERRORLEVEL 0  GOTO FIN
    ECHO ★コンパイル・エラーがあります。★
    :FIN
    TYPE %%ERR
    

全ソースコード

超初心者の方のために全ソースコードを掲載します。 (^_^;)
/*★ cout のテスト     前田 稔 ★*/
#include <iostream>
using namespace std;

int main(void)
{
    cout << "Hello C++ Program\n";
    //char   c;
    //cin.get(c);
    return(0);
}

超初心者のプログラム入門(C/C++)