TEXT FILE を表示する

Console Mode で TEXT FILE を表示します。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. ソースプログラムです。
    ファイル名 説明
    GetFile.cpp ファイル入力
  2. 新しいバージョンではセキュリティの強化に伴い、ファイルのオープン命令が変っています。
    従来の命令も使えなくはありませんが、警告が発せられます。 (^_^;)
    従来の fopen() 命令です。
        FILE    *FI;        //FILE の定義
    
        if (!(FI= fopen(file,"rb")))
        {
            オープンエラーの処理;
        }
        
    セキュリティが強化された fopen_s() 命令です。
    オープンに失敗するとエラーコードがリターンされます。
        FILE    *FI;        //FILE の定義
    
        if (fopen_s(&FI,file,"rb")!=0)
        {
            オープンエラーの処理;
        }
        
  3. ファイルを入力して表示します。
        Len= fread(Buf,10000,1,FI);
        Buf[Len]= '\0';
        printf("%s", Buf);
        
  4. プログラムの最後に、コンソールの表示を確認するために _getch(); を追加しています。
    conio.h は _getch(); を使うために取り込んでいます。
        fclose(FI);
        _getch();
        
  5. TEXT FILE から一行ずつ入力するときは fgets() が解り易いでしょう。
    #include <stdio.h>
    #include <stdlib.h>
    int main(void)
    {   FILE    *fp;
        char    s[256];
    
        if((fp = fopen("test.txt","r"))==NULL)
        {   printf("file open error!!\n");
            return(-1);
        }
    
        while(fgets(s,256,fp)!=NULL)
        {   printf("%s", s);  }
        fclose(fp);
        return 0;
    }
    

超初心者のプログラム入門(C/C++)