fprintf() でファイルに出力

fprintf() を使って TEXT 形式のファイルを作成します。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. ソースプログラムです。
    ファイル名 説明
    fprintf.cpp TEXT 編集ファイル出力
  2. 新しいバージョンではセキュリティの強化に伴い、ファイルのオープン命令が変っています。
    従来の命令も使えなくはありませんが、警告が発せられます。 (^_^;)
    オープンモードの説明です。
    mode 意味
    "r" リード(入力)モード、ファイルは存在していること
    "w" ライト(出力)モード、ファイルが無ければ新設され、あれば空にされる
    "a" アペンド(追加)モード、ファイルが無ければ新設され、あればファイルエンドに位置づける
    "r+"ファイル更新用にr/wでオープン、ファイルは存在していること
    "w+"ファイル更新用にr/wでオープン、ファイルが無ければ新設され、あれば空にされる
    "a+"ファイル更新用にr/wでオープン、ファイルが無ければ新設され、あればアペンドされる
    mode 意味
    "t" テキストモード
    "b" バイナリモード
    "t", "b" を省略すると、グローバル変数 _fmode で決まるモード(通常は "t")に設定されます。
        FILE    *FO;            //FILE の定義
    
        if (fopen_s(&FO,"w.txt","w")!=0)
        {
            オープンエラーの処理;
        }
        
  3. fprintf() 関数はパラメータの先頭にファイル・ポインタが追加されただけで、printf() 関数と同じように書きます。
    出力が終われば fclose() で、ファイルを閉じて下さい。
        fprintf(FO,"%d, %s\n", 123,"ABC");
        fprintf(FO,"%8d %s\n", 4567,"XYZxyz");
        fclose(FO);
        
  4. プログラムを実行して、作成された w.txt の内容です。
    printf() 関数はコンソールに表示されますが、fprintf() 関数はファイルに書き出します。
    123, ABC
        4567 XYZxyz
    

超初心者のプログラム入門(C/C++)