算術データの最小値/最大値と編集

C++/CLI で、算術データの「最小値と最大値」を編集して表示します。
サイン無しデータはキャストして参照するようです。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. 算術データの「最小値と最大値」を編集して表示します。
    ファイル名 説明
    DataType.cpp 最小値/最大値と編集の方法
  2. 算術データには、最小値のメソッド(::MinValue)と最大値のメソッド(::MaxValue)が用意されています。
    最小値と最大値を編集して表示してみましょう。
  3. {0, -8} は0番目の引数を、8桁で左詰(-8)に編集する指定です。
    8桁で右詰のときは {0, 8} とします。
        {0, 8}
        {0, -8}
        
  4. 固定小数点データでは、表現できる値の範囲(最小値と最大値)が重要です。
    8ビット,16ビット,32ビット,64ビットでは、それぞれ表現できる範囲は幾らでしょう。
    Byte 以外のサイン無しデータはキャストして参照するようです。
    8ビット,16ビット,32ビット,64ビットのサイン無し固定小数点データでは、表現できる範囲は幾らでしょう。
  5. 浮動小数点データでは、表現形式の上から、範囲(最小値と最大値)は問題になりません。
    浮動小数点では、精度が重要になります。
    固定小数点の範囲と浮動小数点の精度に関して、しっかり理解して下さい。

【演習】

次のソースコードを実行すると、表示される値は幾らでしょう。
  1. 16ビット Int 型です。
    Console::WriteLine(format, "UInt16", (UInt16)Int16::MinValue, (UInt16)Int16::MaxValue);
  2. 32ビット Int 型です。
    Console::WriteLine(format, "UInt32", (UInt32)Int32::MinValue, (UInt32)Int32::MaxValue);
  3. 64ビット Int 型です。
    Console::WriteLine(format, "UInt64", (UInt64)Int64::MinValue, (UInt64)Int64::MaxValue);

超初心者のプログラム入門(C/C++)