座頭市
(2003年 脚本・監督・主演:北野 武)
見たその日に即書きました。あまりにも感動したので。
盲人の居合いの達人、座頭市がヤクザ者達を切り捨てていく話(かなり大雑把)
一番最初に驚いたのは映画が始まる前、観客の年齢層です。
20代前後ぐらいがすごく多かった。
またてっきり座頭市を知っている年代の人が多いかと思ってました。
(そんな自分も一応20代)
まぁ、R−15指定なのでお子様はいなかったです(ほっ)
金髪の座頭市(北野 武)、もとを知らないので違和感ないです。
初っぱなからどこぞのヤクザ者とやり合ってました。
殺陣がすごく早いんです、そしてサックリかたがつきました。
死ぬ5秒ルールもなかったです、みんなサックリ死にました。
血しぶき多めです、あとCGも。刀がヤクザの体を貫通するのとかもCGでした。
居酒屋のシーン、店の親父を見た瞬間・・・前に働いてた居酒屋の店長を思い出しました。
(顔はもとより低姿勢さが)
汚くぼろい店「的屋」・・・名前がまんまです(ヤーサンの取り立てのある店、またはヤーサンが経営する店)
料理があいかわらずまずいといいながら通う常連がいて、客同士も馴染みであったりする。
いい店です。
後に座頭市と戦う用心棒(浅野 忠信)がたのんでいた「お銚子」と「焼き魚」、う、うまそう・・・。
おせい(橘 大五朗)の踊りもさすがでした、身のこなしがすごく柔らかい。
へたな女より綺麗です。さすがです。
北野監督が橘さんを使いたいがため脚本を大きく書き直したって話を聞きました。
納得・・・。
用心棒、服部源之助(浅野さんね)との最後の戦いが予想以上にあっさりしてたのに驚き。
というか一瞬、あんだけごっついタイマツとか焚いて座頭市を待ってたのに
一閃で勝負つくし。
最後の大見せ場、大人数でのタップダンスは震えました。
すごい、すごすぎる。大迫力でした。
あのシーンだけの上映を見るのに金払えっていわれても、払いますね。
払って損はしないです。
久しぶりに退屈しない映画を見れたように思います。
もう一回見たらもっと内容を深められるような気がします。
故にもう一回行ってきます(笑)
2003/09/13