? 年賀状を描く(3D)

2D、3Dのイラストの描き方を紹介しています。

top > 制作テクニック>年賀状を描く(3D)

テクニカルな年賀状 (3D)

年賀や暑中見舞いはいつもメールで出してます。
技術屋(?)として、ちょっとテクニカルなイラストにしています。
描き方をここで紹介します。

図面を描く

今回は2005年の年賀状を例にしました。 VectorWorksで2方からの図面を描きます。
この時点は2Dです。
2d.gif
ポイントとしては、これは図面として使いませんから、後から3Dとして起こしやすいよう配置することです。
そのため、基準点を0,0に置きます。
あとからモデリングする際、回転、移動させるのに悩まずに済みます。

モデリング

モデリングします。今回のマテリアルでは、回転体のコマンドで描いている分が多いです。
機械図面ですと、単純な部類に入ります。
yoko.gif
ワイヤーフレームですと、どう描いているのか、モロわかりですね。
胴体(?)を回転体で描き、後ろのフランジを噛み合わせています。
usiro.gif
後ろからのビュー。
フランジ部分のねじ穴は削り取っています。

Adobe Illustratorで編集

VecterWorksで描いたファイルをdxf形式で保存→Adobe Illustratorで開きます。
この時、レイヤーは統合せずに開かないと後で苦労します。
ちょっとテクニカルな感じになってきました。
yoko.gif

カットモデルの追加

カットモデルを作ります。
これは、モデリングしたものをコピーし、見せたい方向をカットするだけです。
gl.gif
VectorWorksで取り出す→イメージで画像ファイルとします。
BMPですと画像が劣化しません。なるべく大きなサイズと解像度で出します。
gl.gif
Adobe Photoshopで、背景を削除し、GIF画像とします。
余談ですが、画像に変換するのはelementsが簡単ですね。
背景は透明とます。これをAdobe Illustratorに挿入します。
(.psdでも問題ありません。)

完成

nenga.gif
テキストを加え、web用に保存→GIF画像として完成です。