神戸女学院オープンキャンパス

2015年6月21日に神戸女学院のオープンキャンパスに行ってきました。実は3月の西宮まちたび博覧会で女学院の見学を申し込んでいたのですが、抽選にはずれました。そこでオープンキャンパスを利用しての見学となりました。自宅から歩いて30分もかからず、谷2つをはさんでの岡田山にありますが、これまで行ったことがありませんでした。ヴォーリスの設計で重要文化財に指定されている建物も多く、みどころは多々ありました。ヴォーリスの建物は随所に当時の意匠がしのばれますが、使われている材料は意外に質素なものでした。キャンパスツアーにも参加しましたが、もう少しじっくり見学する必要がありそうです。
 
 女学院の建物で重要文化財にしていされているものの案内板が正門をはいったところに掲示されています。大学は岡田山をきりとった平らなところに展開しています。周辺が緑で囲まれ、教育環境としては申し分のない大学です。中央ロの字型の建物を中心に重要文化財に指定された建物が散在していることがわかります。
正門を大学側から撮影したもの。門戸薬神から徒歩圏ですが、大学にゆくにはかなりの坂道で、よい運動になります。 右手が音楽学部1号館(重要文化財)で、左手がジョージオルティン記念音楽館。キャンパスの少し下がったところで音に対する配慮とのこと。
   
左がデフォレスト記念館と右手が文学館となっており、つつじが咲いた時の撮影ポイントとなるとの説明がありました。 大学のエンブレムでしょうか?右上に壺のような装飾がみられます。
   
 建物同志はこのような渡廊下でつながっているところが多いようです。屋根瓦は赤が基調ですが、様々な色がみられました。  グランド方面と主要建物群の境にある渡り廊下で、ゲートのようになっています。
   
 図書館から北側の中庭をみたもの。左手は理学部で、中央が総務部となっています。図書館の中はランプの当時のままの雰囲気を残しています。  同じく図書館から東側の文学館をみたもの。大学キャンパス内は電線の地中化が行われており、電柱は学内にありません。
   
 講堂で、800人収容との説明を受けました。1学年700名程度なので、入学式・卒業式もここで行われるそうです。  教室内の設備は最近の大学のものと変わりませんが、少人数教育が徹底しており(20人程度?)、100人を超える教室は数えるほどしかないようです。
   
 学内にあるチャペルです。1年生の時にはキリスト教の授業が組まれています。ただしクリスチャンであることが必須条件ではありません。 渡り廊下の内側。屋根は木造の小屋組みが見えており、廊下は磨いたコンクリート仕上げで、質素で質実な印象を受けます。
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