'06 VTR1000 SP-2

当店のデモ車です。
さて、どこから始めましょう・・・。
ノーマルではとても乗り難いバイクです。
低回転の低速ではとても乗れません。
高速道路でも法定速度での巡航はしんどいです。
ある速度を超えるとガラッと豹変して走り易くなります。
各部の造りはかなり手の込んだ造りになってます。
それが価格に出てるのでしょうねぇ。
乗り味、造り共にレースを前提に作られたマシンです。
最近のスーパースポーツとは違った面白さがあります。
それにしても・・・、強烈に熱い。

エンジン右側のクラッチカバーです。
普通はカバー全体を外してクラッチの整備をします。
VTR1000 SP-2はクラッチの部分だけ外せます。
クラッチカバーにはクラッチ整備の時に最小限のオイルを
抜く為のドレンボルトがあります。
画像の通り「マグネシウム」製です。
刻印もその気にさせます。
コストダウンって言葉は考えてないオートバイですね。

カウルを外してライトの交換をします。
そして各部のチェック。
ラジエターは車体の左右に振り分けられてます。
どうやって風が当たるのでしょうか?
ファンは左右に装着されてます。
街中では常にファンが回ってます。
ラジエターの下にあるのはオイルクーラー。
ぶら下がってるワケではありません。
この位置にこの角度でカウルにエアダクトが開いてます。

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