ソルフェージュとは、音楽を理解する、勉強する上で必要不可欠な基礎知識であり、音感教育です。ピアノを演奏する上で「ソルフェージュ」は欠かすことができません。
ピアノを弾く時に、どのように指を動かすのか、といった事を「技術」とします。それに対して楽譜に書かれている音を読んだりリズムを理解したりする事は「理論」になります。ソルフェージュはこの理論にあたります。
ソルフェージュを実践すると・・・。
- 音符を読んだり書いたりできるようになります。
- リズム感、拍子感が身に付くようになります。
- 音を聴き取る力がつきます。(聴音力)
- 正しい音程でうたえるようになります。(音感)
楽器がかなり弾けるようになってから途中で伸び悩む人の中には、ソルフェージュを理解しないで弾いている割合がとても高いです。
例えば・・・。
- 長い間ピアノを習っていたのに、やめた途端に弾けなくなっちゃった…。
- ピアノを習っているけど、楽譜が読めず今勉強している曲しか弾けないのだけど…。
- 曲の最初からは弾けるけれども、途中からは弾けない・・・。
- とても良く弾けるのにテンポがだんだん速くなってしまう・・・。
- アンサンブルをやるとうまく合わない、自分がどこで入っていいのかわからない・・・。
ソルフェージュを身に付けずに楽器演奏の技術のみが先行してしまうと、あとで一からソルフェージュを学ぶことは本人にとって想像以上に高いハードルになってしまいます。
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