今年は異常気象。前回のおはなし
春があっついらしい。
あったかいのはやっぱうれしい。
寒いのが苦手な俺にとってはあったかいというのは天上の快楽に等しい。
とはいうもののあったかいってのもいい事ばかりじゃないみたい。
あったかい→雪が降らない→雪解け水が少ない→水不足。
なんかこういう単純明快な問題にぶち当たると言うわけ。
雨はヤだけど水不足はもっとイヤ。
梅雨時に盛大雨降ってもらわんの。
それはそうと今回のタイトルは「桜狩り」。
「紅葉狩り」はよく聞くけど「桜狩り」ってなんじゃい?
な〜んて思ってる人がけっこういそうな感じ。
実は「紅葉狩り」って言葉は平安時代からある古い言葉。
皇族とか公家のお出かけのスタイルは「狩衣」(かりぎぬ)。
もちろん狩衣はホントの狩りの時に着るスタイルなんだけど、
それだけじゃなくって公家のアウトドア的装束が「狩衣」だったみたいなのだ。
というわけで紅葉を見に野に出かける時も当然狩衣なわけ。
だから別に「狩り」をするわけに出るわけじゃないけど「狩る」という表現を使う。
というわけで「紅葉狩り」なる言葉が生まれたわけ。
ちなみに狩衣ってのがどんなんか知りたかったら百人一首を見ればすぐわかると思うよ。
「紅葉狩り」のほかにも「桜狩り」とか「蛍狩り」なんて言葉もあるのだ。
けど、今も残ってる言葉は「紅葉狩り」だけ。
不思議だね〜。
それはさておき「桜狩り」。
あえて「花見」という言葉を使わずに「桜狩り」。
俺の中では桜の木の下でどんちゃん騒ぐ「花見」とは一線を画して考える。
騒ぎたいがために桜を見るのではなく桜そのもののカタチを見る。
ビニールシートを引いて桜の呼吸を妨げるのではなくただ地面に腰掛る。
がやがやと騒ぐ人の声を聞くのではなく風に乗って落ちる花弁の音を聞く。
コップで日本酒を飲むのではなく猪口かぐい呑みで日本酒を飲み桜酒を歓ぶ。
散らばるゴミを憂うのでは無くそれを含めた桜の風景を楽しむ。
そう!それは風流的思考!
ま、ゴミの散らばるようなところに桜狩りには行かないけどさ。
というわけで桜が咲いたらひなこを連れて桜狩りに行こうと思ってる。
23年も同じ所、しかも田舎に住んでたら地元人しか知らない穴場も幾つか知ってる。
自分と犬しかいないしかも見事な桜がある空間。
それだけで何にも勝る時間を得る事が出来るというわけ。
でもずっと1人じゃ寂しいから誰か誘っての桜狩りもいいかもね。
行くのは三井寺。
3,4年前に行ったけどあそこの桜、特に夜桜は最高。
暇な人は俺と風流的空間と時間を共有しません?