| 幽霊の正体見たり枯れ尾花 |
9/4/04 |
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何回か書いたような気がするが諸事情により実家と今の家と行き来して過ごしている。
実家は京都市の西のはずれでいい感じに田畑や竹やぶが広がっている。
郊外と田舎のちょうど間くらいの感じ。
そんなところにある実家の1階でいつも寝ている。
窓の外は家の自家菜園。
家の畑自体はそれほど広くは無いけどその向こうもそのまた向こうも畑か田圃だ。
暴走族よりもカエルの方がうるさい。
そんな裏の畑で夜になるとカサッカサッという忍び足で歩いてるような音が聞こえた。
それも8月に入った頃から毎日・・・
“素破!幽霊か?”と思ってみた。
でも特にイヤな感じはしないからほうっておく。
ただ何かの気配はする。
気配といっても俺は特に感覚が優れてるわけじゃあない。
何かの気配がしてもそれが人間か動物か虫かも分からない。
裏の畑にいるのはなにか?
なんていわれてもカエルもいればヘビもいればイタチもいれば虫たちもいる。
はっきり言って気配が無い方がおかしい。
それに俺は幽霊の気配が分かるような人でもない。
ということでしばらくほっておいたがやっぱり音がする。
その音の正体は何なのか?
結論から言えば正体は“キウイの葉”。
俺の部屋の窓のすぐ外にはかなり大きいキウイの棚がある。
そのキウイの枯れ葉が風で落ち、下の枯れ葉に触る音。
それがカサッカサッという音の正体だった。
今年の夏はご存知のように毎日猛暑。
それで枯れてしまう葉が多かった。
おまけにキウイの葉は人の手くらいの大きさがある。
それであんな音が鳴ったんだな。
“幽霊の正体見たり枯れ尾花”ならぬ“幽霊の正体見たり枯れ落葉”。
幽霊というか不思議に思うことって結局こんなもんなんだよな。
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