鮎釣りおぼえがき
鮎釣りの仕掛
(c)2003-2009, ABA, Lab. Sci. Rural Life, Kobe, Japan. (田園科学室)

鮎釣りおぼえがき  鮎釣りの仕掛

はじめに
 筆者(蚤聖爺そうせいじい=ABA)の使っている仕掛について述べます。多くの人の仕掛に比べて「やや太糸の仕掛」と言えます。
 通常は金属系の水中糸は使わずに釣っています。
 水中糸は、初期にはナイロン0.25号、鮎が成長してくるとフロロカーボン1.75号かナイロン3号、夏の終わりにはフロロカーボン0.3号かナイロン0.4号を使っています。
 しかし、8月に入って以後の高知・仁淀川下流の釣りでは水中糸に複合メタルを使います。水深があり流れも早い(押しが強い)うえ、とんでもない力を発揮する元気な鮎が掛かることがあるからです。
 水中糸の長さは水況(川の様子)によって増減させますが、基準にしている長さはナイロンやフロロカーボンでは4.5m、複合メタルでは2.5mです。
 また、手尻は天上糸で調節、通常は30cmかそれ以下としています。
 以下に筆者の、
  図1:ナイロンやフロロカーボンの水中糸を使う場合の仕掛図、
  図2:金属系の糸を使う場合の仕掛図、
  図3:仕掛糸周りの詳細図
 を示します。
謝辞:
 なお、「(3)仕掛糸回り詳細図」にある仕掛は、徳島県の「稲妻さん(HN)」が提唱されている「稲妻(仕掛)」を手本に自作しているものです。平素からいただいているご助言・ご指導とも合わせて、厚く御礼申し上げます。なお、稲妻さんのHPとは相互リンクしていただいていますので、リンクページからアクセスして下さい。
図1:ナイロンやフロロカーボンの水中糸を使う場合の仕掛図

仕掛図1

図2:金属系の糸を使う場合

仕掛図2

図3:仕掛糸周りの詳細図
 徳島県・稲妻さん(HN)の「稲妻(仕掛)」を手本に自作している仕掛です。遊動仕掛けにしています。

仕掛図3

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