琵琶湖一周走行イベント 2004/07/11 Sun

〜GS250FWで300km〜

 

 

待ちに待った、琵琶湖一周走行会なんですが、天候は集合場所に集まった時点で曇り。

 

店長:「それでは、ライダーズミーティングを行いたいと思います。こちらの方へお集まりください!」

 

4年前振りに店長の集合の言葉を聞くと共に、4年振りの舞子浜…。

前と違うことといえば、たくみくんとAくん(自転車乗りの友のはず!(笑))がいないこと、参加人数が少ないこと、そして自分が250ccの原動機の付いた二輪車にまたがって出発の時を待っていることだけ。

それ以外は何も変わっていませんでした。

舞子浜水浴場の雰囲気は以前と同じ。朝7:30に泳ぎに来る人はそんなにいません。

 

時間が経つと、顔馴染みのライダーから初対面のライダーと、この走行会に参加する人が続々と来られます。

ロードに乗らせたらめちゃんこ速い、バスの運転士さん。実はこの人の実家が、僕の自宅から通りを一つ挟んだ所にあると言うのは有名な話。

そして、この人に離婚の危機が迫っているのはもっと有名な話。(ウソです!すいません!申し訳ありません!)

この人の事を「Mさん」としましょう。

 

Mさん:「おっ?今年は参加するんや〜!チャリは?」

まさし:「チャリ?無いですよ?だってこいつありますもん♪」

Mさん:「何!?バイク!?邪道やぞ〜!よ〜し荷物持ちさせるからなぁ〜〜!」

まさし:「途中で荷物落ちてもいいんですか??(笑)」

Mさん:「こんなへなちょこバイクに負けへんぞ〜!15分引き離してやるぅ!」

まさし:「へなちょことは失礼な!ちゃんと動きますって!それに僕が平均60kmで走れば絶対勝てるでしょうね♪」

 

そうこうするうちに、なんと小学校の時の先生が愛車のロードスターで現れたではないですか!

まさし:「あれ?H先生ですよね?まさか琵琶湖やりはるんですか?」

H先生:「おー!久しぶりー!やるよ〜!その前にこれ飲んどかないとね!」

 

アリナミンVを飲み干す先生。

今年で2回目だそうですが、僕がこの場でお会いするのは初めてのこと。

いつのまにか、色んな人がクラフトの仲間となっていきます。ん〜いいねぇ〜クラフトって!

 

日焼け止めを男らしく乱雑に塗った後、ヘルメットのシールドをミラーに変えて、さらにサングラスをかけて出発準備は万全!

…なんでカップヌードル食うとんねん!

店長:「朝飯朝飯〜♪君も買うてきて食べるかぁ〜?」

まさし:「いや、食べないですけども…。あ!ビールや!店長朝からビールとか…。いや、その前に飲酒や!」

店長:「何言うてんねや〜。これはオレのガソリンやないかぁ〜。」

 

いつも山で走るときにもおなじみの顔。レギュラーメンバーの一人なんですが、Sさんという方がおられまして、この方はものすごい人なんです。

とにかく、普通にすごいです(笑)

 

Sさん:「おっ?今日はバイクかぁ〜!このバイク結構古いんちゃうの?」

まさし:「えぇ。20年前のですね〜。まだまだ元気ですよ☆彡」

Sさん:「多分学生時分に見かけてたバイクやなぁ〜。今日はこれで?」

まさし:「そうです!まぁどっかの誰かさんを引っ張らないといけないんですけどねぇ〜。」

Sさん:「店長か?」

まさし:「はい…。まぁ途中で逃げますけどね(笑)」

店長:「君はオレのターボチャージャーやねんからな!しっかり頼むで!」

Mさん:「うわぁ!思いっきり邪道や!」

 

出発時刻…。

フラッグが振られ、皆さん一斉に漕ぎ出して行きます。

が、店長は残りのビールを飲み干します。

 

その後、バイクのグラブレールに捕まっている店長を引っ張ります。

※引っ張ったり、押したりすること、自転車でも飲酒することは列記とした道路交通法違反です。マネはなさらないでください。

 

5kmほど走りましたでしょうか?

参加者の一人が滑ってこけられた模様です。

フロントホイールが90度直角に曲がっていました。が、超ミラクル的な事に、ライダーは完全無傷です。

よかったですね!

 

店長はコンビニで休憩すると言ったので、店長をコンビニで引き離して80km/hくらいで巡航します。

ちなみに、50km/h制限です(爆)

と、僕の横に何かがいる感じがしました。

ゼブラゾーンを100km/h以上で走ってくるエスティマ。前方に出たところ、左ウインカーを出して本線へ。

まさし:「ええかげんにせぇ〜よ〜!まじめに左ウインカー出しゃぁええってもんちゃうぞ!?」

エスティマの後ろをぴったりつけて走行。と、前方のクルマをもゼブラ追い越しで交わしてしまうこの大バカ者。

もうほっときました。

 

さて、そうこうしているうちに雨が思いっきり降ってきました。

レインコートは持っているものの、着用が困難な状況。ですが、もう上半身もヤバそうだったので、脇にバイクを止めて上だけ着用。

と、滋賀県警のPCがこちらを怪しそうに見てきます。僕は露出狂じゃ無いですよ(笑)

さて、一旦店長を迎えに戻り、再び引っ張っていきますが早くもマキノへ着いてしまいました。

 

店長:「はっはっはっはっは!!素晴らしい!!もうマキノや!!!はっはっは!」

まさし:「う、うん。マキノやなぁ。」

 

サニービーチで写真を撮りたかったのですが、ちょいやっかいだったので自分とバイクを店長に撮って貰いました。

メット着用してると、なんとも短足に見えてダサイです。ちなみに元々長足じゃないんですけどね(笑)

 

キレイな琵琶湖の景色!ヤバイですね!

坂道を店長を引っ張り牽引します。FWもさぞかし重たそうな音を立てています。

トンネル区間に入り、店長のGO!が出たのでここで店長とはサヨナラです。

一人独走状態が続きます。

 

まさし:「このトンネル。TREKで来た時はトラックに威嚇されて怖かったなぁ〜。脇に歩道ができてまだマシにはなったけどな。」

 

そろそろ木之本に着く頃。

思い出の木之本駅に立ち寄ります。

電車で、いや、汽車で来た木之本はもっと遠く感じました。

6年ぶりの木ノ本駅…。何も変わっていませんでした。

と、683系2000番台「しらさぎ」が頑張れと言わんばかりに通過。

 

木之本を去り、8号線へ。

そこから道を折れて湖岸道路を走るのですが、なんとものどかな雰囲気…。

これぞツーリングの醍醐味!気持ちいいね!ヤバイ!

が、クルマの列で後ろのほうにいたトラックに、ありえない速度で追い越され頭の中が?でいっぱいになりました。

ず〜っとそのトラックの後をつけていると、こいつがまた頭にくるやつで、右折しないのに右折レーンに入り、そこから先頭へ入り込むという不愉快なやつ。殺気が沸きましたね。こうゆうやつを見てると腹がたちます。

 

その後、気持ちよくバイクで流していると、対抗からもライダーが…。

軽く会釈すると、相手方も片手を上げて返してくれました。

 

まさし:「うぉぉぉぉぉぉーーーー!!!最高!!!!めっちゃ感じええやん!!!!ヤッバー!!」

 

なんとも気持ちの良いライダー同士の一瞬のコミュニケーション。

知らない相手同士でも、仲間意識を持つことってこんなに素晴らしいことなんですね。

その後も数台のライダーと挨拶を交わし、湖岸道路を抜けていきます。

先行のイベント参加ライダー達が見えてきました。

まず、Sさんです。

軽く頭を下げて、追い越します。

その後、Mさんも追い越しましたし、自分より先にはもう参加メンバーはいなさそうです。

 

琵琶湖を横目にイヤホンからはCHEMISTRYの「mirage in blue」が流れてきます。

いい感じです。琵琶湖とCHEMISTRY!悪くない!

と、ず〜っと同じような道を走っていると、早くも「琵琶湖大橋」が見えてまいりました。

「でもまだ先頭集団おらんしなぁ〜」と、一旦コンビニに寄って食物を調達します♪

びっくりしたのが、コンビニの店員が全員金髪の女…。思わず「うわっケバッ!あ、でもこっちはマシか…。」(爆)

いやいやいや(^_^.)僕だって男ですからねぇ。

 

おにぎり3個を買って、近くの湖沿いの公園にバイクを止めて、FWと釣り人などを眺めながらほおばります。

キレイに琵琶湖大橋が見えています☆しっかし琵琶湖大橋も遠目で見るとかなりいびつな形をしています。

船が通るからなんでしょうか…。真ん中がもわぁ〜っと盛り上がっています。自転車であれを登るのはきつかったですね!

しかも有料ですから(爆)

そんなことを考えていると、なにやらお下品な音が聞こえてきます。

「ドロロロロロロロロー!」

「出た出た。またこの暑いのによーこんな事やってんで。っちゅーかもっとキレイに走れよなぁ〜。」

走ってきたのは50台以上ものマジェスティー集団!ノーマルは一人もいない…。

あと、推定25歳未満の若者ばっかり。

後から気づいたのですが、ちっさなコンビニの駐車場に先頭集団がいて、総勢100台くらいになってました。

「別の集合場所考えろよ」とちょっとイヤな思いしましたが。

 

と!Sさんが早くも琵琶湖大橋を渡ろうとしています!

「よっしゃ!オレも行こう!」と3速にシフトダウン♪心地良いマルチサウンドと共に料金所へ…。

「しまった!小銭用意してなかったわ!えっとえっと。150円??」

バイクって料金所なんかで結構苦労しますね(T_T)事前に小銭を用意しておかないと、後続の車がどんどん詰まってきますからね…。

橋を渡るときだったでしょうか…。

「ん?なんやこのトルクの谷は…。」

4000回転辺りで、急に加速が衰えます。「ひょっとしてプラグがもうお疲れさんかな?」

そんなこんなで、フルスロットルで坂を上り、惰性で下りました。

橋を渡りきったら右折して、161号線に戻ってきます。これから先は早朝に通った道とまったく一緒です。

Sさんもだいぶ速いスピードでラストスパートに入っています。

追い越した後は60km/h巡航です。信号停車も少なく、すぐに舞子浜に。

一気に疲れが上がってきたので、セブンイレブンで休憩♪

お茶だけ買って、ちぃと一休みします。

…っとぉ!もうSさん到着!は、速い(>_<)

速攻駐車場に向かいます!と、先に到着するはずだった方は琵琶湖大橋を左折して、自走で大阪まで帰られたそうです。

男前ですね。自走で滋賀→高槻!…一生の内一回も挑戦しない事でしょう!(おい!)

その後、Mさん到着!

Mさん:「くっそぉ〜!このへなちょこバイクに負けたぁ!」

まさし:「へなちょこちゃうから負けたんですよ〜。これでも何回か逆走してるんっすよ?」

Mさん:「マジで?悔しいなぁ〜。」

まさし:「だって僕がMさん抜かしたのは長浜辺りですよ?そっから湖岸道路通って行ってってだいぶ距離もありますしね!」

Mさん:「じゃぁ今度バイクで勝負しよっか?」

まさし:「Mさんはスクーターしか持ってないじゃないですか…。」

Mさん:「オフロードでやで?」

まさし:「勘弁してくださいって(笑)」

 

その後、去年の日記でも出てこられましたが、Nさん到着!

Nさん:「しんどかったぁ!見てこれ。こけてん。」

まさし:「うわ。どこでですか?」

Nさん:「序盤の方やってんけど、ちょっと悪い道通ったらそのまま足抜けへんくなってそのままがしゃん!ってこけたわぁ」

まさし:「痛そうですねぇ〜。大丈夫っすか?」

Nさん:「まぁなんとかね(笑)店長は?」

まさし:「木之本の手前で置いてきました(笑)あっこまでずっと引っ張ってたんですよ?」

Nさん:「あ!店長が言うとった秘密兵器ってそれか!くっそぉめっちゃずるいやんか!」

まさし:「でしょ!?もうチャリ屋の店長ちゃいますよね!(爆)」

Nさん:「そらだいぶ楽しとんなぁ〜…。」

Mさん:「あのさぁ〜54分の電車あるねんけど、一緒に帰る〜?」

Sさん:「もうちょい休憩しますわぁ〜」

Nさん:「オレももうちょい休憩しよかな。」

Mさん:「そうかぁ〜。ほいじゃぁお先ぃ〜」

まさし:「ほんじゃぁ僕もガソリン入れて帰ります…。バイクって言っても結構疲れますね(笑)」

Nさん:「そやろなぁ。ヘルメットん中暑いしなぁ。うん。お疲れぇ〜」

まさし:「お疲れ様です〜」

 

その後、ガソリンを入れて再び161号を通って、大津ICから名神に乗って帰りましたとさ♪

実に1日で300km以上走行しました。総走行距離は76000kmに達しました!77777kmが楽しみです☆彡

 

 

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