第7話、勝又先生が弘二と操に諭していたシーンです。普段エッチなことしか言わない印象がある勝又先生ですが、実はしっかりとした考え持っていることが随所に伺えます。このシーンは特にマジ過ぎるほどの受け答えで、操もつい感情的に反論してしまったんだと思いますが、自分たちふたりのことに触れられると何も返す言葉が無かったようです。勝又先生のセリフが印象深い何とも言えない良いシーンですね。
弘二 「恋愛というものは、ああいうものなんですかねぇ?」
勝又 「ん?」
操 「あの二人みたいな愛情もあるんですね。」
勝又 「ああ、あいつらは今確かに愛し合ってる。しかし、お互いにまだ高校
生だ。あの若い芽が大人に成長して、本物の愛情の花を咲かせるか
どうか・・・、そいつはわからんなあ。」
操 「そんなことありませんわ! あの二人だったら絶対大丈夫です。
勝又 「ほーお、いやに肩を持つじゃないか。じゃあ、お前達はどうなんだ!」
弘二 「・・・・・」
操 「・・・・・」
勝又 「絶交なんて意地を張るな。海を見てみろ。この海のように、もっと大ら
かに付き合えばいいじゃないか。」