稲村ガ崎(東側)
第3話
、丹下が操を呼び出して剣道部員が白紙答案を出した理由を話していたのはここですね。
第6話
、弘二の提案で剣道部員が断食を決断したのもここですね。
第12話
、平井が丹下を呼び出して小林を諦めるよう話していました。二人ともストレートなものの言い方で、丹下はこの後どうするんだろうとちょっと心配させられますが、
「小動神社」
でとった彼女の行動は実に見事なものでした。熟慮の末、平井のアドバイスを聞き入れたんですね。
丹下 「何よ、一体? あなたと会ってる暇ないのよ、私。」
平井 「話があるんだ。小林を追いかけるの止めるんだよ。」
丹下 「まだそんなこと言ってんの? いい加減にしてよ。無理にあなたの方に向けようとしても、
人間の感情だけは駄目なのよ。」
平井 「そんなことは分かってるよ。」
丹下 「だったら余計なお節介やめて頂戴。」
平井 「君を見てると忍びないんでね。思い切って言ったほうが君のためだと思うから言うんだ。」
丹下 「どういうことよ、それ!」
平井 「小林は昨日、映画の切符を1枚俺によこした。君が観た映画だよ。でも俺は断った。だから
小林が行ったんだ。」
丹下 「そんな・・・」
平井 「あいつが好きなのは、吉川操だ! 俺は君のこと諦めてる。でも二人は俺と君を結び付け
ようと一生懸命なんだ。二人は表面喧嘩してても、気持ちはぴったり合ってる。君の入り込
む余地は無いんだよ。」
丹下 「言いたいのはそれだけ?」
平井 「あと俺たちにすることがあるとすれば、二人を結び付けてやることだけだよ。」
丹下 「平井君、随分思い切ったこと言ってくれたわね。でも、私、このままじゃ引き下がらないわ
よ。」
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