チョッパー
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チョッパー 

 東アフリカのタンザニア北部にあり,リーキーらが調査したオルドバイOlduvai遺跡を標式とする世界最古の旧石器文化は、オルドバイ文化と呼ばれる。その担い手はアウストラロピテクスで,この文化は東アフリカに始まり,中央アフリカを除くアフリカ全土および西アジアにひろがる。主体となる石器は円礫もしくは角礫の一端を打ち欠いて刃をつけ,ものをたたき切ったりつぶしたりするのに用いたチョッパーであるが,その他,肉を切ったりものを削ったりするスクレーパーをはじめ,数種類の石器があり,すでに用途によって形態が分化していた。(「世界大百科事典 第2版」から)



エチオピア出土ののチョッパー(約170万年前)      Wikipedia」から

オルドヴァイ渓谷出土のチョッパー約260万年前~約170万年前)
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チョッパーのイラスト                                                     「Wikipedia」から

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