Fromation Flying
・敵機低位の場合
編隊空戦術の基本は、相手に余裕を与えない連続攻撃を仕掛ける事にあります。理想的な攻撃は、隊長機が敵機に攻撃を
仕掛けた後、間髪入れず列機が回避行動中の相手に攻撃を仕掛ける事です。但しロッテ(2機)でこのパターンを行う場合、
2機共に高度な射撃スキルとコンビネーションが要求されます。下手に行うと1機で攻撃を仕掛けている形になり、
相手から見れば大して脅威にはなりません。そこで、慣れるまでは隊長機が攻撃を仕掛けている間、僚機はそれをカバーする
ようにします。シュヴァルムの場合は、1つのロッテが攻撃を仕掛けている間はもう片方がカバーに入るようにします。
・敵機同位の場合
敵機との同位戦では、ロッテを解いて(シュヴァルムはロッテ単位に分けて)散開し、僚機と協力して敵機を挟み込む機動を
取る様に心掛けます。編隊空戦を優位に進める上で重要な事は片方が敵機の注意を引いてもう片方が攻撃を仕掛ける事です。
わざと囮になる場合は、危機的状況に陥らない範囲で敵機を誘導し僚機が攻撃しやすい状況を作り出します。この挟み撃ち戦法は
ドイツ機のような旋回性能は劣るが高速な機体で、旋回性能は優るが低速の機体を相手にするのに最も合理的な戦術といえます。
特に複数が入り乱れての乱戦状態では、高速を保った一撃離脱を軸にして戦った方が有利です。
・敵機高位の場合
基本的な動き方は同位戦と同じです。敵機が襲撃してきたら散開して片方が注意を引く間、片方が高度を稼いで援護に回ります。
引きつけ役は回避に専念し、敵機の高度を引き下げる様に動きます。但し劣位状態からの戦闘開始となる為、戦局が不利になり始めたら
おとなしく戦線を離脱しましょう。
総括:
優勢、劣勢に関係なく、空戦中は自機と僚機の位置関係を把握してお互いの背後を警戒します。
常に僚機の援護が期待できる範囲で行動しましょう。
自機が撃墜されると残された僚機はそう遠くない内に劣勢に立たされます。
編隊空戦においてロッテは運命共同体だということを常に忘れない様にしましょう。