ドラマ感想文
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第一回公演

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第九回公演

総合評価


下北サンデーズ

木曜21時よりテレビ朝日系列にて放送
スタッフ

原 作
脚 本
主題歌

プロデュース
演 出

・・・石田衣良
・・・河原雅彦ほか
・・・「下北以上 原宿未満」
藤井フミヤ
・・・
・・・堤 幸彦

キャスト

里中ゆいか
あくたがわ翼
江本亜希子
八神誠一
伊達千恵美
田所双葉
キャンディ吉田
サンボ現
里中富美男
代沢ニ朗
下馬伸朗

・・・上戸 彩
・・・佐々木蔵之介
・・・山口紗弥加
・・・石垣佑磨
・・・佐田真由美
・・・高部あい
・・・大島美幸
・・・竹山隆範
・・・北村総一朗
・・・藤井フミヤ
・・・古田新太
ほか

第一回公演

脚本・河原雅彦   プロデュース・桑田 潔・市山竜次    演出・堤 幸彦

今クールのドラマですごーく楽しみにしてた作品の一つがコレ。 まずストーリー云々よりも小さなネタがそこらじゅうにあってそれを 拾うのに精一杯だった。 何度巻き戻し&スロー再生したことか。 中でも大変だったのがラーメン屋のメニュー。 「もやしてほしい 550」「メンダメンダ 500」「日曜日よりのシオ 550」 「餃子ゾンビ(ロシアンルーレット) 350」「脳天津 550」・・・ 挙げ出したらキリないくらい。よくあれだけ考えられたなあ。 「渚のハイカラ人情」は20代以下にはわからないかな? 毎回そんなにネタが仕込まれてたら物語がそっちのけになりそうだ(笑)。 上戸 彩は今回も好きなキャラ。 頭がよくて理数系で笑いの偏差値も高い女の子。 確かに千葉大学でのサンデーズのパフォーマンスはおもしろかった。 たぶんこれまで型にはまった優等生的な生き方をしてた ゆいかにとって、 あの型破りな笑いはすごく刺激的だったのだろう。 劇場でのサンデーズの芝居がダイジェストだったのは残念だったけど。 今回はカンニングの竹山と森三中の大島美幸の2人の演技?がよかった。 佐田真由美と山口紗弥加はこれまでに見た事ない役柄だし、新しい 一面が見れるのが楽しみだ。 次回はいよいよゆいかの断髪シーン。 それから始まる極貧生活も楽しみだ。 ・・・ハードディスク残量不足のため、たったの7分で録画が終了 してました・・・。 とっても読みにくい公式HPであらすじを読んだけど、 めちゃくちゃおもしろそう。 ああ観たかった・・・。 悲しい・・・。はあ・・・。 脚本・三浦有為子・河原雅彦  プロデュース・桑田 潔・市川竜次   演出・丸毛典子

今回は演出が堤 幸彦氏じゃなかった。 そうとわかってたら、看板やポスター一つ一つを目を皿のように してチェックする必要もなかったのに(笑)。 佐田真由美は他のドラマで綺麗な役をやってる時はキレイだとは 思わなかったけど、こうしてちょっと崩れたような役をしてると 逆にすごくキレイに見える。 これからはモテない役とかコミカルな役をもっとしてほしいな。 佐々木蔵之介もこのドラマのような役が好きかも。 関西出身って設定で関西弁でしゃべってくれたらもっとおもしろい のになあ。 今回の眠眠亭はおもしろかった。 よくあれだけ「TRAIN-TRAIN」をうまくアレンジできたなあ。 ゆいかがそこでバイトを 始めたから、これから毎回いろんなロックなネタを楽しめそうで嬉しい。 ゆいか千恵美のキャバクラ でのシーンはちょっと長くて途中飽きてしまった。 あれだけゆいかに 冷たかった千恵美 がニコニコしてカラオケ一緒に歌ってたのはワケわからなかったけど、 千恵美は苦労人 なんだなーとか、舞台への情熱とか、そういうのはよくわかった。 次回は駅前劇場での公演かな。 上京してきたおじいちゃん・富美男が何かおもしろい事をしてくれそうで 楽しみだ。 脚本・三浦有為子・河原雅彦  プロデュース・桑田 潔・市川竜次   演出・丸毛典子

これで三話連続10%未満。ヤバイなー短縮の可能性もアリだなー。 おもしろくないわけではないんだけど。 回を追うごとに下北サンデーズが有名になっていって、ゆいかは演技がうまくなって、 最終的には名実ともに立派な一劇団員になるっていうのが全体の流れだ と思うんだけど、サンデーズの芝居がいつもダイジェストだから 客に受けようがいい評価を得ようが、いまいちピンとこない。 15分くらいでいいから、視聴者も観客になった気分で毎回サンデーズ の芝居が観れたらいいのになあ。 そこまでネタ繰るのは大変過ぎるのかな。 今回はサンボのために サンデーズが一芝居うつ話。 今回の話では劇団員の絆の強さをすごく感じた。 家族も同然という存在があるのっていいなと思った。 ところで演出はいつまた堤 幸彦氏がやるのだろう? 堤氏の演出の回をまだ一回しか観てない。 これっきりって事ないよね?? 脚本・中津留章仁・河原雅彦  プロデュース・桑田 潔・市川竜次   演出・堤 幸彦

久々の堤演出だというのに今週もまた一桁視聴率。 でもまあ今回の内容では仕方ないのかも。 第1話のように堤氏が豪腕を振るったというよりは今回はちょっと 堤氏がかんでみました、みたいな感じ。 ちょこちょこおもしろい演出はあったんだけど、物足りなかった。 低空飛行の原因はやっぱりストーリーのおもしろくなさかなあ。 弱小劇団の仲間同士の絆や夢に一途に向かう強い意志・迷いなんかを 描いたドラマっていう風に観ればちゃんと作ってあるなという気が するんだけど、それだけじゃつまらない。 せっかく芸達者なキャスティングなんだから、演出だけじゃなく 脚本にもっとコミカルさがほしいなと思う。 キャンディと 工事現場の社長(蛭子能収)とのやり取りはよかった。 夢を理解し支え見守ってくれる人がいるなんて、それだけで幸せな 事だと思う。 社長の言葉を引用して、8年間も目が出ないまま芝居一筋にやって きた愚かさを持つキャンディ にはそれだけで十分な才能がある、というゆいかの説得もよかった。 「才能とは99%の努力と1%の可能性である。努力とは99%の継続と 1%の夢である。継続とは99%の愛情と1%の迷いである。愛情とは 99%の愚かさと1%の希望である。」素敵な言葉だな。 脚本・西永貴文・河原雅彦  プロデュース・桑田 潔・市川竜次   演出・堤 幸彦

もはや視聴率は一桁で安定してきてしまった。 ドラマの視聴率についてのあるブログには、このドラマは一部のマニア が観てるようだと書いてあった。マニアか・・・(笑)。 今回は前半はおもしろかった。 何の前触れもなくなぜ サンボ玲子が?? とは思ったけど、微笑ましい2人だったのでOK。 全部逆の事を言うからって前置きして正直な気持ちを伝えるなんて、 すごくカワイイ。ここだけ月9っぽかった! ちょっとマネしてみたいなあ〜(笑)。 それからゆいかのブルマ コンテストをきっかけに下北サンデーズが注目されてきたのも何だか ワクワクしてよかった。 でも劇団が大きくなれば、甘い言葉で近づいて利用しようとする人も出てくる。 目指してた場所のはずなのにいたどり着いてみると本当にこれでよかったのかな って思ったりもする。 どの世界でもいろいろ難しい事があるんだなあ。 後半、というか最後のみんなで土下座するあたりはイマイチだった。 主役だからなんだろうけどみんなゆいかを持ち上げ過ぎだし、何もそこまでして富美男に認めてもらわなくてもいいのになんて 思った。 さわやかにキレイにまとめようとするから、いつも最後のとこでテンポが 悪くなっておもしろくなくなるんだよなー。 今回の堤演出はちょこちょこ笑わせてもらえてよかった。 ラーメン屋の店長?は芸達者な人だなあ。「海猿」に出てた時は まさかあんなにおもしろい人だとは思わなかった。 富美男の不思議な 刺青は、痛くて竜の目しか入れられなかったからだなんて面白すぎ! それから牛小屋で歌う藤井フミヤ。 あれそうとう臭かっただろうなあ。 あんな場所で歌えるフミヤ、さすがだ。 さて次回は大手事務所との契約云々の続きから。 サンデーズのメンバーには、目先の利益に惑わされずに純粋なものだけを 大切に持ち続けていてほしいな。 脚本・三浦有為子・河原雅彦  プロデュース・桑田 潔・市川竜次   演出・木村ひさし

今回は1話完結ではなくいいところで終わっていた。 毎回こういう終わり方なら次も観たい!って気になって少しは視聴率 上がるかもなあ。 今回は、サンデーズが有名になるにつれ個人の活動が増え、また、 プレッシャーで脚本が書けなくなった座長が求心力を失って、みんなの 心がバラバラになってしまうという話。 まあよくあるっちゃよくある話かな。 そこに劇団内での恋愛もからんでさらに事態が複雑になってしまった 感じ。 とにかく「売れる」のを目標に突き進む事には誰もが抵抗を感じてるん だけど、それを割り切れる人間と割り切ることができない人間がいるんだな。 年齢も経済状況も違うメンバーの集まりなんだから、どっちが正しい とは言えないのが難しいところ。 流れ的にはゆいか の正論が最終的に通るんだろうけど、今いるメンバーにこだわり過ぎるのは どうかなと思う。 メンバーの入れ換えは珍しいことではないし、ゆいかが入団した時にたまたまああいうメンバー だったってだけだろうから、誰が抜けようとも残ったメンバーで精一杯 やる事を考えるのが大切なのでは?と思った。 今回はわりとシリアスなシーンが多かったけど、そんな中脚本が書けない の自分への言い訳 がとてもおもしろかった。 さて次回は八神がエライこと になってしまった続きから。 何であんなことまでする必要があるんだろうって思うけど、とにかく 続きが早く観たい。 脚本・三浦有為子・河原雅彦  プロデュース・桑田 潔・市川竜次   演出・木村ひさし

やはりというか、ついに短縮が決定。早くも次が最終回・・・。 今回は八神の自殺未遂の 続きから。急にヘビーな感じになってしまって、一人の劇団員に こんなことさせる必要があるのだろうかと思った。 あのあまりにも極端な八神 の継母と義妹が出てきたときにはチャンネルを変えようかと思った。 もしあと2話あれば八神が追い詰められる過程 をもっと丁寧に描いて、あんな形じゃなく失踪とか何か心の病気とか 違った形にできた気がする。短い時間で、他のメンバーの目を覚まさせて 結束を固めるために、ものすごくインパクトのある事件を起こさせたような 感じだ。あと亜希子が 誰よりも八神を心配していた という部分も、本当なら何かのエピソードや秘話的なものでこの2人の つながりを描く予定だったんじゃないのかなあ。 普段クールでドライな亜希子が、 八神に役が与えられたこと を知って目を潤ませていたシーンはちょっとジーンときただけに残念だ。 サンデーズがゆいかの実家の 旅館で合宿をし、ゆいか の母・花(木野 花)の動物研究?が脚本のヒントになったという ところはとてもよかった。こういう流れだったのかと納得した。 全員が猿になりきるというところは、やはりああいう場面では佐々木 蔵之介が一番うまかった。 脚本の内容もいつもより詳しく説明されていたし、芝居もいつもより 長めに観れてよかったと思う。 さて次回は最終回。予告では ゆいかが泣いてばっかりだったような。 もはやあまり期待はできないけど、最後まで見届けましょうか。 脚本・河原雅彦   プロデュース・桑田 潔・市山竜次    演出・堤 幸彦

今クールいちばん期待してたといってもいいドラマが低視聴率で短縮とは・・・。 今回はゆいかが劇団を去る 話。ゆいかのことを思って 劇団員はわざと冷たく突き放すようなことを言い、それに気がつかずに ゆいかは渋々ドラマの世界へ 、というとってもわかりやすくてベタな展開だった。 あの連ドラの現場はひどかったな〜「短縮だからってテキトーに撮って くれるなよ」っていう脚本家の牽制の意味もこもってるのかな(笑)。 まあそんなこんなでゆいか が戻ってきてめでたしめでたしという感じ。 最後の宿命と運命云々の話は、少し前にある本に同じようなことが 書いてあったような。カワハラーもエハラーだったんだ、ってわかる人しか わからないこと書いてしまってスミマセン。 藤井フミヤはたぶんドラマ始まって以来初めてのセリフ。 ケンカ別れしたバンドのメンバーと仲直りするシーンは、どんな気持ちで 演じてたんだろうなあ・・・。




〜勝手に総合評価

脚本  音楽  キャスティング

脚本は、おもしろくないわけではなかったけどネタが少なすぎた。 伏線張りすぎて回収できなくなるのはもっとダメだけど、劇団のこと 以外にも何かあればよかったのになあ。例えば恋愛とか。 メンバーひとりひとりをもっとよく知りたかった気がする。 高部あいとかジャニーズJr.の藤ヶ谷太輔は完璧にその他大勢って 感じだったのはもったいなかった。 ゆいかの「不感症で無感動 で笑うことを忘れてた」という人物像も全くイメージがわかないし、 毎回の最後の説得?の言葉もたいして重みがなく心に響くものがなかった。 ゆいかの両親やラーメン屋 など細かい部分はとてもおもしろかった。 音楽は、可もなく不可もなくという感じ。 キャスティングは芸達者な面々でよかった。ただ地味といえば地味。 「アテンションプリーズ」の時に感じたオーラが今回の上戸 彩には 感じなかったのが不思議だった。