恋の時間

日曜２１時よりＴＢＳテレビ系列にて放送

第一話 物語がテンポよく流れていいドラマだった。 黒木瞳は、この頃ホントいろんなドラマで見かけるから新鮮味がないような気もしたけど、いつもより早口で話したりシャキシャキした性格をうまく演じてたんじゃないかな。 大塚寧々も、実生活でも男の子のママだからリアリティがあっていい感じだった。 大森南朋は、たぶん大塚寧々言うところの「「恋の時計」が動き出した」その相手なんだろうけど、ちょっとさわやかさに欠けるような気がした。嫌いじゃないんだけどな〜 宮迫博之は、これからどんな風に出てくるんだろう？ 黒木瞳とどうにかなってしまうのか？？ 主題歌を歌ってる人はよく知らないんだけど、すごくいい歌。ドラマに合ってると思った。 主婦が夫以外の人を好きになるドラマは「恋を何年休んでますか」とか他にもいろいろあるけど、このテのドラマは日曜の晩に夫と一緒に見るのではなく、一人で平日の昼間なんかに見たいな〜と思うのでした。 次回も楽しみにしましょう。 第ニ話 やっぱり好きだな〜このドラマ。 大塚寧々の上品さが特に好き。 黒木瞳は今回食べるシーンがすごく多かったですね。 食べながらのセリフが上手で、パクパク食べてて感じよかった。 ドラマ見てて食事の場面があると、例えば鍋だと野菜やきのこ類しか食べてなかったり、サラダだけを食べてたりすると、なんかガッカリする。 カロリー取りたくなのはわかるけど、リアリティがないもんな〜 今回の黒木瞳はニジュウマル！ 第一話に引き続き姉妹間の手紙からスタートだった。 この手紙はいつ書かれたものなんだろう？ 宮迫博之はこれからどんな風に話に登場するのかな。 香里（大塚寧々）はだんだん谷本耕平（大森南朋）と距離が近づいてきた。 谷本耕平は作曲家だったんだ。 香里の自転車の鍵にあんなかわいいキーホルダーつけるくらいだから、おもちゃ作ったりキャラクターのデザインしたるする仕事してる人かと思った。 ただ普通にかわいいキーホルダー買ってつけたんだとしたら、ちょっと・・・アレだなあ・・・ でも二人がだんだん仲良くなっていく過程を見てると、私にもこんなこと起きないかな〜なんてうっとりしてしまう(笑)。 今後も過程を見守りましょう。 第三話 第三話も上品な雰囲気が漂っててすごくよかった。 特に雪枝（黒木瞳）がネイルやってもらってるシーンは、見てる私の方もいい気持ちになった。 悟志（伊原剛志）と会うためにネイルしたっていうエピソードをああいう形で見せるっていうところがいいなと思う。 今回も最初に手紙があって、姉妹二人になるとケンカ。 もうお決まりのパターンですね。 私にも妹がいるからよくわかるけど、気を許してる相手には思ってもないことでも言ってしまうことってあるんだよな〜 香里（大塚寧々）はついにキス！ですか。 ありえないとはわかっていても、ドキドキしてしまう(笑)。 さーどうなる？！どうなる？！ 谷本（大森南朋）の髪型だけはまだ納得いかないし、もう少しプラトニックな間柄をひっぱってもよかったような気がするけど、今後の展開が楽しみ。 悟志は他の人と結婚するんだね。 てことはやっぱ最終的に雪枝は山田（宮迫博之）とどうにかなるんだろか。 チカンと思った人を好きになるなんて、こっちの方がありえないよな〜 第四話 第四話は、今までくすぶっていた火種が少しずつ表面化してきた感じだった。 香里（大塚寧々）は、一生懸命自分の気持ちをごまかそうとしてるところが切なかった。 何とも思ってない相手なら、結婚してるとわかっててキスしてくるような男なんて大嫌いになるはずだけど、気になってしまうのは惹かれてる証拠だよねえ。 谷本（大森南朋）は、マジメそうに見えて結構強引だなあ。 キスももちろんだけど、夜自宅に電話かけてきたり、もう一度ピアノを弾かせてもらえませんかってメモ入れたり。 谷本は一体何がしたいんだ？？ 雪枝（黒木瞳）は、悟志（伊原剛志）が結婚する事を知ってしまった。 香里は、まだ結婚したわけじゃないから、って言ってたけど、山田（宮迫博之）の方がすごく気になる。 雪枝の部屋を片付けたのって山田だよねえ？ いつも玄関で忘れ物を思い出して取りに戻ってるのに、その日だけは完璧だった！ こういうのっていいな〜一緒に前向いてずんずん進んでいく間柄もいいけど、欠点を補い合える関係もいい。 まさかとは思ってたけど、ホントに雪枝と山田はくっついちゃったりするのかな？！ それからいつものオープニングの手紙。 内容からすると、もしかして香里と谷本が駆け落ちして、その駆け落ち先での香里と雪枝とのやりとりなんじゃないかなあ。 平凡な主婦の恋がどうなるか、私もすごく興味があります(笑)。 今回は雪枝が電話で「えっ！」って言ったところで終わってるから続きが気になってしょうがない。 次回は谷本に関わる別の女も出てくるし、楽しみだ〜 第五話 第五話は、自分が香里（大塚寧々）になったみたいに、ハラハラドキドキした。 せっかく夫（山口馬木也）の了解をもらって、子供たちもまゆみさん（西田尚美）に頼んで準備万端で出かけたのに、子供たちがお姑さんに会ってしまうわ、今会ってることになってる雪枝（黒木瞳）から自宅に電話がかかってくるわ。 やばいやばいバレるバレる〜！ってすごくドキドキした(笑)。 香里の夫はひどいよね〜自分の母親大切にして何が悪い！ 夫からきついこと言われて、雪枝からも責められて、香里がかわいそうだった。 それからバイオリン弾いてた女（野波真帆）は何者なんだろう？ 見るからに気が強そうだし、谷本（大森南朋）にベッタリって感じだったし、野波真帆が演じてるんだから(笑)、きっと香里はイヤな思いをすることになるんだろうなあ。 雪枝・香里の母（八千草薫）は認知症か〜 自分の母親がそんな風になったらツライだろうな。 母親の幼なじみの島谷（山口崇）は、登場の仕方が唐突で、何かヘンな感じ。 これまでにそんな伏線は全く無かったし、この人の登場はどんな意味があるんだろう。 雪枝と山田（宮迫博之）は何か雰囲気よくなってきましたね。 部屋が片付いてたのは、雪枝が命令したからだったのね・・・ 山田が残していった手紙はすごくあったかくてよかった。 素直にありがとう、って言った雪枝もよかったな。 さて、第六話はついに谷本との仲が夫に知られるみたい。 気になったのは「奥さん、恋人がいますよ」っていう予告の声。 これってまゆみの声だよねえ〜 応援してたはずなのになんでこうなっちゃったのかなあ？ 女同士ってこわーい！ 第六話 第六話は、香里（大塚寧々）と谷本（大森南朋）との関係が深まってきた。 谷本って何かつかめない人だなあ。 行動見てたら香里のこと好きなのかなとは思うけど、言葉とか表情からは熱さが伝わってこない。 涼子（野波麻帆）はやっぱり谷本のこと好きみたいだ。 この人は情熱的だなあ〜そのうち香里に直接キツイこと言ったりするんだろうか・・・ 今回も香里の夫（山口馬木也）はヒドかった。 香里の話を聞こうともしなかったくせに、聞けば自分と自分の親のことばっかり考えて迷惑がるなんて。 こんな人にも昔はやさしい時期があったんだろうかって思ってしまう。 一応謝ってはいたけど、一度口に出した言葉が消えることはないもんな。 予告では、傘さした夫の視線の先にはキスする香里と谷本、そして「奥さん恋人がいますよ」っていうまゆみ（西田尚美）の声、だったからてっきり現場を夫におさえられたのかと思っちゃったよ〜 それにしてもまゆみはどうしたの？？ てっきり香里が何かまゆみを怒らせるようなことを言ったりしたりしたんだろうって思ってたけど、二人そんなにたいした会話してなかったような。 西田尚美は「魔女の条件」のイヤな女の役が私の中で強烈で、その後どれを見ても悪役に見えてようやく最近になってあのイメージが薄れてきたとこなのに、またイヤな女の役かよ！ まあまゆみの心情は次回わかるかな。 それから雪枝（黒木瞳）と山田（宮迫博之）は今回もいい感じだった。 焼き鳥屋のあと雪枝を心配して待ってるなんて、やさしい人だなあ。 香里の気持ちも、山田がうまく雪枝にわかるように話してくれたらいいなあ。 さて来週は、熱で寝込んだ雪枝のところへ悟志（伊原剛志）が来るところから。 二人が復活するのもいいけど、山田もどうにかしてあげてほしいな〜 香里は谷本に別れ話してたけど、夫とモメるんだろうか。 次回も楽しみだー 第七話 つ、ついに香里（大塚寧々）＆谷本（大森南朋）と香里の夫（山口馬木也）とが鉢合わせ！ ああ・・・もうダメだ・・・ 第一話からずーっと見る限り、香里と夫とどっちが悪いかって言ったら、香里に全然優しくしてこなかった夫の方が悪いと思う。 でもこういう事態になると、明らかに悪いのは香里ってことになってしまうから何だかかわいそう。 特にここ最近ミョーに夫が優しかったから余計に。 夫が優しくなったのはたぶん「奥さん恋人がいますよ」の電話がきっかけなんだろうな。 あの電話で香里が女だってことを再認識したんだろうか。 今回もまゆみ（西田尚美）がなぜあんな電話をかけたのかわからなかった。 結果的には夫婦仲がよくなった感じだったけど、それがまゆみの狙いだったとは思えない。 まゆみの恋が夫にバレて、その腹いせなのかなあ？ 雪枝（黒木瞳）と悟志（伊原剛志）は恋が再燃しそうな雰囲気。 山田（宮迫博之）とのコンサートはキャンセルしちゃうのかなあ・・・ どちらと結ばれても雪枝はきっと幸せになれるだろうけど、ドラマ的にはもちろん山田かな。 香里たちの母（八千草薫）と島谷（山口崇）は相変わらず仲良しでいい感じ。 この島谷って人は、やっぱりうさんくさい！ 島谷さんがうさんくさいんじゃなく、山口崇がうさんくさい！(笑) あんな年配の俳優さんに失礼だけど、一昔前の二枚目俳優のような、リアリティのない演技。 あの歳でハッハッハーなんてあんなさわやかに笑うおじいさん、いないって。 とりあえず退院した母は香里家族と同居することになったけど、ずっとそのままではドラマの主題がボケてしまうから、最終的にはこの島谷と一緒に暮らしてこちらはこちらで「恋の時間」をやるんだろうなあ。 さて、次回は香里夫婦がどうなるのかがとても心配。 なんとかいい風に転がればいいけど・・・ 第八話 第八話は、香里（大塚寧々）と谷本（大森南朋）が一緒にいるところを夫（山口馬木也）に見られた続きから。 ピアノを貸してたってことで何とか言い逃れたみたいだ。 家に二人でいたのがバレたんだから、もう白状しちゃうのかと思った。 でもやっぱり夫はすごくひっかかるみたいで、子供にもわかるくらい態度が冷たくなってしまう。 夫の気持ちもわからなくはないけど、子供の前ではもうちょっとうまくやってほしいなあ。 で、極めつけは姑からの電話。 姑も近くに住んでるみたいだから、そりゃあ知ってる人に見られたりすることもあるよなー 香里も谷本も、これが不倫だって自覚があればもっと隠そうとしたんだろうけど、微妙な関係だけにどっちつかずの付き合い方になってしまったんだろうな。 もう会わないって決めた矢先にバレちゃ困る人たちにバレちゃって、香里はツイてない・・・ 姑に「あなたはこの家の嫁の資格はない。離婚してちょうだい。」って言われてしまう。 香里にだけこっそり噂の話をして様子を見るっていうやり方もあるのに、この姑はワンマンな人だなあ。香里を追い出すきっかけを待ってたようにも見える。 雪枝のほうは、山田（宮迫博之）との約束をすっぽかして悟志（伊原剛志）のところへ。 朝帰りだったからてっきり・・・と思ったけど、何もなかったんだあ。 悟志はまだ結婚したわけじゃないんだから、お互いそんなに好きならくっついちゃえばいいのになあ。何年も何年もずっと心の支えになる存在なんてそう出会えるもんじゃないもん。 んで、なぜか雪枝と山田がキス。強引な展開だな〜 このままではいい友人になってしまいそうだからドラマを急展開させたかったのかな？(笑) たくさんの恋をしてきたであろう雪枝がキスで山田を意識するようになるかはわからないけど、山田の中にはきっと何か変化があるだろうな。 悟志と山田、雪枝はどちらかを選ぶのだろうか？ 家を追い出された香里は谷本のところへ行くのだろうか？ いい評判をあまり聞かないこのドラマ、私は大好きだぞ！！ 第九話 第九話は、雪枝（黒木瞳）と香里（大塚寧々）姉妹の恋が大きく動いた。 雪枝は悟志（伊原剛志）とよりが戻るのかと思った。 悟志の方は婚約者（星野真理）に結婚できないって告げたし、二人には何も障害がないように思えたけど・・・ やっぱり長い付き合いの中で結婚までに至らなかったのにはそれだけの理由があったんだなあ。 お互いすごく好きなのに結ばれないなんて切ない話だ。 「好きよ。さよなら。」が別れの言葉だなんて。 でもこれで、山田（宮迫博之）にもチャンスが巡ってきたワケで。 山田は雪枝が弱ってるタイミングでいつも現れるよな〜 いい人だってことはすごくよくわかるから、何とか雪枝とうまくいってほしい。 そして香里。こちらはもっと大変みたい。 姑に子供を取られて、今まで自分が夫や家族と暮らしてた家に我が物顔でただいまーなんて入られて、香里はどんな気持ちだっただろうと思う。 前にも言ったけど、香里に対して冷たかったのは夫（山口馬木也）の方で、寂しい心の隙間に谷本（大森南朋）がちょっと入り込んできただけなのに、香里だけが悪者になっててすごくかわいそう。 あの密告電話はやっぱりまゆみ（西田尚美）だったんだ。 香里を妬んでやったって〜？ひどい話だなあ〜！ もう一度夫と話し合おうとした香里だったけど、偶然谷本に再会。 こんな四面楚歌的な状況で、好きな人が目の前に現れたら、そりゃ一線くらい超えるでしょ(笑)。 ていうか谷本がもっと香里を大切にしてあげないのかなあって思う。 別居してるとはいえ、香里は人妻なんだからさー。 予告では、香里は谷本と一緒に暮らすようになるみたい。 子供と離れ離れになった状態で好きな人と暮らすってどんな感じなんだろう。 幸せなのかなあ？ 雪枝は山田とどうなるのかな？ こちらはまだ最終回じゃないみたいだから、じっくり見ていきましょう！ 第十話 このドラマも今回が最終回だったんだ。 今クールドラマの記事もこれが最後。 第十話は、家出した香里（大塚寧々）を雪枝（黒木瞳）と山田（宮迫博之）が探すところから。 でも香里は見つからないし他にもいろんなことが重なって弱気になる雪枝。 そんな時「神様が与えた試練を一緒に乗り越えたい」なんて言われたら嬉しいよな〜 山田は頼りないけど、雪枝が働いて山田が専業主夫になればきっとうまくいくと思う！ってこれじゃあ「アットホームダッド」だ(笑)。 雪枝もだんだん山田の暖かさに惹かれて、イブの日に食事する約束をするんだけど、山田からのドタキャン。 この日の雪枝はめちゃくちゃかわいそうだったな。 自分がまだ独身の頃一人で過ごした寂しいクリスマスを思い出してしまった。 家庭って時には窮屈なときあるけど、クリスマスとかそういう大事な日に当たり前に一緒に過ごせる存在があるっていうのは素晴らしいことだなって思った。 家出した香里と連絡が取れて会うことになり、待ち合わせたのが冒頭の手紙のシーン。 香里の味方になるって腹をくくった雪枝は、潔くて暖かくてすごくかっこよかった。 ・・・で一年後。 香里は離婚して谷本（大森南朋）とはうまくいってる様子。 子供たちとも時々は会ってるみたいだけど、やはり一緒に暮らせないのは辛そうだ。 何かを得れば何かを失うんだなあってしみじみ思った。 雪枝は相変わらず部屋はぐちゃぐちゃだけど仕事に全力投球してる様子。 山田は実家の近くで働いてて、この一年雪枝と会うことはなかったみたい。 最後はイブの約束をして別れるってとこがよかった。 会えなくなって初めて相手の存在の大きさに気がつくってこと、あるもんな。 総じて、このドラマも視聴率はよくなかったみたいだけど、私はおもしろく観れた。 香里の境遇に共感するところがあって、もし夫以外の人を好きになったらどうなるのか、このドラマを見ることで十分に疑似体験ができたように思う。 ただ大森南朋演じる谷本の描き方はイマイチで、最後までどこがそんなにいいのかわからなかった。 黒木瞳もさすがベテラン女優っていう演技だったけど、最近出過ぎなのか、ちょっと飽きたかなっていう気もした。 あと、黒木瞳の部下がらみで、なくてもいいようなムダに思えるシーンも少しあったかな。 視聴率がよくなかったのにはそれなりの理由がありそうだけど、私はこのドラマ、割と好きでした。 オワリ！！