ドラマ感想文
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プリマダム

水曜22時より日本テレビ系列にて放送


冒頭のバレエシーンがすごくよかった。 長すぎず短すぎず、バレエの魅力を伝えるには十分だったと思う。 ドラマの雰囲気は予想していたものとは全然違った。 「プリマダム」という言葉の響きや黒木瞳と中森明菜というキャスティングから、 上品でちょっとシリアスな大人な感じのものを勝手に想像してた。 実際はホームドラマっぽくて、昼ドラにありそうな感じ(実際バレエを題材にした昼ドラがつい最近あったような・・・)。 主要なキャストの年齢層の高さにはビックリだ。ほとんど30歳以上だよねえ。 中森明菜は本当に声が出てないなあ。これ以上は小さくならないでほしい。 それから「嵐子」って名前はどうよ?ドラマ上はそういうキャラだからそんな名前なんだろうけど、あまりにもリアリティがない。 40代のオバチャンに「佳奈」もどうかと思うけど。マナカナちゃんと同じじゃんねえ。 神田うのはまた演技ヘタになった??「ナースのお仕事3」の時とキャラは同じなんだけど、 今回さらにイヤな女の役を演じてる感じ。普通にしゃべっててもイヤな女っぽく見えるんだから、 あんまり作りすぎるとすごくわざとらしく見える。 古田新太はよかった。落研出身っていうのもそれっぽいし、 妻に口悪くきついこと言ってもあまりイヤな感じがしない。 古田じゃなく光石研とか山口馬木也とかだったら妻の寂しさみたいなものが強調され過ぎてもっと深刻なドラマになってたんだろうなあ。 最後の嵐子(中森)の心の声は、ちよっと大映ドラマっぽかった(笑)。 佳奈(黒木)とか畠山(内藤剛志)とか主治医の先生とかに話す風にしたほうがよかったんじゃないかな。 とりあえず、第二話も見てみよう おもしろかった。佳奈(黒木瞳)がバレエにのめり込む過程や事情も 自然だし、すごく大変であろう家事との両立を楽しそうに頑張ってる 様子からは、佳奈がどれだけバレエが好きかという事がよく伝わった。 再びバレエに出会う前は娘の事ばかりに関心が向いていて娘にとって 口うるさい母親だったのが、バレエを始めてからは母娘関係がすごく よくなったように見えた。子供がある程度の年齢になれば、親も 好きな事を見つけて毎日楽しそうにしている事が子供にとっても 喜びになるのかもしれないな。やりたい事があるってステキだな、と 今回ドラマを見て思った。嵐子(中森明菜)はなぜ佳奈にあんな ひどい事を言ったのだろう?いろんなものを犠牲にしてバレエだけに 人生を捧げてきた彼女にはただ楽しむためだけにバレエをやる 佳奈が許せないのだろうか。佳奈には自分にない幸せがあり、 遥生(中島裕翔)が佳奈に心を開いてる事への悔しさもあるのかな。 それにしても意地悪な言い方だよな〜。 最後の嵐子の心の声は毎回のお約束なのだろうか。 正直心にグッとくるものがあまりない。 やはり誰かに語る形の方がいいんじゃないかな。 次回はバレエが夫(古田新太)にバレた続きから。 この夫を理解させるのは大変だろうなあ〜がんばれ佳奈!! 今回はバレエが高太郎(古田新太)にバレた続きから。 佳奈(黒木瞳)は家事に手を抜かないとか絶対に迷惑かけないとか 約束してたけど、別にちょっとぐらい迷惑かけたっていいじゃんねえ。 それで佳奈が生き生きして家の中が明るくなるなら、他で今まで通り じゃなくなった事ができたとしても別にいいと思う。 高太郎はズルい。でも最後は見直したな。 結局は佳奈の熱意に負けたって感じだけど、妻の事をバカにされて キレるところはカッコよかった。 子供たちも完全に佳奈の味方だし、自分のやりたい事を家族が理解して 応援してくれるのっていいなと思った。 それにしても佳奈のレオタード姿や制服姿はキッツイなあ(笑)。 関係ないけど、このドラマを観るとすごーくフライドポテトが食べたくなる。 「アテンションプリーズ」を観るとざるソバが食べたくなり、 「ブスの瞳に恋してる」を観るとラーメンが食べたくなる。 「おいしいプロポーズ」でもおいしそうな料理がバンバン出てくるし、 今クールは目の毒が多い・・・(笑)。 嵐子(中森明菜)は最初に危惧した通り、どんどん声が小さくなってきてる。 普通にしゃべってる時と怒ってる時と声の大きさを変えればもっとよく なると思うんだけどなあ。 吉村(高岡早紀)の話は結局どういう事だったんだろう? 次回は笑子(神田うの)がらみで何かあるみたいだけど、一話一話が 脈絡のない「ああでもないこうでもないドラマ」にならない事を願おう。 う〜ん今回でこのドラマのレビューをリタイアするかどうか迷うところ。 第四話はとってもつまらなかった。 笑子(神田うの)の夫婦のゴタゴタも高太郎(古田新太)の不倫疑惑も、 終わってみれば「で何?」って感じで、バレエと何の関係もなかった。 ただ単に尺を埋めただけのように思える。 あと嵐子(中森明菜)もこのドラマの主役という位置付けなんだろうけど、 W主演というのには無理があるような。 嵐子の印象がとっても薄いし、なのに「あの頃はバレエ以上に大切な ものも辛い事もないと思ってたのに」なんて意味ありげな独り言いってるし。 胸を抑えて倒れこむシーンなんて、いかにもなBGMまで流れたりして かなり大映ドラマチックだった。 神田うのの演技もひどかったな〜。「隣人は密かに笑う」では彼女の 新しい一面が見れた気がして、これから先出演するドラマが楽しみだな なんて思ってた時期もあったのに。 第四話がつまらなかったのは彼女の演技が一番の原因かも。 やっぱり今回でリタイアしよーっと。


〜勝手に総合評価〜

脚本  音楽  キャスティング