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総合評価

ライフ

土曜２３時１０分よりフジテレビ系列にて放送

スタッフ
脚　本 主題歌 プロデュース 演出		・・・根津理香 ・・・中島美嘉「ＬＩＦＥ」 ・・・中野利幸 ・・・谷村政樹 ・・・加藤裕将

キャスト
椎葉　歩 安西愛海 佐古克巳 羽鳥未来 平岡正子 戸田和佳絵 椎葉文子		・・・北乃きい ・・・福田沙紀 ・・・細田よしひこ ・・・関めぐみ ・・・酒井美紀 ・・・瀬戸朝香 ・・・真矢みき ほか

第１話

脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・谷村政樹 北乃きいはかわいいけどイマイチ地味な感じ。 このドラマでどれくらい女優として成長するか楽しみだ。 今のところオーラは福田沙紀に負けてる感じだけど、福田沙紀って イヤな女が似合うなあ(笑)。 アタックＮo１歌ってたときは全くそんな雰囲気なかったのに。 末永遥も好きだったのにこのドラマのせいで嫌いになりそうだ(笑)。 イジメが全面に出るドラマだけど、毎回どこかでほっとできる ようなシーンがほしい。 第２話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・谷村政樹 今回も気分の悪くなる内容だった。 ドラマのテーマがイジメだけに仕方がないけど、イジメられる編は 観ててつらい。 早くイジメと闘う編になってほしい。 星井七瀬はつい１年くらい前見たときは本当に子供っぽくて 少年みたいだったのに、歳相応に女っぽくギャルっぽくなって いくんだなあとしみじみ感じた。 第３話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・谷村政樹 今回は羽鳥が 歩の救いになっていたので、 前回よりは観やすかった。 次回はようやく闘う編へ向かうようで、何だかホッとする。 興味深いのはやっぱり 戸田。 彼女は現実に起こってることを何もかもわかっていて静観して いるのか、それとも本当に何も気づいていないのか。 表情からは克巳 に惹かれているようにも見えるけど、彼女はどんな教師であり どんな女性なのか。 このドラマにおける 戸田の位置付けがとても気になる。 第４話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・谷村政樹 今回はいじめがひどくて観ててつらかった。 いじめてる女の子たちはもちろんムカツクけど、楽しそうに 見物してる男子生徒はもっとムカツク。 ドラマの登場人物全員が加害者だということを物語の最後で はっきり示してほしい。 このドラマを観ながらいつも考えるのは、歩がいじめに遭わないためにはどうすれば よかったのかということ。 現実には歩のように 何も悪いことをしていないのにいじめられている子供や大人が たくさんいると思う。 そんな人たちが勇気や希望を持てるような内容であってほしい。 第５話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・加藤裕将 今回はいじめに抵抗するシーンもあり、また味方も増えて ずいぶん観やすかった。 そんな友達ならいらないときっぱり言ったところ、それから 羽鳥が 戸田にもっとクラスをちゃんと見るようにと言ったところは スカッとした。 愛海に別に付き合ってる 相手がいるのには驚いたなあ。 克巳への気持ち だけは本当だと思ってたけど、これで愛海のドラマはなくなった。 これからは思いっきり悪役として観れるぞ(笑)。 第６話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・加藤裕将 だんだんイジメのレベルを超えてきた。 リアリティがなくなって逆に観やすくなった気もする。 歩を拉致したグループは 当然だけど、愛海 も最終的に逮捕されるところまでいかないと収まりが つかないような。 泣いて謝るとか、頭がおかしくなって廃人同然みたいな結末 では許されない感じだ。 それからいよいよ 歩の母からも 目が離せなくなってきた。 今回ようやく少し真実に近づいてきて、これからどういう 行動に出るのか。 歩の母は、 典型的なわからずやの教育ママではなく、とても理性的な 人だと思う。 そういう設定なのか、真矢みきの演技がそう見せているのか はわからないけど、そのおかげで母娘の衝突のシーンがあっても どこか絶望的でなく救いがあるように感じられる。 第７話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・遠藤光貴 あろうことか、録画のし忘れ。 ＨＰであらすじはわかったけど、かなり濃い内容だったみたいだ。 歩の母が 歩が監禁されていた ところへ来たシーン、観たかったなあ。 愛海の本性に 気づいた倫子の 動きが楽しみだ。 動きそうで動かない、気づきそうで気づかない戸田の動向も楽しみだ。 第８話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・谷村政樹 「わたしたちの教科書」を生徒側から見たような内容。 愛海をめぐる 人間関係に微妙な変化が見られておもしろくなってきた。 今度は愛海が イジメの標的になりそうな雰囲気まであって、それはそれで イヤだなあ。 それにしても登場する女子高生の言葉使いの汚いこと。 いちばんひどいのは みどりだけど倫子 も汚いし、歩まで 汚い言葉使いでキレてた。 未来だけは自分の 言葉でちゃんと話していたのが好感が持てた。 戸田は、色気 づいてカッコ悪かったなあ。 彼女がどの時点で真実に気づくのか、そのとき表情をするのか、 どんな行動にでるのか、楽しみだ。 第９話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・加藤裕将 ここへきてようやく教師が一人だけ動き出した。 平岡は、愛海をただやみくもに責める のではなく、彼女の将来までも考えて発言していたのが 印象的だった。 また、歩のように 正面から闘うという方法ではなく、転校という形をとるのも ひとつの道だと示していたのもよかったと思う。 美紗がこの先の 展開で転校を取りやめるのかどうかはわからないけど、 転校は逃げでも負けでもないということをドラマの中で はっきり示してほしいし、もし戻らないという設定なら、 彼女が新しい学校で楽しく過ごす姿も観たいなと思う。 細田よしひこはだんだん狂気じみてきた。 あんまりやり過ぎるとこんな役しか来なくなるよ・・・ 第１０話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・加藤裕将 なんとも気分の悪くなる内容。 特に克巳が 父親に殴られる シーンやはさみを持って襲いかかるシーンはエグかった。 途中から音がなくなってホッとした。 ホントあんなふうに白目まで向いたらおかしなイメージが 定着してしまいそうだ。 カンニングの疑いをかけられた 歩をかばったときの石井はカッコよかったけど、その後の土下座を強要する のはよくなかった。 あれもやっぱりイジメだ。 それにしても西高の生徒は全員根っからのイジメ体質なのだろうか。 克巳のおもらし 写真を見ても誰一人 克巳に同情しない。 わけもわからず全校が「どーげーざ」コールをする。 ちょっと描き方が極端だったんじゃないかなあ。 福田早紀は表情をよく研究したなあと思う。 甘えるような媚びた笑顔、何か含みを持たせた笑顔、それから 片方の口を上げて見せる狂気じみた笑顔。 最終回の一話で愛海 がまっとうな人間になれるのか、心配だ。 最終話 脚本・根津理香　　プロデュース・中野利幸　　演出・谷村政樹 中途半端といえば中途半端な結末だった。 でも中途半端で終わらせたというところにある種のメッセージを 感じる。 こうすればイジメがなくなるとかいう明確な答えってないと 思うし、現在進行形のイジメもたくさんあるだろうから、 この現在進行形の終わり方は間違ってないと思う。 イジメを解決するって最終回でめでたしめでたしって感じで できるほど簡単じゃないもんなあ。 クラスの子たちがやってる愛海 への復讐もまたイジメだとはっきり示しているし、見て 見ぬフリをした教師もまた加害者だとも言っていたし、ポイント はちゃんと押えたいい最終回だったと思う。