ドラマ感想文
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第一話

第二話


拝啓、父上様

木曜22時よりフジテレビ系列にて放送
スタッフ
脚 本
主題歌
プロデュース

演出
・・・倉本 聰
・・・森山良子「パピエ」
・・・若松央樹
・・・浅野澄美
・・・宮本理江子
・・・西浦正記
キャスト

田原一平
田原雪乃
中川時夫
少女
坂下エリ
小宮竜次
坂下 保
坂下律子
坂下夢子

・・・二宮和也
・・・高島礼子
・・・横山 裕
・・・黒木メイサ
・・・福田沙紀
・・・梅宮辰夫
・・・高橋克美
・・・岸本加世子
・・・八千草 薫
ほか

第一話

脚本・倉本 聰   プロデュース・若松央樹・浅野澄美   演出・宮本理江子

なかなかよかった。
「優しい時間」は、雰囲気がまったりし過ぎていたのと二宮和也が元 ヤンという無理のある設定についていけずに初回リタイアだったけど、 今回は観続けられるかもしれない。

二宮和也は個性がないのが個性という感じで、画面にたくさん登場 してもセリフや語りで声をたくさん聞いても、しつこくないのが とてもいい。
主役なのにたぶん最後までつかみどころのないキャラのままなんだろうなあ。

板前の役で梅宮辰夫が出てるのはおもしろかった。
市場で買い付けするシーンなんて素のたっちゃんって雰囲気で、笑える くらい自然だった。

横山 裕はいいスパイスになってる気がする。
ぬるま湯につかってるみたいにボーっと頭がし出していても、彼が 登場するとパッと目が覚める感じ。
このくらい声を張る騒がしい登場人物がいないと寝てしまいそうだ(笑)。

「北の国から」すらほとんど観たことがないのだけれど、このドラマは ちゃんと観て「倉本ワールド」を堪能したい。 脚本・倉本 聰   プロデュース・若松央樹・浅野澄美   演出・宮本理江子

「語り」がめちゃくちゃ多くてうるさいぐらいのときもあれば、セリフが 何もなくて沈黙シーンが何分も続くというのが、倉本ドラマの特徴なの だろうか。
今回は一平たちがお通夜へ 向かう道中の沈黙がとっても長くてもう少しで寝てしまいそうだった。

今回はマンション建設の話題は全く出てこなかったけど、屋外での シーンでは随所でマンション建設反対の看板やビラが見られたから、 やはりこれがこのドラマの中心となるモチーフなのだろう。

ストーリーについては、今はまだ「二号さん」の立場や状況ってこん なんなんだ〜ぐらいの興味本位で観てる感じ。
全く知らない世界なので、それはそれでおもしろい。

同じ日に違う場所で二人から「つまらない大人」なんて言われたら そりゃ落ち込むだろうなあ。
一平は早くから働いて いろんな家庭の事情もあって、実年齢より大人びてる部分がある ようだけど、そんな言葉や神楽坂という町に起きる大きな問題なんかを 通して、歳相応な部分や無邪気なところ、感情的な一面などいろいろな 表情が見られたらいいなと思う。




〜勝手に総合評価