ドラマ感想文
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第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
総合評価
結婚できない男
火曜21時よりフジテレビ系列にて放送
スタッフ
脚 本
主題歌
プロデュース
演出
・・・尾崎将也
・・・「スイミー」Every Little Thing
・・・安藤和久
・・・東城祐司
・・・伊藤達哉
・・・三宅喜重
・・・小松隆志
・・・植田 尚
キャスト
桑野信介
早坂夏美
田村みちる
村上英治
中川良雄
中川圭子
吉川沙織
金田裕之
桑野育代
沢崎摩耶
・・・阿部 寛
・・・夏川結衣
・・・国仲涼子
・・・塚本高史
・・・尾美としのり
・・・三浦理恵子
・・・さくら
・・・高知東生
・・・草笛光子
・・・高島礼子
ほか
第1話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・三宅喜重
おもしろかった。 脚本・プロデュース・演出が「アットホーム・ダッド」と同じメンバー という事もあり、阿部 寛が演じるとおもしろい役というのをしっかり 掴んでる感じだ。 細かな笑いのネタがいろんなところに仕込んであって70分があまり 長く感じなかった。 夏川結衣は太ったなあ。でもサバサバした感じが好印象だ。 国仲涼子は、私はこのドラマのようなイマドキの女の子の役の方が好きだな。 純情で素朴な役よりも「天才柳沢教授の生活」の時のようなちょっと キツイ性格の役柄の方が合ってると思う。 高島礼子は高知東生と夫婦共演。一緒のシーンはあるのかな? 高知は
信介
に嫌われる三流建築家としてホームページの写真だけの 登場なら逆におもしろいなと思ってたのに、実際に本人が出てきて残念だった。 気になったのは携帯の画像。
信介
があの角度から車を撮ったらあんな写真にはならないと思うんだけど。 最後の阿部ちゃんのお尻にはビックリした。まさか出しちゃうとは。 よくOKしたなあ。 あの涙を印象づけるためにはどうしても必要だったんだろうな。 周りのサポートのお陰で好きなように仕事ができ、プライベートでは 思い通りの空間で思い通りに過ごすという理想的な生き方ができてるよう に見えても、実際は何かが足りないんだ、っていう涙だったのかな。 誕生日に女医や女性看護士にお尻を見られなきゃいけない情けなさ だけが理由ならあんな風に涙を流さないでウソ泣きでもよかった 気がするし、他にも何か深い意味があるように思えた。 これから
信介
が今回登場した女たちとどう関わっていくのか、楽しみだ。
第2話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・三宅喜重
いや〜このドラマは本当におもしろい。 第2話も初回に負けずにおもしろかった。 何で視聴率が14パーセントにまで下がったんだろうなあ。 今回も笑えるシーンがいっぱいあって楽しませてもらった。 私の中でツボだったのは焼肉屋で網を変えてもらってたところかな〜? インチキ建築家・
金田
をやたらと気にするところや、お気に入りの CDに合わせて指揮者のマネをする
信介
のそばで牛乳がガタガタ 揺れてるところは今回も観れて嬉しかった。 それからKENくんって犬! すごいな〜ちゃんと芝居してたもん。かわいすぎる!! 夏川結衣もキレイに突っ込み入れたと思えばちゃんとマジメな演技も できて、すごい女優さんだなと改めて思った。 ストーリーについては、今回はなぜドラマのタイトルが「結婚しない 男」じゃなくて「結婚できない男」なのかがよくわかった気がする。 隣の
みちる
からは 知り合う前に戻りたいと言われ、仕事仲間の
沢崎
や
英治
からは
信介
と 2人では焼肉屋へ行きたくないと言われ。 第1話で
信介
が偏屈 なのはよくわかったけど、
信介
って本当に付き合いづらい男なんだって事が今回さらに よくわかった。 そんな
信介
が、
夏美
に 言った言葉を反省して「すみません」って謝った事は大きなことで、
信介
にとっても 「人付き合い」っていう車を車庫から出すきっかけになるのかも しれないな。 ドラマの最後で
信介
は 登場人物の誰かと結婚するらしいけど、今のところ
夏美
が最有力候補だな。 次回も楽しみだ。
第3話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・小松隆志
今回もおもしろかった。 阿部 寛がどんどんおもしろくなってきて、特にエレベーターの前での
みちる
との会話の 「分譲賃貸って何ですか?」「・・・」の部分の間と表情がすばらしく よかった。ひとり人生ゲームもおもしろかったな。 KENくんもかわいかった。キュウリが好きなんだね・・・。
信介
は偏屈で素直じゃない けど、人嫌いなわけではないんだって事が今回よくわかった。 じゃなかったら体調悪い時にわざわざ
夏美
に診てもらおうなんて思わないはずだし。
みちる
にお金を貸す時は
夏美
から渡してもらえば あんな風にお金を突き返される事もなかったかも。 お金を拾って部屋に帰っていく
信介
がすごくかわいそうに思えた。
夏美
が
信介
をちょっとだけフォローしてたのが救い かな。 最後の
みちる
の叫びだけは ワケわからなかった。主役じゃないんだから、あんな演出いらないと思う。 次回は
信介
と
夏美
がデート?するみたい。
信介
がどんな偏屈ぶりを 発揮するのか楽しみだ。
第4話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・植田 尚
今回もおもしろかった。 机に整然と並べられた文房具などを一つ一つ丁寧にカバンに入れるなんて、 カバンの中がいつもぐちゃぐちゃで財布の中身も確かめないで 出掛けてしまう私には考えられない(笑)。
信介
と
夏美
のやり取りは毎回本当におもしろい。
信介
の皮肉を笑顔で同じく 皮肉で返す
夏美
って スゴイと思うし、
信介
の 言葉に傷ついた時は大人ぶって繕ったりせず態度や言葉で「傷ついた」 ってはっきり示すところがすごくチャーミングだなと思う。
信介
はなぜ胃がムカムカ してるのだろう?ひょっとして恋わずらいだったりして。 ひどいこと言ったお詫びや母・
育代
への贈り物のお礼とはいえ、これまで誰にも教えずにいた 花火の穴場を教えたり、双眼鏡を二人分買い揃えたりしてたし、
信介
の中には
夏美
ともっと仲良くなりたい 気持ちがあるのかも。
夏美
に好きになって もらうまでにはまだまだ長い道のりだけど、このドラマはこんな風に 少しだけだけど毎回
信介
のかわいい憎めない部分もちゃんと描かれてるところがいいなと思う。 次回も楽しみだ。
第5話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・三宅喜重
今回もおもしろかった。 1話完結でちゃんと話がまとまっていて、無駄なシーンや過剰な演出も なく、これだけきちんと作ってあるドラマも珍しいと思う。 今回は
信介
が部屋の掃除を するシーンと、部屋に他人を入れたくない
信介
とどうにかして入ろうとする
夏美
の攻防がとてもおもしろかった。
信介
が、家事をしてもらいたくて 結婚するのなら家政婦を雇うのと同じ、って言ったのにはちょっと驚いた。 結婚相手と家事をやってくれる人とが
信介
の中ではイコールでなくて、結婚っていうものに ちゃんと夢を持ってるんだなと思った。 それを聞き逃さなかった
夏美
ってスゴイ。やっぱいいコンビだ。
英治
はついに日頃の不満が 爆発してしまったみたいだけど、それでも
信介
のよさもわかってるところやいかにもな無愛想な 仲直りをするところに救われた気がした。
夏美
たちの手料理を食べる
信介
からは、さすがに 今回は何かあったかい言葉が聞けるかも、と期待していたけど見事に 外された。そこも
信介
らしいし、 文句を言いながらも食べてるところを見ると心底おせっかいを迷惑 がってるのでもないんだろうなと思う。 さて、次回は予告で
夏美
が 泣いていたのが気になる。 ストーリーに変化がありそうで楽しみだ。
第6話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・小松隆志
今回は一度めのお好み焼き屋のシーンで笑わせてもらった。 関西人の私でもそこまでこだわる人にはお目にかかった事がない。 以前の一人焼肉といい、やっぱり食べ物関係のネタはおもしろい。 その後
信介
が言ってた 常識とウンチク云々の話は聞いてるうちに頭が混乱してしまった。 きっちり返せる
夏美
は スゴイ。結局最後には言い負かされた感じだったけど、
夏美
みたいなタイプは今まで
信介
の周りにはいなかった んじゃないかな。いろいろ理由をつけて病院に行くのは、ポンポン 行き交うような会話を
信介
が楽しんでいるからなのかもしれない。
夏美
の方は、この人と 話すと何でこんなイライラするんだろう、って顔してたけど。 毎回
信介
の憎めない部分や 心がちょっとあったかくなるようなエピソードがあるんだけど、 今回のそれは少し物足りなかった。 飽きたらリフォームすればいいなんて言う人の家を設計なんてしたく ない気持ちもわかるし、仕事を断れば困る人がたくさんいるっていう のもわかる。その中で
信介
が妥協して仕事を受ける事を決めるまでの心の動きがイマイチよく わからなかった。結局3人の女に言われて根負けしたって事なのかな? どうせなら
夏美
の口から 何か説得力のある言葉を聞きたかったな。
第7話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・植田 尚
今回もおもしろかった。 特に事務所で
信介
が
沢崎
にチクチクイヤミ言う時の 座り方が私の中で今回一番のツボだった。ちょっと猫背で両手を膝の上に置いて 半笑いで皮肉る様子が、いるいるこういう人〜!って感じで、うまく役作りしてるなあ と思った。 夏バテで受診に行った先でも
夏美
を怒らせるような事ばかり言ってたし、
信介
には皮肉でイジめる事がストレス解消なん だろうか?標的になった
夏美
はかわいそうだなあ・・・。 あと
信介
が金魚すくいで失敗 した時の水中からのアングルもよかった。 金魚すくいの事はあんなに詳しいのに何でネクタイの結び方は知らない んだろう??
夏美
はますます
信介
との会話にストレスを感じてる ようだけど、「会いたい」なんて言われてちょっと期待してしまう ところはやっぱり女なんだなあ。 それにしても
夏美
の父( 竜 雷太)はすごかった。
信介
がペースを乱されるくらいのヘンな人だった。
夏美
はそういうタイプの人 とばかり縁があるっていうのも笑える。縁遠くなるワケだ〜(笑)。 今回も
信介
をフォローする 部分は少なめだったけど、結果的に
夏美
たち父子を丸く収める事になったし、偏屈だけど冷たい人 ではないんだなって事がわかった。 さて次回はKENくんの出番がたっぷりあるみたい。 自分の思い通りにならない相手に
信介
がどう対処するのか、楽しみだ。
第8話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・三宅喜重
今回もおもしろかった。かわいいKENくんがたくさん見れて大満足。 笑う犬って初めて見たなあ。 いつもみたいにKENくんの演技?でというより、今回はKENくん そのもののかわいさを前面に出した感じだった。 さすがの
信介
にもやっぱり 情ってあるんだなあ。 いなくなったKENくんを探す時、てっきり濡れ衣着せちゃった借りが あるから、とか言い訳するのかと思ったら何も言わなかったのが意外 だった。そんな風に取り繕うのも忘れるほど必死で、そして見つかった 時はホッとしたんだろうなあ。
夏美
も、普通だったら
信介
が一生懸命だった事を
みちる
に話しそうなもの だけど話さなかったのは茶化したくなかったからで、
夏美
の中だけのプラスポイントとして心に残った んじゃないかな。 もちろん今回も笑えるところもたくさんあって、打ち合わせ中にいい タイミングで「ダメだ!」って叫ぶところや、その時の
沢崎
の作り笑顔がとてもよかった。 さて次回は、予告では今まで見た事ない
信介
の姿がたくさんあったけど、何か劇的な変化があるのだろうか? このドラマもいよいよ終盤。楽しみだ!
第9話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・小松隆志
今回は
信介
のいつもとは 違う面や表情が見れた。 自分を変人扱いする相手には応戦するけど、無邪気に近づいてくる タイプの女の子には弱いんだろうか。 だけど三津谷葉子ってのがな〜いろんなドラマで見かけるんだけど、 役柄のせいで私の中でイメージがとっても悪い。 このドラマってみんなそれぞれ憎めないキャラなのに、一人こういう かき回すキャラの女が入ると、ドラマを汚された気すらしてしまう(笑)。 自由奔放なイマドキの若い子に振り回された、という事なんだろうけど、 今までの役柄のイメージでそこに彼女の悪意を感じてしまう。 私の中ではこのドラマ唯一のミスキャストだった。 さて、とにかくもその女からのアプローチに悪い気がしなかった
信介
は、彼女の存在を 周りにほのめかしたりして、その結果
夏美
や
みちる
までもが恋愛したいモードに。 合コンでの「濃い顔ですね」「・・・はい」には今回一番笑った。 SHEILAって何かおもしろいいい雰囲気持ってるなあ。
夏美
のお見合いの結果を 気にする
信介
の顔は いつもの興味本位な感じとは違ってた気がする。でも結局面と向かって 話すと相手を怒らすようなことばっかり言ってしまうんだな。 何話まであるのか知らないけどいつになったら素直に話せるように なるんだろうか。前回のことがきっかけでKENくんに優しくできる ようになったのは大きな進歩だけど。ベランダからのぞく姿がKEN くん、すごくかわいかったな。 さて次回は、予告で気になるセリフがいろいろ。「あの人はあなたの ことが好きなんです」の「あの人」って?「アイツが必要なんです」 の「アイツ」って?楽しみだ。
第10話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・植田 尚
もう10話まできたか。 いつまでたっても登場人物みんなのキャラが変わらないのがおもしろい。 ドラマじゃなかったらこんなことを何年もずっとやってそう(笑)。
みちる
のキャラは視聴者には どうも評判が悪そうな感じだけど、正直で素直で薄っぺらくて私は大好きだ(笑)。 今回は
沢崎
の引き抜きの話。
沢崎
さんて
信介
のことが好きだったんだ〜。 8年も一緒に仕事をして
信介
のあつかいにも慣れてるんだから、
信介
にとってこんないい相手はいない。
信介
も少しはその気があるの かなとも思ったけど、やっぱりそうではないみたいだ。
信介
の「そっちがどうしても と言うなら」は「そうしたい」って意味のようだから、
信介
は
沢崎
とはこれからも仕事だけの付き合いをしたいのだろう。
沢崎
も、それですっきり 割り切れてしまうところが大人の女って感じで素敵だな。
信介
がいつも行くコンビニで いつもはスプーンを断るのに今回はもらって帰ったり、DVDを返し 忘れたりしてたのはどういう意味があるのだろう?
沢崎
のことで動揺してたと いうことなのかな。ちょっとわかりにくい。 さて次回は
みちる
の話。 「好きになっちゃったかも」って誰を?まさか・・・
第11話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・小松隆志
今回は「花柄騒動」と「ストーカー騒動」の2本立てという感じ。 その2つの話がお互い全くからんでなくて、いつもとは違ってまとまって ない印象を受けた。 今回は1話完結ではなく次回に続く終わり方だったせいもあるのかな。 それにしても花柄云々のエピソードは必要だったのかなあ? おもしろかったからまあいいんだけど、ネタ切れの苦しまぎれという 感じがしないでもない。 全11話にして最終回を90分か100分にしてストーカーのネタを くっつけたらそれでよかったのに(笑)。 さて
みちる
の話。 本当に犯人はあのミイラ男だったのだろうか。 私はメールの送り主は
金田
だと思ってた。
金田
が
千鶴
とデートしたときに何かの方法で知った
みちる
のアドレスを、
千鶴
のアドレスと勘違いして 寒いメールを送り続けてたってオチで。 だけど
信介
と歩いてるところを 見てたのなら違うか。なんかしまりのない中途半端な感じだなあ。 でストーカー騒動をきっかけに
みちる
は
信介
を好きになったらしい。 でもこれはあっという間に冷めそう(笑)。 ドラマの流れはやっぱり
夏美
が大本命という雰囲気だ。
沢崎
も、気持ちとは逆のこと をしてるように見える、なんて意味深なこと言ってたし。 さて次回はとうとう最終回。 どうかこのまま最後までおもしろいドラマでありますように。
第12話
脚本・尾崎将也 プロデュース・安藤和也・東城祐司・伊藤直哉 演出・三宅喜重
いい最終回だった。 ラス前まで
信介
の偏屈さに 全く変化がなかったから、やっぱりこのくらい余韻を残したラストの ほうがしっくりいく気がする。
夏美
の「これまではドッジボール のような会話だったけどこれからはキャッチボールがしたい」という 言葉、それから「ボールは投げました」という言葉はとても心に残った。
信介
の告白もよかった。
夏美
と一緒にテレビ観ながら 泣いてただけに、「結果的に結婚はできないんですけどね」のセリフには ソファから転げ落ちそうになったわ。 でも
信介
の部屋にはちゃんと 家の模型ができてて庭には家族の姿までちゃんとあったんだけどなあ。
夏美
に泣きながら怒られて、 必死になって考えて完成させたのだろうか。 だけど決して他人を家に入れなかった
信介
が自ら部屋へ誘うなんて、すごく大きな変化だ。 「そっちがどうしてもと言うなら」なんていいながらお互いの意志を 確かめ合ったりするシーンは少し洋画チックな感じでよかった。 それから最終回にも笑いはたっぷりあって。 まず、手巻き寿司でまきすを使う人を生まれて初めて見た。 それと
みちる
の必死の告白 をKENくんがキュウリを好きな話と思ってしまうありえない勘違い。 それを知ったときの
夏美
の表情。 テレビ出演の服を選んでもらうために何度も何度も病院へ外線をかけて 画像を送り、
夏美
から ダメ出しされるとだんだん機嫌が悪くなって「あっそ」なんて言って 電話を切ってしまうところ。
金田
と
信介
は実は似た者同士だったこと。 どれもこれもとってもおもしろかった。 ただ、個人的には最終回で
千鶴
の出番がもっとほしかったな。
〜勝手に
総合評価
〜
脚本
音楽
キャスティング
「マイボス」に続きこちらも全項目満点。 脚本は文句ナシ。毎回ちゃんと練られたストーリー展開でムダもなく、 1話1話のまとまりもあって本当によかった。 登場人物の誰もが個性を発揮してて、最初から最後まで全然ぶれなかった のもよかった。 音楽は主題歌もよかったけど、挿入曲というか、口笛を吹いたような BGMが
信介
の「ひとり 上手」な様子を引き立てていたと思う。 キャスティングも文句ナシ。 阿部 寛はもう他の役はできないんじゃないかって思うくらいこの役に ハマってた。ちょっと猫背に歩くところとかいろんなところをずい分 考えて役作りしたんだろうなあ。 夏川結衣も、シリアスなドラマで見る機会が多かった女優さんだったから、 こんなにコメディが上手だとは思わなかった。 笑わせるところと真剣なシーンとの切り替えも素晴らしかった。 国仲涼子も高島礼子も塚本高史もSHEILAも、みんなが憎めないかわいらしい キャラで、観ててイヤな気分になることもほとんどなくて、とても いいドラマだったと思う。