ドラマ感想文
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だめんず・うぉ〜か〜

木曜21時よりテレビ朝日系列にて放送
スタッフ
脚 本

主題歌
プロデュース
演出
・・・田辺 満
・・・吉田玲子
・・・倖田來未「夢のうた」
・・・五十嵐文郎
・・・片山 修
・・・小松隆志
キャスト

大泉まりあ
高見ナツ
一ツ橋 信
宮下さくら
虻川久美
二宮利生
泊 克己
永末英一郎
岩城友子
小山内 静

・・・藤原紀香
・・・山田 優
・・・宮迫博之
・・・三浦理恵子
・・・島谷ひとみ
・・・レッド吉田
・・・柳沢慎吾
・・・西岡徳馬
・・・青木さやか
・・・田辺誠一
ほか

第1話

脚本・田辺 満   プロデュース・五十嵐文郎   演出・片山 修

あまり期待せずに観れば、それなりにおもしろく観れると思う。 キャスティングに魅力はあまりないけど、 70分のわりにテンポがよかったし、初回枠を拡大するってことは 前作よりもやる気があるってことなのかな。 ただ主題歌はドラマの雰囲気に全く合ってなくてヘンだった。

テーマがはっきりしてるから藤原紀香は演じやすかったと思う。 藤原紀香の演技が勝負の分かれ目だと思っていたけど、滑舌の悪さも 早口も気にならなかったし、実年齢やイメージと役柄とが合ってて 観やすかった。

山田 優もソツなくこなしてた感じ。目の充血は結膜炎かな? 脇役とはいえ、あんな目を全国の人に見られるなんてかわいそう。 三浦理恵子は個性的な役がいい感じ。 第2話以降も服装でボケながら存在感を出していってほしいな。

宮迫博之はいい人の役がキモかったけど、まさか彼がブルースとは。 ダメな男にダマされる女こそダメ女だ、って言葉はパンチが効いてた。 結局そういうことなんだな。 ダメな男はどこにでもいつの時代にもいるけど、それを見抜けない 自分自身がいちばん問題なんだな。 なかなか考えさせられる言葉だった。 はこのままダメ男で 終わりそうではないし、この先まりあとの関係がどうなっていくのか楽しみだ。

次回まりあがダマされる ダメ男は田辺誠一かな? 今回は青木さやかの出番が全くなかったし、この人がどんな風に 話にからんでくるのかも楽しみだ。 脚本・吉田玲子   プロデュース・五十嵐文郎   演出・片山 修

このドラマの雰囲気に慣れてきて、今回も楽しく観られた。
毎回こんな風にまりあナツがいろんなタイプの ダメ男と出会い、とは 不思議な関係をを保ちつつ、「だめんず・うぉ〜か〜」ぶりを発揮 していくのだろう。

まりあナツという、タイプの違う2人のだめんず・うぉ〜か〜 が描かれているのがとてもいいし、まりあ は自分がだめんず・うぉ〜か〜だと自覚していながらいちいち ナツの恋愛に口出しして 忠告してるところがおもしろい。

そして青木さやかが今話から登場。 こちらはダメ男からダメ男へ渡り歩く2人とは違い、ひとりのダメ男 にどっぷり浸かってる女のようだ。 彼女の登場でドラマがさらにおもしろくなってきた気がする。

コメディのセンスはやはり藤原紀香より青木さやかの方がはるかに上だな。 藤原紀香は「大奥」はよかったのに、やはりコメディはイマイチ。 第2話にして早くもアラが出てきた感じだ。 山田 優のほうが安心して観られる。

田辺誠一は「きみはペット」の時も思ったけど、こんな風にちょっと おバカな二枚目の役がとってもウマイ。 まりあのことをなんとなく 気にしてるようだし、今後の展開が気になる。

さて次回は優柔不断男の巻。 どんなダメ男が登場するのか、楽しみだ。 脚本・吉田玲子   プロデュース・五十嵐文郎   演出・小松隆志

今回もおもしろかった。
今回のダメ男はまりあ のほうは小山内で、 ナツはイケメン美容師( 大浦龍宇一)。
片方がレギュラーキャストと、もう一方はゲストと恋愛をするという いつもと同じ展開。
小山内 にはテクニックを伝授し、まりあ には男の作戦をバラしてしまうところがおもしろかった。

口説いてるときの宮迫博之はかなり気持ち悪いけど、藤原紀香との 掛け合いがおもしろいからギリギリ許せる感じ。
田辺誠一は素晴らしいな。 顔はすごくいいのにどうしてあんな情けない役がハマるんだろう。 彼は彼にしかできない独自のポジションを持ってるようだ。

最後のビンタ&タンカも毎回のお約束のようだけど、ちょっと迫力に 欠ける。まりあが普段から 怒りキャラというか口うるさいキャラだから、あまり際立たない感じ。 さくらなんかが 最後にキレてくれたらギャップがあっておもしろいのに。

さて次回はウソツキ男。 友子のダメ男って 高知東生だったんだ〜! 脚本・田辺 満・吉田玲子   プロデュース・五十嵐文郎   演出・片山 修

今回は変化形で、友子 の恋愛メインで、まりあナツの恋愛を少し、という 構成。

友子のだめんず・うぉ〜か〜 ぶりはキョーレツだった。 あれだけお人よしで何でも自分のいいように解釈できるなんて、 それはそれで別の才能があるように思えて仕方がない。
芥川(高知東生)は悪い男だったなあ。 よくもあれだけポンポンとウソが言えるもんだ。 今回は芥川にかなりムカついていたから、まりあ がビンタしたときは胸がスーッとした。
まりあ一ツ橋 の言う通り、自分のどこがだめんずなのか自覚できないような男は、 別れてあげるのが相手へのいちばんの愛情だと思う。

まりあ小山内 とデートするもイマイチときめかなくて、一ツ橋 のことになるとなぜか活き活きとしゃべってしまう。
一ツ橋のほうは明らかに まりあが気になり出して いて、ナツ小山内 を意識するようになってる様子。
う〜ん、おさまりがよくなってきたぞ(笑)。

主題歌は相変わらず違和感が全然なくならなくて、すっごくヘン。 ドラマのトーンに合ってないし、タイトルバックの映像ともチグハグ。 この歌は主題歌より挿入歌のほうがいいと思うんだけどなあ。 何とかならないもんかなあ。 脚本・高橋ナツコ   プロデュース・五十嵐文郎   演出・麻生 学

今回はイマイチ。
無駄なセリフが多くて間延びしたような部分がいくつかあった。
テンポが悪かったのは、まりあ小山内のエピソードが ショボくて実質ナツの恋愛 の話だけになってしまったからか。

あのホストのナルシストぶりはドラマ的というか極端でリアリティが なかったし、社内の男たちがいきなりナルシストぽいしぐさを見せたのも 唐突で強引だった。
またこれまでクールだった小山内 の部下・二宮のキャラが 脚本家が変わった途端ガラッと変わってしまってたのも気になった。

ヘンな効果音のようなものも今回いきなり出てきて違和感があった。

三浦理恵子の出番が多かったのはよかった。
独特のファッションも何パターンか見られて楽しめたし、ホストクラブ で豪遊する姿もサマになってた。 彼女はこのドラマでとてもいい味を出せてると思う。

次回は原作者の倉田真由美氏がゲスト出演するみたいだ。
まりあ小山内 にはそろそろ飽きてきたし、別の相手と何かおもしろいエピソードが ほしい。 脚本・吉田玲子   プロデュース・五十嵐文郎   演出・田村直己

特に取り立てて書く内容もなく困ってしまう。

ナツのほうは相変わらず 毎回毎回いろんなダメ男を好きになってそのたびに落ち込み、また 立ち直っていくんだけど、まりあ のほうは話が前に進んでいない。
いい人なんだけどときめかないな〜なんて、それじゃ普通の恋愛ドラマだ。
まりあもだめんず・うぉ 〜か〜なんだから、ガンガンだめ男に引っかかってもらわなければ おもしろくない。

さとう珠緒はいい演技をしてたと思う。
藤原紀香のスタイルを思いっきり引き立てていたし(笑)。
山田優とのシーンではあまりわからなかったけど、やっぱり藤原紀香 ってめちゃくちゃスタイルいいんだな。

さて次回は「4人の恋が急展開」らしい。
そりゃあ〜一話短縮すれば急展開もするでしょう(笑)。 脚本・高橋ナツコ   プロデュース・五十嵐文郎   演出・麻生 学

そして第7話。

作り手のテンションが下がってるな、というのが感じられる回だった。
時間の経過やシーンの切り替えのたびにCGを使ってたのが手抜きっぽい 感じ。

高橋ナツコ脚本・麻生 学演出の回はやはり二宮 のキャラが明らかに違う。
他の回ではクールな敏腕部下なのに、お調子者の「レッド吉田」に なってる。
脚本家の解釈違いなのか、それとも演出が間違ってるのか。

内容は、確かに予告どおり「急展開」だったかな。
だけど同じような仕事がらみのトラブルを二度も持ってくるのは、 やっぱりこれも手抜きだ。

プロポーズを断ったくせに「ほっとけない」って理由で連絡をとったり あれこれ世話をやいたりするのもどうなんだろうなあ。
相手に気持ちが残ってる間はそっとしておくのが相手のためだと 思うけど。
一ツ橋もだんだんネクラぽく なって男としても人間的にも魅力がなくなってきた感じがする。

次回は最終回。
予告を観てもおもしろそうと思えなかったのが悲しい・・・




〜勝手に総合評価