ドラマ感想文
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第一話

第二話

第三話

第四話

第五話

第六話

第七話

第八話

第九話

第十話

最終話

総合評価


14才の母

水曜22時より日本テレビ系列にて放送
スタッフ
脚 本
主題歌
プロデュース

演出
・・・井上由美子
・・・Mr.Children「しるし」
・・・村瀬 健
・・・浅井千瑞
・・・佐藤東弥
・・・佐久間紀佳
キャスト

一ノ瀬未希
一ノ瀬加奈子
一ノ瀬忠彦
遠藤香子
三井マコト
桐野智志
柳沢真由那
久保田 恵
的場春子
山崎光陽
三井ひな子
原口和明
波多野 卓
桐野静香

・・・志田未来
・・・田中美佐子
・・・生瀬勝久
・・・山口紗弥加
・・・河本準一
・・・三浦春馬
・・・谷村美月
・・・北乃きい
・・・高畑淳子
・・・海東 健
・・・金子さやか
・・・井坂俊哉
・・・北村一輝
・・・室井 滋
ほか

第一話

脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐藤東弥

テーマがシリアスだけに、最初から最後まで重い雰囲気でいくのかと 思ったら、第一話は意外と明るい雰囲気だった。

志田未来は少し大人っぽくなったようにも思ったけど、妊娠する前は 「女王の教室」の和美ちゃんのイメージそのままという感じだった。 制服が冬服に変わった途端、急に雰囲気が変わって驚いたな。 ここから先はこれまで見たことなかった志田未来が見られるのだろう。 重大な事態に直面した未希が、 歳相応の屈託のなさと、時折見せる大人な部分で、14才の母 としての道をどんな風に切り開いていくのか楽しみだ。

田中美佐子と生瀬勝久はとても明るい両親という感じ。 優しい母とユーモラスな父。 この2人ならきっと最終的には娘をちゃんと守るだろうなという気がする。 田中美佐子はちょっと老けちゃったけど、この人の演技力でさらに ドラマが引き締まりそう。

三浦春馬は「アンフェア」で篠原涼子に射殺された未成年の子だな。 志田未来の彼氏役ならもっと背が低くて少年ぽい子のほうがよかった ような気もする。 でも室井 滋のような強烈な母親に育てられて抑圧された雰囲気は、 十分に出てたように思う。 第一話を観る限りでは智志未希を特別好きなようには 見えなかったし、妊娠を知った彼が逃げてしまいそうで心配だ。

河本準一はちょっと期待ハズレ。何で標準語?? きっと未希のよき理解者 になってくれるのだろうけど、標準語の河本がいい演技ができるのか不安だ。

次回はいよいよ最初の修羅場。 田中美佐子と生瀬勝久がどんな演技を見せてくれるのか。 北村一輝は物語の中でどんな風に動くのだろう。 続きが楽しみだ。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐久間紀佳

よかった。
妊娠がわかって真実を親に告げるという最初にして最大の難関を、 志田未来と田中美佐子と生瀬勝久の名演技と、心打たれるセリフで 大いに盛り上げたと思う。

志田未来は、抑える部分と感情を爆発させる部分のメリハリがあって 改めてうまいなと思った。

生瀬勝久は、彼が演技で涙を流すのを見たのは初めてかもしれない。 あんな演技もできるんだと驚いた。 シリアスな方へ振り切れたかと思えば、智志 の母・静香にたじろぎもせず 話を切り出す加奈子 を見てお前スゲ〜な〜みたいなとぼけた表情ができるのは彼しかいないと思う。

北村一輝は、電車に乗る加奈子未希を見て、てっきり 後をつけて未希の妊娠を 突き止めちゃうのかと思った。 どうも彼を見ると悪人に思えてしょうがない。 未希のことをおもしろ おかしく記事にしそうで心配だ。

智志はあんな母親に育て られていて、事実に真正面から向き合えるのか疑問。 母親に反発するのは当然だと思うけど、彼はそもそも命の大切さとか人を思いやること、 人を愛することを教わってきてるのだろうか。 静香の描き方が少し極端 な気がするだけに、智志 があまりまともな人間だと逆に強引な印象を持ってしまいそうだ。 今後、言葉や行動が注目される智志だけに、 彼の方も丁寧に描いてもらいたいと思う。

さて次回はついに事実を智志 が知るところに。どんな態度をとるのかとても気になる。 続きが楽しみだ。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐藤東弥

今回は事実を智志と母・ 静香が知り、未希は中絶を決意するも思い とどまる、というところまで。

未希智志の告白シーンはとてもよかった。 それぞれの言葉に、思ったことをはっきり言う未希 と照れ屋で感情をあまり表に出さない智志の対比がよく出てたと思う。

未希加奈子 の背中で号泣するところは思わずもらい泣き。志田未来ちゃん、さすが だな〜。「わかったよ、このままね」という加奈子 のセリフもすごくリアルでよかった。

産婦人科の病室での未希加奈子の 長い会話も、中絶を思いとどまるまでの流れが自然に描かれていた。 ただ、14才で子供を産むという以前に、中絶がよくないという世間 一般的な考えがあるだけに加奈子 側の説得がどうしても弱く感じる。 母体の問題や学校の問題、経済的な問題、育児の問題なんかをもっと 具体的に加奈子の セリフに入れて、せっかく授かった好きな人の子供だから産みたいという 強固な意志とつり合うぐらいの説得がほしかった。

静香は少しずつ母の顔が 見えてきた気がする。加奈子 たちの言うことが本当であると薄々気付いてる様子だったり、 事実を智志から聞いて泣きながら ビンタしたりするところは、やはり母親なんだなと思った。 彼女が今後どういう態度をとるかが楽しみだ。

さて次回は、事実を学校に知られることになる。親友の裏切りにも逢う ようで、味方として期待できるのは山口紗弥加か。次回も楽しみだ。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐久間紀佳

今回もよかった。
志田未来はほとんど出ずっぱりでセリフも多くて大変そうだけど、 主役の存在感がすごくある。

前回感じた加奈子 側からの説得の弱さは、未希 を傷つけまいとする親心だったんだ。 これまでにないくらいの厳しい表情を見せた田中美佐子は迫力があった。 あなたの命を引き換えにしても産んでもいいと納得できるだけの理由を 言いなさい、という言葉にもとても説得力があったと思う。

父・忠彦は「こういうことは 昔から男の責任なんだ」と言い、智志 の母・静香は「こういうことは どっちが悪いとかじゃないの」と言い、その両方の言葉を智志は聞いているというところが興味深かった。 これまで静香の価値観だけを 強烈に植え付けられてきた智志が 、別の考えや見方を知るというのは大きな意味を持つと思う。

教室でのシーンも見ごたえがあった。
はきっと悔しくて たまらないのだろう。 いつも陽気で子供っぽく感じていた未希 が知らない間に大人な考えをするようになってた悔しさ。 「男なんていい加減だから産まないほうがいい」と言った言葉を 正面から否定された悔しさ。 未希を非難すれば クラスの中心にいるような気分になれて気持ちがいいのかもしれない。 そんな態度にムカムカしてたときの「友達っていないんだなと思って」 という真由那の言葉は 胸がスーっとした。これからの彼女の言動が楽しみだ。

最後の未希の笑顔は 泣けたな〜。 いろんな感情を押し込めて見せる笑顔って本当にグッとくる。 未希は両親や智志の愛情を知って、自分にとって 一番大事なことが人を愛することだと考えたのかな。 両親を愛し智志を愛し 周りの人を愛し、そしてお腹にいる子供を愛そうと決めたのだろう。 最後に見せた笑顔は本当にかわいかった。

次回も楽しみだ。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐藤東弥

今回も内容が充実していた。
このドラマはセリフ、特に未希 のセリフがとてもいい。 脚本家自身は決して若くはないのに、どうしてあんなにかわいくてリアル なセリフが書けるんだろう。 志田未来の言い方がうまいのだろうか。

第五話まできて、ようやく未希 の出産を母・加奈子 と産婦人科医・的場が 認め応援することに。 医学的な事実よりも本能的な母性が勝ったという感じで、大人が根負け したかなという気もする。

前回教室で話した産みたいという意志を、今回は智志 の前で発展させた形で未希 は伝えていた。
産んですべてが終わるわけじゃない、心が元気ならあとでもう一度 勉強することも働くこともできる、心が元気でいるために赤ちゃん を産みたい、という言葉はさすがに今まででいちばん説得力があった。
智志にはただ元気でいて くれればそれでいい、という言葉にも感動した。 相手が好きだからこそそんな風に考えられるんだし、そこまで行き着く のにどれほど苦しい思いをしたのだろうと思う。

去っていく車に向かって「バイバイきりちゃん」と言って涙を流す シーンには泣けた。 絶対泣かないって言ってたけどあれはしょうがないな。 別れの寂しさももちろんあったけど、未希 はもっと明るく元気に別れたかったと思う。 最後に見た智志の顔が、 自分に絶望した泣き顔だったのがとてもつらかったんじゃないかな。

次回はいよいよ記事の載った雑誌が発売されてからの話。
さまざまな世間の好奇や軽蔑の目にさらされるのだろうけど、どうか 極端な描写にはならないでほしい。
遠藤先生はいよいよ 熱血先生の本領発揮のようで、楽しみだ。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐久間紀佳

今回もセリフがとてもよかった。
短い言葉でありながら的確で心を打たれる。
特に「ごめんって言うしかできなくてごめん」のところは14才らしい 平易な言葉で未希の 気持ちをよく表現していたと思う。

波多野はただ興味本位や 売上のためにあの記事を書いたのではなさそうだ。
かつて貧しい状況や戦乱の中で生きる子供たちを取材した経験があり、 彼は彼なりの正義感をもって記事を書いてるのかもしれない。
未希たちがこの問題に 正面から取り組んで戦っていく様子を見れば、この人は強い味方にも なってくれそうな気がする。

学校での様子はだんだんおもしろくなってきた。
特に真由那の存在はとても 大きい。
が実は 親友だと思ってた未希 が遠くへ行ってしまったようで寂しさを感じてること、未希を責め立てるようなことをして 後悔してることをこれまた短い言葉でズバッと言い当ててしまうところ がすごい。
彼女が他のクラスメートとは別の見方ができるのには以前に何か辛い 経験をしてたからで、それにはたぶん遠藤先生 も関わっているのだろう。
何があったのか、そろそろ明らかになりそうで 楽しみだ。

脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐藤東弥

今回は印象的なセリフは特になく、さまざまな出来事を積み重ねて いったような回だった。

今回は認知とお金の問題がメイン。
私個人の考えは、実際どうであるかは別として、父親の認知があると いうことは子供が父親に愛されてる証拠だと思っているので、金銭的 なこととは関係なく子供のためにしてもらうべき、だと思う。
未希はどう考えているか はわからないけど、認知を拒否することが智志 のためになると信じてサインをしたのだろう。
涙を流しながらサインする未希 からは、だんだん未希の記憶でしか 智志の存在を感じることが できなくなる寂しさがすごく伝わってきた。

歩道橋のシーンはよかったなあ。
未希に対する思いをあまり 表に出すことのなかった智志未希の言葉に大きくうなずいたり 大きく手を振ったり、今までになかった感情の表し方に感動した。
第一話で同じようにバスの窓から声をかけられた智志 が何も返せなかったときのシーンが生きていたと思う。
智志は明らかに強くなって ちゃんと自分の感情をぶつけられるようになってきてるんだな。
未希が最後に見た智志が悔し泣きをする暗い表情じゃ なくなって本当によかった。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・山下学美

続いて第八話。

今回は智志がとてもかっこよかった。
未希の入院を知って 病院へ電話をかけるところなんてずいぶん行動力が出てきたんだなあ と思ったし、いつになるかわからないけどいつかちゃんとするから、 という言葉も嬉しかった。 このときの電話での会話はとても中学生どうしの会話とは思えない くらいお互い相手をすごく思いやっていて、聞いていて涙が出た。

母・静香に初めてはっきりと 自分の意見を言ったというのも大きかった。
みんなが偉いと認めなくても自分自身が納得できる生き方をしたい、 というのはその通りだなと思う。
誰よりもじゃなくていい、ただ幸せになりたいというのもよく理解できた。
息子にそこまで言われてもなお自分の意志を貫く静香 は相当信念の強い人なんだと思う。 誰の助けもなく一人でやってきた彼女にとって、両親や智志 に思われている未希への 嫉妬心もあるのだろう。 つまるところ結局は智志 を手離したくないんだろな。

未希の命か赤ちゃんの 命か、という問題は、母・加奈子 からすれば迷わず未希 の命を選ぶだろうし、未希 自身はどちらかを選ぶなんてできない。 この展開は、まあそうなるわな、という感じ。 ちょっと当たり前すぎてもう少しひねりがほしかったかな。

戸田菜穂が2人の子持ちで3人目を妊娠中というのはかなりリアリティ のない設定だったけど、セリフはとても印象的なものだった。
年とってても若くても、結婚していてもしてなくても、お金持ちでも そうじゃなくても、産むときはみんな平等、みんなひとり、なんて わかりきってたことでもこうやって言われるとハッとさせられる。
井上由美子ってホントすごい。

いよいよ陣痛がきたところへ偶然居合わせたのが波多野
病院までついてきて出産にまさか立ち合ったりしちゃうのだろうか(笑)。
彼は悪い人には見えないから今後の動きが楽しみだ。

さてついに次回は出産。
どんな展開になるのか楽しみだ。 視聴率上がるだろうなあ〜。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐藤東弥

久々に「14才の母」を観た。
今回はいよいよ未希に陣痛が、 というところから。

波多野未希 にいい印象は全く持ってなかっただろうから、初対面で未希 の丁寧な受け答えを聞いてかなり印象が変わったと思う。
手帳をペラペラと見ただけで、彼が大切にしてるであろう子供たちの アルバムに未希たちの プリクラを貼ったのは早急だったように思うけど。

今回は弟の健太(小清水一輝)に泣かされた。
未希が陣痛で苦しむ姿を 目の当たりにしてうろたえ不安を抱く様子が、ぶっきらぼうな言葉を かけつつ姉のそばから離れない姿からよく伝わってきた。
目に涙をためて一緒に救急車に乗りたがったところは、健太の気持ちが すごくわかって切なかった。

やっぱりあの陣痛はおかしかったんだなあ。
自分自身も2度経験してるから感じたけど、あんなにずっと痛いって ことはないのに、ドラマ的な演出するんだな〜なんて観てた。
胎盤剥離は経験したことがないからよくわからないけど、陣痛のあの強い 痛みが間髪おかずにあるとしたら相当ツライと思う。
赤ちゃんは生きて生まれることができたみたいだけど、未希 は予告を観る限りでは出血多量で昏睡状態になっちゃったみたいだし。

早く続きを観よう。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐久間紀佳

・・・感想が書きにくい。
未希が目を覚ましたのは とても喜ばしいことなんだけど。
14才の妊娠・出産がなんかキレイなことになってる。
未希と同じような世代の 子がこのドラマを観て、大変なことはいろいろあるけど何とかなるかも、 なんて思わないのかなあ。
学校は休学扱い、応援してくれる先生や友達がいて、支えてくれる家族が いて、産んだ本人も歩けるまでに回復して赤ちゃんはかわいくて。
予告では赤ちゃんに何か大変な危機が起こるようだから、まだ一概に キレイな描写だとは言えないけど。
妊娠・出産よりずっと大変で期間の長い育児の現実を、ラスト一話 で描ききれるのだろうかも疑問だ。

智志はここへきてまたダメ男 になっちゃってたな。
覚悟を決めて病院に来たくせに二度も逃げたし、観ててイライラした。
仕事を波多野に頼るのも おかしい。ていうかこれは脚本的にもおかしい。 2人はそんな間柄だっけ?
智志の甘さを指摘し、自分で 探せと言った波多野が どんどんまともな人に見えてきた。

土田(反町隆史)の「名前教えて下さい。その名前で呼びます」は ジーンときた。
なぜって、長男を出産したとき私自身もNICUの看護士さんに同じ ことを言われたから。
妊娠・出産に関わる部分はリアルな描写が多くて、うまくできていたと思う。 脚本・井上由美子   プロデュース・村瀬 健・浅井千瑞   演出・佐藤東弥

新年あけましておめでとうございます。
既に新ドラマが始まってるというのにまだ前クールのレビューが全然 終わってなくてすみません。
前クールはちょっと欲張りすぎたから、今回はセレクトするドラマの数を 半分くらいにしておこうかななんて思っています。

さて「14才の母」。
なるほど、こういう結末になったんだな。
脚本の井上氏が描いていた切り口と、私が第一話から観てきた切り口とは 少しズレがあったみたい。
命の大切さという観点からすれば十分描けていたと思うし、遠藤先生の「あなたたちが今ここに いること自体が奇跡なんだ」という言葉で直接的にストレートに伝え られていたと思う。
それに最終回で何もかもが丸く収まったわけではなく、近所の住人の 冷たい視線をドラマの最後の最後に登場させて印象つけたことで、 今後も続くであろう試練の道を連想させるというのもよかった。

未希の置かれた状況が 厳しければ厳しいほど、自分を律して自分の行動に責任を持つという ことの重要さを観る側が実感することができるけれど、逆に観る側が 「厳しい状況」を作り出す人間であってもいけない。
このドラマは後者に視点を置いて、未希 の周囲の人間が彼女を理解しようと努力し彼女の子供を大切に思って るという流れでストーリーを展開していったのだろう。
主人公は未希ではなく 彼女の子供ということなのかな。
そうじゃなかったら結局みんな未希 に甘いな、産んだもん勝ちだな、なんていう意見も出てきそうだし。

未希智志 が2年後に結婚することに決めるまでのやり取りがなくて残念だった。
2人でいると空がきれいとか何とかいうセリフがそうなのかな。
この2人がお互い好きなのかどうかは最後までピンとこなかった。

最終回は井上さんどうしちゃったの?っていうくらい寒いセリフが あって驚いた。
前出の空がきれいもそうだけど、「僕たち・・・」「私たち・・・」も これまでのナチュラルさやリアルさが一気に吹き飛ぶようなセリフだったし、 波多野の原稿も小説チックで、 ちょっと最終回はドラマぽくなりすぎたかなという感じがした。




〜勝手に総合評価

脚本  音楽  キャスティング

脚本は、何より未希の セリフがよかった。
最近のドラマでは子役というと大人びた生意気な 言葉づかいが目立つ中、未希 の言葉はとても素直で、平易なんだけど一言一言に思いがこめられていたと思う。

音楽はさすがミスチル。
ドラマの雰囲気をジャマしないのにでも印象に残る歌。

キャスティングはやはり志田未来がよかった。
特別かわいいわけではないけどひきつけられるものがある。
それに無邪気な子供っぽい雰囲気と意志を強くもったときの大人っぽい雰囲気の 両方を持ってるところが魅力的。
この先どんな風になっていくのか楽しみだ。
三浦春馬はちょっと表情が乏しかったかな。
情けない弱気なところは彼の雰囲気そのままで合ってたんだけど、気持ち を前に出す部分でも表情が弱々しいのが惜しかった。
志田未来との見た目のバランスもイマイチだった。