兵庫・きのさき温泉への旅
(2004年1月)


◆ 城崎温泉を散策! ◆
  
城崎温泉の町並み。風情ある温泉地です。
1400年余りの歴史を誇る「城崎温泉」は、兵庫県随一の温泉。枝垂れ柳の並木道やアーチ型の太鼓橋、川沿いには、2階建ての木造家屋が並ぶレトロな街です。下駄でカラコロン...そぞろ歩きが似合う温泉街です。
外湯で最も有名な「一の湯」 ■一の湯(いちのゆ)

城崎と言えば、「七つの外湯めぐり」が有名です。代表的なのが、この「一の湯」です。「江戸中期温泉医学の創始者後藤艮山の高弟香川修徳がその著「薬選」の中で当時新湯といったこの湯を天下一と推賞したことから名づけられた。」そうです。
◆ きのさき円山川温泉「銀花(ぎんか)」に宿泊 ◆
外玄関です。  内玄関です。
城崎温泉の中心部より北に車で約10分。「銀花」は、ゆったりと流れる円山川をはさんで、城崎温泉街の対岸に建つ宿です。最近では、”城崎温泉で一番高級な旅館「西村屋本館」につぐ旅館だという噂”を聞き今回2度目の宿泊することを決めました。前回はオットといっしょに宿泊しましたが、今回は両親とやって来ました。オットは、どうしても仕事を休むことができないので、かわいそうですがお留守番なのです。
受付から宿泊棟に通じる渡り廊下です。 桜の木で作った一刀彫の椅子 女性客は浴衣が選べます。
宿泊棟に続く渡り廊下 桜の一刀彫でできたイス 女性は浴衣を選べます。
食事処「陶祥」で夕食を食べます。 食事処「萬右衛門」で朝食を食べます。 大浴場です。外には露天風呂があります。
食事処「陶祥」です。 食事処「萬右衛門」です。 大浴場です。
午後2時すぎ、宿に到着。女将に迎えていただいて、梅酒をご馳走になりながらチャックインをすませ部屋へ。(途中、女性のみのサービスとして「自分の好きな柄の浴衣」を選ぶことができます。)
2階の廊下です。  今日宿泊するのは「鏡花」です。
今日宿泊するのは、2階の「鏡花(きょうか)」。前回はお隣の「晶子(あきこ)」でした。
円山川がひろがる部屋からの景色はバツグンです。 部屋の「ひのき風呂」です。 「はじめろ」もくつろいでます。
景色はバツグンです。 部屋の「ひのき風呂」です。 「はじめろ」もくつろいでます。
玄関をあがり、障子戸をあけて部屋のなかへ。一番ステキなのは、目の前にひろがる景色。すべての客室の窓側には、足元ぽっかポカの床暖房の整った広縁があり、ここにおかれている椅子に座って川の流れを眺めていると時間が経つのを忘れちゃうくらい...また、すべての客室の窓側に設置されたガラス張りのひのき風呂もいいよぉ〜。夜、しんしんと降る雪を見ながらの入浴もカクベツです。大浴場にも露天風呂にも行かなきゃいけないし、部屋のお風呂も気持ちいいし貧乏性なので...あれもこれもと忙しい。基本的には、トイレ(もちろんウォシュレット)とお風呂が別々になってるし、全体的にゆったりとした間取りで、清潔です。また、冷蔵庫にはお水が1本のみ。売店はあるけど、お値段はお高めです。ちょっと買い物と思ってもコンビニが遠いので注意しましょう。
カニコースの「かに刺し」です。  会席コースの「お刺身の盛り合わせ」です。
カニフルコースの「かに刺し」と会席コースの「お刺身の盛り合わせ」です。
カニコースの「焼き蟹」です。 カニコースの「焼き蟹」です。 会席コースの「但馬牛の炭火石焼き」です。
焼き蟹 網で焼いてます。 但馬牛の炭火石焼き

夕食は、食事処「陶祥」でいただきます。座卓式のテーブルなので、足が楽〜。せっかくなので、「カニのフルコース」と「会席コース」を食べ比べてみました。「カニのフルコース」は、食前酒・かに刺し・焼き蟹・茹で蟹・かにすき・蟹雑炊...デザートと一人につき、蟹を2匹半も使用しているだけあって、もうお腹いっぱいになりました。「会席コース」は、月によってメニューが変わるそうですが食前酒に始まり、鮑の柔らか煮等の八寸、椀物は鯛真蒸、縞あじやひらめ等のお造り焚合せは、鰤大根。焼物は、但馬牛の炭火石焼き、かに鍋に雑炊にデザート...。こっちもお腹いっぱい。2時間食べっ放し状態でした。(事前に「嫌いなもの」を知らせておくという嬉しいサービスもあるのでぜひ利用しましょう。)食事の後は、温泉に浸かりゆ〜っくり...ま〜ったり...過ごしました。ひさしぶりの両親との旅行で、深夜まで母と話したり...化粧品を交換してみたり...。父は、ビールの飲み過ぎでいびきをかいてぐっすり眠ってましたが...。
 ■ 「銀花」のHP ← 興味のある方はクリックしてみてね。

部屋からの景色です。 翌朝、お部屋の窓越しから見た円山川の景色です。でも、やっぱり雪景色が見たかったです。 部屋からの景色です。
◆◆◆ 城崎のお土産いろいろ ◆◆◆
「松葉かに」がたくさん!
 ■「おけしょう鮮魚&おけしょう鮮魚の海中苑」
残してきたオットが可愛そうなので、お土産を買って帰ろう!...で、でもこんなお高い「←松葉がに」は買えません...ので私のお奨めのお土産(かに以外)を紹介します。「おけしょう鮮魚&おけしょう鮮魚の海中苑」では1階の「おけしょう鮮魚」で蟹などの鮮魚を販売し2階の「おけしょう鮮魚の海中苑」で鮮魚を使った食事ができます。1階のお店で買ったお魚を2階に持っていって自分好みの調理法で調理してもらう...なんてこともできるそうです。食事処「おけしょう鮮魚の海中苑」は、いつもすごい行列ができています。
 ■ カフェ&レストラン フォルノ」
若者に人気のイタリアンのお店です。焼きプリンをお持ち帰りにしました。おいしかったです。ちなみの1個300円(税込)です。ピザやパスタが人気メニューで、冬は「松葉かにのパスタ」がおすすめです。
街角カフェ&レストラン「フォルノ」 「フォルノ」の焼きプリン
フォルノ外観 焼きプリン
かに寿司の「大黒屋」 「大黒屋」のかに箱寿司 「大黒屋」のかにちらし
大黒屋さんの立派な看板 かに箱寿司(1100円) かにちらし(1000円)
 ■大黒屋
かに寿司の「大黒屋」も有名なお店です。テレビでもよく紹介されていて、店内に入ると関西の芸能人のサイン色紙がいっぱいです。「かににぎり寿司(1200円)・かに箱寿司(1100円)・かにちらし寿司(1000円)」は店内で食べるほかに、お弁当としてテイクアウトが可能です。待ち時間は約5分。電車で帰る観光客にも人気のようでした。

やっぱ、寒い季節は温泉ですね。城崎温泉は自宅からわりと近いこともあって、冬はスキー帰りに...夏は、海水浴帰りに寄ったり...と幼い頃から何度も訪れています。最近では、7つある外湯も綺麗に改装され、若者向きのお店も増え、街は浴衣を着た若いカップルで賑わってました。大阪から特急電車で約3時間。ぜひ寒い季節に訪れてみてください。

 ■ 「城崎温泉観光協会」←城崎温泉に興味のある方はクリックしてね。

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