紅葉の東山(南禅寺〜銀閣寺)の旅
(2005年11月)


南禅寺の紅葉のじゅうたんです。
〜 落ち葉のじゅうたん(南禅寺にて) 〜
京都の紅葉を見にやってきました。大混雑が怖いので、早朝から頑張ります!
★一部の写真はクリックすると大きな画像を見ることが出来ます。

 ■今日のコース 南禅寺→水路閣→安楽寺→法然院→哲学の道→銀閣寺→無鄰庵→南禅院→天授庵
 ■ 五条坂バス停から市バス(206系統)に乗り、「南禅寺」に移動します。
 朝7時30分、清水寺へ続く清水坂にある「京都市清水坂観光駐車場」に到着しました。観光バスのための駐車場の役割が重く、駐車する位置は出口に近い場所をお奨めします。では、徒歩で五条坂をくだり、五条坂バス停(徒歩約5分)へ移動し、南禅寺を目指します。
 
 五条坂(市バス206系統)→(約15分)→東山三条(徒歩)→南禅寺

 ※市バス専用1日乗車カード
   購入 バスの中でも買う事ができます。
   料金 1枚500円
   URL こちら
1日乗車カードです。バスの中でも購入可能です。
1日乗車カード・・・500円

 臨済宗 大本山 南禅寺(なんぜんじ)
南禅寺の境内です。朝の8時ですが、人がたくさん・・・です。  朝8時前に南禅寺に到着。この時間帯でもかなりたくさんの観光客がいました。さらに、山門に人だかりが出来ていたので近寄ってみると、読売テレビの「ズームインサタデー」のロケをしていました。ロケ中は、勝手に写真を撮るなとかそこを歩くなとか、いろんな規制があって、はっきり言って迷惑なばかりでした(笑)。寺中に張り巡らされたケーブルにつまづきそうにもなったし・・・。
 次は、安楽寺に向かいます。

 アクセス 東山三条バス停→南禅寺 徒歩約15分
 混雑度 ☆☆☆☆☆
南禅寺の境内
約4万5千坪の広大な境内。
総門から山門、法堂、方丈まで伽藍が一直線にならぶ枯山水の庭園。

 →この写真、お気に入り!
真っ赤な紅葉と山門です。 山門が額縁みたいな感じ・・・
 山門「天下竜門」 山門越しに見た早朝の境内
どの木々も紅葉真っ盛りです。 レンガで出来たアーチ橋。 亀山天皇の離宮で、無関普門を開山として創建された臨済宗南禅寺派の大本山。石川五右衛門の名ゼリフ「絶景かな絶景かな」でおなじみの南禅寺の山門は、別名「天下竜門」と言われ、日本三大門のひとつとして有名です。 
紅葉した木々 水路閣(すいろかく)
■水路閣・・南禅寺境内を横切るレンガ造りのアーチ橋。明治23年(1890年)に完成した琵琶湖疎水の一部で、琵琶湖疎水の開削により、蹴上に日本初の水力発電所が造られ、京都の産業に大きく貢献したそうです。
 ■ INFORMATION

 住所 京都市左京区南禅寺福地町
 電話 075-771-0365
 拝観料 無料
     (山門特別拝観500円)
 駐車場 2時間1000円
 URL こちら
落ち葉もとても綺麗です。

 住蓮山 安楽寺(あんらくじ)
安楽寺の山門  哲学の道から少し入ったところにあるひっそりとした佇まいお寺。通常は非公開のお寺ですが、桜・ツツジ・サツキ・紅葉の季節にのみ拝観が可能となります。毎年7月25日に行われるかぼちゃ供養でも有名です。

 アクセス 南禅寺→安楽寺 徒歩約20分
 混雑度 ☆☆
苔に落ちた紅葉です。  ■ INFORMATION

 住所 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
 電話 075-771-5360
 拝観料 400円(公開は春と秋の特別拝観時のみ)
 駐車場 無し
 URL こちら

 法然院(ほうねんいん)
茅葺きの山門がとっても風情があります。 手前の砂盛りが白砂壇です。  私の大好きなお寺です。
趣のある山門 山門と白砂壇ともみじ
 法然上人のゆかりの寺で、正式名称は「善気山法然院萬無教寺」。紅葉の名所として有名ですが、茅葺きの山門と庭園がどの季節に訪れてもいい雰囲気です。特に季節ごとにかわる「白砂壇」の模様がとても美しいので、お奨め度200%!

 アクセス 安楽寺→法然院 徒歩約10分
 混雑度 ☆☆☆
白砂壇の模様は「もみじ」です。
参道で見つけたかわいい「飴細工」です。  ■ INFORMATION

 住所 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
 電話 075-771-2420
 拝観料 境内自由(無料)
 駐車場 無し
 URL こちら
■白砂壇(びゃくさだん)・・ひなびた茅葺きの山門をくぐると、左右に二つ並んだ長方形の砂盛りが目に入ります。周囲は細かな粒の砂で固められ、上には渦や波、流水、花、葉など季節を表す模様が箒目で描かれている。この砂盛りは「白砂壇」と呼ばれるもので、「水」を表しており、その間を通ることで、心身を清めて浄域に入ることを意味するそうです。
 ■哲学の道(てつがくのみち)

 法然院から銀閣寺に向かうには、哲学の道を通り抜けます。紅葉はほとんで散っていて、観光客もほとんどいませんでした。

 混雑度 ☆
紅葉が散った哲学の道。
閑散とした哲学の道
■哲学の道・・・若王子神社から銀閣寺まで、約2km続く疏水沿いの散策路。哲学者の西田幾多郎らが好んだことから、「思索の小径」と呼ばれていたのが、いつしか「哲学の道」と呼ばれるようになったそうです。春は桜や雪柳が咲き誇り、夏にはゲンジボタルの乱舞、秋には紅葉。日本の道百選にも選定されています。
 臨済宗 銀閣寺(ぎんかくじ)
私は金閣寺よりも銀閣寺の佇まいが好きです。 展望所からの景色は素晴らしいです。  閑散とした哲学の道を歩くこと30分。先程までの光景がうそのように銀閣寺に通じる参道はとても混みあっていました。
 庭園も本殿もすべてにおいて見応えありのお寺です。
 
 アクセス 法然院→銀閣寺             徒歩約15分
 混雑度 ☆☆☆
銀閣寺 展望所からの眺め
 ■ INFORMATION

 住所 京都市左京区銀閣寺町2
 電話 075-771-5725
 拝観料 500円
 駐車場 周辺に市営駐車場あり(1時間500円)
 URL こちら
ちりめんの小物を置いているお店がたくさんあります。
■銀閣寺・・・正式名は東山慈照寺(とうざんじしょうじ)。足利義政が文明14年(1482年)に金閣寺を模倣して建立した臨済宗相国寺派の禅寺である。正面が月待山、銀沙灘(ぎんしゃだん)と呼ばれる白砂や台形の向月台(こうげつだい)が配され、月を愛でる趣向が伺え、枯山水と池泉回遊式の名園。
 銀閣寺を拝観した後は、バスに乗り、南禅寺方面に向かい、「奥丹」で湯豆腐を食べたいと思います。
 無鄰庵(むりんあん)
 「こんなところにこんな素晴らしい庭園があるの!」と思わせてくれる庭園が広がっています。世間では、「池泉回遊式庭園」というそうです。

 混雑度 ☆☆
紅葉が池に映って綺麗。 苔と紅葉のコントラストが綺麗。
 ■ INFORMATION

 住所 京都市左京区南禅寺草川町
 電話 075-771-3909
 拝観料 350円
 駐車場 無し(周辺の市営駐車場を利用)
 URL 無し
てぬぐいタオルです。
■無鄰庵・・明治27〜29年(1894〜1896)に山口県(長州)出身の明治・大正の元老山県有朋によって造られた別荘。池泉回遊式庭園は四季を通じて楽しみ事ができます。
■池泉回遊式庭園・・・日本庭園の形式の1つで、池とその周囲を歩き見て回ることが出来、 その道すがら眺望の変化が楽しめるように設計されている庭園のことだそうです。
■ 総本家ゆどうふ 奥丹(おくたん) ■
 開店の約30分前にお店にたどり着いたら、すでに大行列。でも収容人数が多くて、すぐに着席できました。でも料理が出てくるのに時間がたっぷりとかかりました(笑)。メインのお豆腐もその他のお料理も美味しかったです。一度は訪れる価値は有りそうです。 湯豆腐です。 とろろ汁とごま豆腐です。木の芽田楽です。
精進揚げです。開店前の大行列です。
湯豆腐・・・3150円、昔豆腐の場合・・・4200円
奥丹の外観です。  ■ 総本家ゆどうふ 奥丹 本店

 住所 京都市東山区清水3丁目340番地
 電話 075-525-2051
 営業 11:00〜17:00 
 URL こちら
内容は、湯豆腐、とろろ汁、ごま豆腐、木の芽田楽、精進揚げ、ご飯、香の物。料金は3150円です。

 南禅寺 南禅院(なんぜんいん)
 南禅寺、水路閣の奥にある庭園。陽が差し込む時間帯が限られていて、いつ来たらいい写真が撮れるの?といつも疑問に思います(笑)。
 
 混雑度 ☆☆☆
そろそろ紅葉に飽きてきました。 人が多すぎて疲れてきました。
滝が注ぎ込む庭園 とにかく混んでいます。
 住所 京都市左京区南禅寺福地町
 電話 075-771-0365
 拝観料 300円
 南禅寺発祥の地とされる寺院。応仁の乱で荒廃したところ、1702年に徳川綱吉の母、桂昌院らの寄進で再興。 鎌倉時代後期の池泉回遊式庭園で、無窓国師の作庭と伝わる。

 南禅寺 天授庵(てんじゅあん)
残念。見頃を過ぎていました。 見る価値有りの庭園です。ぜひ♪  南禅寺三門のすぐ南側にある比較的観光客の少ない穴場的な庭園。2つの庭を楽しむ事ができます。
  
 混雑度 ☆☆
本堂の前庭 書院南庭
 幾何学模様の石畳がある枯山水の本堂前庭と,池泉廻遊式の書院南庭があります。  住所 京都市左京区南禅寺福地
 電話 075-771-0744
 拝観料 400円
■天授庵・・・南禅寺を開山した大明国師を祀る開山塔で,暦応3年(1340),光厳天皇の勅許を得た虎関師錬が創建した。
■ ちょっと休憩 ■
 ■CAFE RESTAURANT やよい

 住所 京都市東山区祇園
      東河原清井町481
      (八坂神社南門100m南)
 電話 075-561-8413
 URL こちら
 
すっごく美味しかったです。。 ちょっと高いのでは??
抹茶パフェ・・・840円 カフェラッテ・・・630円
 ちりめん山椒など佃煮で有名な「京佃煮舗 やよい」に併設するカフェレストランです。落ち着いた店内には、洗練されたテーブルやイスが配置され、カフェメニューのほかにも、お茶漬膳(1155円)やじゃこパスタ(1155円)などのフードメニューも楽しむことができます。お奨め♪
■ お奨めのお土産 ■
季節限定の佃煮を買いました。おじゃこは定番です。  お奨めのお土産を紹介します。やはり高台寺〜清水寺に続く参道にあるお店が品揃えがよく、いいものが揃っていると思います。
 佃煮は、旬の素材を使った季節限定の「華しぐれ」をチョイス。
 手ぬぐいタオルは、前から気になっていたもの。吸収力があってしかも速乾。旅行時に活躍しそうです。

 ■てぬぐいタオル・・・630円
 ■お茶漬けご膳・・・630円
 ■華しぐれ・・・630円
もちろん、私用は青い方。
「やよい」の佃煮 「くろちく」のてぬぐいタオル
 ■京佃煮 やよい
 住所 京都市東山区祇園
     東河原清井町481
 電話 075-561-8413
 URL こちら
 
 ■くろちく 清水彦寧坂店
 住所 京都市東山区清水三丁目
     334青龍苑内
 電話 075-532-5959
 URL こちら
■ ■ まとめ ■ ■
 京都の紅葉・・・大混雑を予想して、早朝に南禅寺をスタートして哲学の道を通り抜け、9時拝観開始の銀閣寺に辿りつくコースを選んでみましたが、早朝の京都はとにかく寒く体に堪えました(笑)。ひと休みするのにもお店も開いてないし・・・。そして、今回も紅葉の写真がいまひとつの出来となってしまいました。だって特に、お昼からはどこに行っても人・人・人で、写真なんてゆっくり撮れる状況ではないですから・・・。
 ☆紅葉で有名な「永観堂」は、拝観料が1000円ということと半端じゃない混雑ぶりで拝観を断念してしまいました。
お気に入りの風景、「法然院、茅葺きの山門」です。
■ ■ その他の情報 ■ ■
■ 駐車場情報・・・京都市清水坂観光駐車場→1日800円
 紅葉真っ盛りの土日には、周辺道路が規制され、観光バスが優先となり、10:00〜17:00の間は普通車の出庫ができません。対策としては、駐車場の出口付近の出庫しやすい位置に駐車しておくこと。係りのおじさんにお願いすると規制時間帯でも出庫させてくれます。
■ トイレ情報・・・ところどころに公共のトイレがあります。
 @南禅寺山門横にあるトイレは、激混みです。徒歩約5分の無鄰庵の隣り、京都市国際交流館のトイレが空いていて綺麗です。
 A哲学の道にトイレはありません。早朝には土産物屋さんも開いていないので注意です。

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