さくら満開の京都東山への旅

(2004年4月)


◆ 春のお奨め散策ルート ◆

今日は、さくら満開の東山周辺を散策します♪
清水寺から、三年坂・二年坂を通り枝垂桜が有名な円山公園へ。
そして八坂神社の間を抜けて祇園白川へ。
次に足を延ばして、平安神宮と岡崎の川端通りを東へ歩き南禅寺へ。
...で、哲学の道へ。歩き疲れたら、バスに揺られて祇園へ。
これが私の春のお勧め散策ルートです。

清水寺の「三重の塔と経堂」です。 清水寺の桜のスポットです。 あの有名な清水の舞台のある「本堂」です。
◆ 清水寺・・・
 7時半に清水寺のある東山周辺に到着。 清水坂にある「清水寺観光駐車場」に車を停めます。駐車料金は1日800円。とても良心的なお値段です。 (注意・・・観光バス用のスペースがほとんどなので、平日でも午前9時頃になると満車になります。) ここを拠点に歩いたり、市バスの1日乗車カード(500円)を利用したりして散策を楽しみます。
 まず「清水寺」へ。 寺に続く参道のお店はほとんどしまってますが、朝6時から拝観できることもあり、ちらほらと観光客がいます。 拝観料は300円。やはり朝早いので有名な「清水の舞台」はまだ日陰となってます。 なので、本堂や音羽の滝から見上げる本堂は、少し暗い写真になってしまいました。
 私のお奨め桜スポットは、はほぼ出口付近にある池のそばから望む三重の塔です(←中央の写真参照)。 もちろん、秋は同じ場所が紅葉のスポットとなります。 また、午後6時30分からの夜の特別拝観(400円)ではライトアップされた幻想的な清水寺を見ることができます。

 ■ 「清水寺」については、こちら
 ■ 「市バスの1日乗車カード」については、こちら
 ■ 「京都市営清水寺観光駐車場」については、こちら
 ■ 清水寺へのアクセス・・・京都駅から市バス206系統に乗り、東大路五条坂又は清水道下車。

見事な「枝垂桜」でしょ? ◆ 円山公園・・・
  三年坂・二年坂を通り、石塀小路を散策しながら円山公園へ。 この公園では見事な「枝垂桜」を見ることができます。 ...でも、すぐ裏の芝生の広場では足の踏み場もないほど ブルーシートが広げられ、花見の場所取りをする方でいっぱいなのです。 そして、朝早いと山のようなゴミがゴミ置き場に置かれ異臭が漂っていたのが印象的でした。 仕方ないですね。

◆ 祇園白川・・・
 円山公園から八坂神社を抜け、四条通りから花見小路を通り「祇園白川」へ。 この辺りは、石畳に格子戸の茶屋が並ぶ花街の風情が残っている地域です。 白川沿いには、多くのソメイヨシノと枝垂桜が植えられているし、 しっとりとしたお茶屋の佇まいを背景に京情緒が堪能できる私のお気に入りのお花見スポットです。 また、桜の時期には日没から9時までライトアップされます。
 ここで私のお奨めの甘味処「ぎおん小森」を紹介します♪ 辰巳神社の横にあるこのお店は、元茶屋で白川のせせらぎを眺めながら、 冬は白玉クリームあんみつ。夏は抹茶かき氷などを食べることができます。

 ■ 「ぎおん小森」については、 こちら

新橋からの風景です。
白川というとこの景色ですよね?

2分咲きの紅枝垂桜と泰平閣です。 ◆ 平安神宮・・・
 祇園白川から東大路通に出てひたすら北に歩き、京都会館を右折すると朱色の大鳥居が見えてきます。 この大鳥居が平安神宮のシンボルなのですが、祇園から歩いてやってくるのは結構キツイかも?です。
 平安神宮の桜スポット有料(600円)の庭園「神苑」です。 南・西・中・東の四つに区分されたとても広い庭園のお奨めのスポットは「東神苑」です。 紅枝垂桜と泰平閣を望むスポットがあり、濃いピンク色をした紅枝垂桜はとても美しく見えるポイントです。 残念ながら、この日の紅枝垂桜は2分咲きでした。 どうやら、ソメイヨシノが散る頃に満開を迎えるようです。
 また、初夏には、カキツバタ・花菖蒲・すいれん。秋には萩。 冬の雪景色など四季を通じて楽しむことのできる庭園です。

 ■ 平安神宮については、こちら

ソメイヨシノは満開です。

◆ 岡崎公園周辺・・・
 大鳥居を再びくぐり、岡崎公園周辺の疎水べりを歩き、南禅寺に向かいます。 そこで見た桜が右の写真なのですが、とても綺麗でした。 そして次に行ったのが南禅寺。 南禅寺の桜も見事でしたが、こちらは紅葉のほうがお奨めだと私は思います。
岡崎公園近く、疎水べりの桜です。

人・人・人の「哲学の道」です。 ◆ 哲学の道・・・
 またまた歩きます。南禅寺から紅葉で有名な永観堂の前を歩き、哲学の道へ。 こちらの桜はかなり見事です。でも、あまりの混雑ぶりに嫌気がさす方も多いのでは? 若王子から銀閣寺まで続くこの「哲学の道」は一体どのくらいの距離なのだろうか?
 ここで私の大好きな京湯豆腐の「喜さ起」を紹介します。♪ 場所は、法然院の西隣りにあり、 お値段も南禅寺周辺にある湯豆腐のお店よりも安く、しかも美味しいのです。 こじんまりとしたお店ですが、ぜひぜひ冬に行ってみてください。ごま豆腐もお奨めの一品です。

 ■ 「京湯どうふ 喜さ起」については、 こちら


◆ 高瀬川・・・
 歩き疲れたので、バスで祇園に戻ってきました。 四条通りから木屋町通りに入ります。この通り沿いを流れる高瀬川の桜並木もお奨めスポットです。 路駐自転車やバイクさえ無ければさらにお奨めなのですが...。
高瀬川沿いの桜並木も満開です。

■ 祇園でランチタイム ■

石畳の通路を抜けると.. てんぷらのコースです。ごはんにのったちりめん山椒が美味!

雑誌でチェックしておいたお店で遅めのランチにしたいと思います。
四条通りから先斗町通りに入り、少し歩いた小路にある「花心亭 みのこう」です。
人気のお昼のコース(1500円)は、3種類あって、
旬の焼き魚、湯豆腐、季節のてんぷらから選ぶことができます。
お値段は、かなりお安めだと思うのですが...。
店内は、外の石畳の通路から想像もつかないようなモダンな感じでした。
また、先斗町を歩いていると、”舞妓さんや芸子さん”に遭遇しますよ。もちろん、本物のネ!

■ 花心亭 みのこう ■
 住所 : 京都府京都市中京区先斗町三条下ル材木町188-8 歌舞練場南
 電話 : 075-211-3836
 営業時間 : 12:00〜14:00、17:30〜21:30(土曜、祝前日は〜22:00)
 定休日 : 水曜日
 交通手段 : 京阪本線三条駅から徒歩5分

私にとっての京都は、わりと身近な街という印象でした。
でも、桜や紅葉のシーズンは怖ろしく混み合うので、このシーズンをはずして遊びにくることが多かったのです。
今回は、かなり気合いを入れて”めちゃ混みの京都”にやってきた(笑)わけですが、やって来てよかったです♪

お天気も良く、あちこちで満開の桜を見ることができたし、満足満足の旅でした。

「MY TRIP INDEX」

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