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遠野の水車小屋
2002年8月1日〜8日
厳美渓→猊鼻渓→遠野→浄土が浜
→八幡平(藤七温泉→後生掛温泉)
厳美渓の上流の岩肌

 
 今回は、仙台から電車でのんびりと東北のあちこちをまわってみよう…と思い、まずは、一ノ関の厳美渓に!
 厳美渓の岩はとても独特の丸みをおびており、不思議な景色でした。キンミズヒキやゲンノショウコなど結構いろいろな植物があります。変なドクダミ(突然変異かな?)もありました。


 次の日は、猊鼻渓に! 厳美渓とはうってかわって、険しい山肌…こんなに近くで川の景観が大きく違うのには感動!
 川にはウグイがいるのですが、これが大きい。鯉もいっしょに泳いでいたのですが、全然ひけをとらないのにはびっくり!う、うまそう!!
 
 猊鼻渓を少し歩くと、幽玄洞という鍾乳洞に…。この日は、結構気温が低いうえに、雨も降っていました。もともと体が冷えているのに、鍾乳洞の中に入って、さらに体が冷え切ってしまった。
 幽玄洞には、化石がいっぱいあって、その説明があちらこちらにあるのですが、シロウト目にはよくわからんものが多かったなぁ。
猊鼻渓の岩肌 ウグイ(地元ではハヤというそうです。デカイ!)

幽玄洞の地底湖

遠野の獅子舞! 

 3日目は、花巻から高村山荘へ…。高村山荘にもいろいろな植物が咲いていたのですが、一番の目的の八幡平のために写真は控えて…と思い、あまりここでは撮影しませんでした。
 その後、宮沢賢治記念館に寄り、新花巻駅まで降りたのですが、そこでホソバノヨツバヨツバムグラが荒地に花満開状態で咲いており、とても見ごたえがありました。
 新花巻から遠野まで電車で移動。たまたま遠野で祭りをやっていたので、見に行くと、獅子舞などがとても見ごたえがありました。
 でも、あまりに見とれて、どこかでマクロレンズを落としてしまって、後で何度探し回っても、見つからず!!(ううっ、悲惨!) せっかく八幡平の花の写真を撮るのを楽しみにしていたのに、マクロレンズでは撮れなくなってしまったのでした。
 で、後日、盛岡でマクロレンズを購入しようと探したのですが、盛岡って、ヨドバシカメラみたいな大手のカメラ店がない! いやぁ、参りました。 

 4日目は遠野の散策、伝承園のおしら様は圧巻です。この日も雨が降っており、伝承園の掲示板には、「本日はカッパ淵には河童が出そう!」と書いてありました。で、カッパ淵ではキツリフネヤブカンゾウなども咲いていました。後、ビールのホップを栽培している風景が道沿いにあります。
 また、デンデラ野では、キランソウやボタンヅルなどがありました。まあ、他にもいろいろな花が咲いていたけど、写真には収めなかったので、ちょっと何が咲いていたかは覚えていないかな。
 5日目は、宮古の浄土が浜からうみねこ航路で田老まで出て、そこから三陸リアス線で久慈駅まで行って後は盛岡にバスで直行だったのですが…。三陸リアス線ってとってもいい雰囲気ですね。

 
 さて、いよいよ盛岡からバスで八幡平へ…って、雨じゃないかぁ、しかも北海道と関東は晴れているのに、秋田と青森だけ雨雲が停滞しているなんて…それも私が旅行している一週間ずーってなんてぇ。うう、さすが私は雨男!(花の写真をとるのが趣味の人間が実は雨男っていうのって…)
 山頂は上から下からと雨が吹き荒れているし…(しょうがいないので、レインコートを山頂で買ってしまいました。うううう。) 
 でも、私はめげない!藤七温泉(彩雲荘)に荷物を置いてから、雨の中、蓬莱峡へ…。(蓬莱峡は結構岩場が多く、雨の中滑りまくってスリリング!)
 でも、そこでは、ゴゼンタチバナギンリョウソウが雨に濡れてとても美しく咲いていました。(ううっ、言い訳がましいが本当に実物はきれいだったのだ。)
 また、蓬莱峡から藤七温泉までの間には、ウゴアザミやハクサンシャジン、ウメバチソウ、エゾオヤマリンドウ、それにシロバナトウウチソウなどがあちらこちらに咲き乱れ…。と、花を眺めている間もなく、雨が滝のように降って、靴はグショグショ…。
 その上、風が吹き荒れているので、写真は撮りにくいし、マクロレンズはないし…。でも、やっぱり花を見ながら、ぶらぶら歩くのはいいなぁ。
 で、びしょぬれになって藤七温泉に戻れば、そりゃあ、夕飯もおいしいし、温泉も気持ちいいはずだわなぁ。それに彩雲荘のおっちゃんの説明はおもろいし…。しかし、東北って、混浴が多いねんなぁ、びっくり。朝食も魚の焼き加減が絶妙でとってもよかったぞ。絶対、来年、リベンジしにいくぞぉ!! 
 
 八幡平2日目は、八幡平山頂をダダ雨の中、がま沼の周りを一周…、道沿いにはクルマユリ、ミヤマアキノキリンソウ、トウゲブキ、カラマツソウ、ミヤマホツツジ、それにカラマツソウなどが咲いていました。  

 雨がひどいのでそのまますぐにバスで後生掛温泉に!
 で、後生掛温泉の源泉をまず見学! 源泉があちこちで噴き出す光景は圧巻!!
また、あちこちにモウセンゴケがあり、花を咲かせていました。そのうちに雨もやんで…。うーん、一瞬の太陽のきらめきかぁ?
 それから、後生掛温泉を少し降りて、大沼へ…後生掛から大沼までの道路沿いにはオカトラノオイヌゴマなどが咲いていたのですが、さすがに高山! たかがイヌゴマでも花も大きく、色も濃くあざやかで堪能しました。
 大沼でも、モウセンゴケがミズゴケと混生しており、ノリウツギオゼミズギクやサワギキョウ、キソチドリ、ギボウシにシロバナノトウウチソウ、そして水面にはコウホネの花が…。
 夜には、ほとんど空は雲に覆われていましたが、一瞬の天の川が感動的…。
 後生掛温泉の料理には、ケイランという餡子を餅粉でくるんで卵の形にしたものがお吸い物に入っていて、お吸い物の塩味と餡子の甘味のコントラストがとっても不思議でした。(ケイランは遠野でもあったのですが、遠野ではお湯につけてあるだけでした。)
後生掛温泉の源泉! す、すごい!!

モウセンゴケとミズゴケの混生(大沼で!)

 ついに最終日、でも、最後まで雨はあがらず、一週間、雨に祟られ続けました。
 後生掛から山道を少し登り、蒸けの湯まで…。山道には、ヤマアジサイ、イワオトギリ、少し表通りに出ると、ヤマハハコ、ウツボグサ、タカネニガナなどが咲いていました。
 途中の蒸けの湯で、温泉につかったのですが、露天風呂の周りは源泉で岩肌からは蒸気が吹き上がり、スノコの隙間から出ている蒸気で足が火傷しそうに…。まるで火山の中でお風呂に入っているようでした。(ここはとてもいい、次回はここに泊まるぞぉ!)
もう終わりかけのニッコウキスゲ、後ろはものすごい霧!  再び八幡平山頂を再チャレンジ! でも、また、雨と風と濃霧が…。それでもめげずに写真をとるぞぉ、と気合を入れて山頂から八幡沼を抜けて、源太森へ…。でも、とっても濃霧で、どこを歩いているのやら、ようわからん状態! まあ、道そのものはわかりやすい歩道になっているのでどこかには出られるのでしょうが…。
 で、まず、八幡沼を横切ると、下を見下ろすように(って言ってもほとんど見えんが…。)ニッコウキスゲが咲いていて、それを越えて、源太森に入るとチングルマ(花は終わっているのですが…。)やミツガシワなどがところどころに咲いています。後、ミヤマホタルイなんかもところどころに群落をつくっていました。 
 源太森を抜けて、黒谷地湿原に入ると今度は、アオモリアザミが山道に、そして、崖沿いにエゾオヤマリンドウやミヤマホツツジ、ダイモンジソウ、キソチドリの仲間が混生していました。黒谷地湿原の出口付近、八幡平アスピーテラインの見えるところまで来ると、ハクサンフウロやシロバナニガナがひっそりと花をつけていました。
 アスピーテラインを再び登っていくと、源太清水のあたりでオクトリカブトとミソガワソウが清水に沿って群落を作っていました。山頂のバス停につくまで、結局、霧が晴れず、最後まで雨・風・霧に悩まされた旅行でした。
 結局、八幡平の景色ってどんなんだったんだろう、来年になったらわかるのかな???

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