京象嵌の歴史・川人象嵌の沿革 京象嵌の歴史 京象嵌(金工布目象嵌)とは、特殊鋼板に純金銀を嵌入する京都伝統の手工芸です。 起源は随分古く紀元前ペルシャ王朝華やかなりし頃、すでに武器等に加工され愛用されておりました。 我国へは古墳時代、中国から伝来し、武具の装飾にその技術が用いられていました。 幕末、恩師駒井美喬先生が、京都に之を復活され、刀剣類の装飾に加工して珍重されました。明治時代に入り廃刀令の発布により、一時衰微しましたが、その技術を家具、装身具類に応用いたしました処、偶々来日していた幾多の外人に好評を得ると同時に、内需としても、その渋味と高雅な品格が高く賞賛され、著しく利用面が拡大されました。 現在、ご贈答品、記念品、装身具、徽章等、日増しにご用命を頂いております。 川人象嵌の沿革 川人象嵌は、明治44年、徳島県より上京し、駒井象嵌店(京象嵌の総本家)に弟子入りし、大正8年独立創業した川人芳男を先代として現在まで、80有余年営業している京象嵌の老舗です。 |
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大正8年(西暦1919年) 昭和20年 昭和30年頃より、 昭和46年9月 平成7年11月 平成7年 昭和52年3月 昭和54年5月 昭和60年4月 平成7年5月 |
創業 象嵌の技術で、各企業の社章や、記念品の製造を 始める。戦時中も、技術保存政策により仕事を継続する。 第二次大戦終戦後、駐留軍のスーベニアとして好評を得る。 京都の物産として、全国の物産展や、京の観光銘品として 好評を得る。 京都府伝統産業優秀技術章(先代) 受章 黄綬褒章(当代) 受章 京象嵌 京都府伝統工藝品 京都府知事指定 第17回金工展 京都市工業試験場長賞 受賞 (社)京都府物産協会創立15周年記念 新商品コンクール 知事賞 受賞 優秀名産品コンクール 知事賞 受賞 京象嵌協会 第1回京象嵌まつり 新商品コンクール 知事賞 受賞 その他多数受賞 |