あなたを生かす聖書の言葉

2026年7月19日(投稿)

今週の聖句    詩編105

「主は彼らに諸国の土地を授け/多くの民の労苦の実りを継がせられた」

(詩編105:44) 

この詩編は、アブラハムから始まってカナン取得に至るまでの約7800年にも亘る神の民イスラエルの歩みを、記しています。その間、神の民はどのような歩みをしてきたのか、言い方を換えると、神がどのようにして彼らを導き給うたのかが記されているのです。

神の民イスラエルの歩みは、神がアブラハムと契約を結んだということから始まりました。「主はとこしえに契約を御心に留められる/千代に及ぼすように命じられた御言葉を/アブラハムと結ばれた契約/イサクに対する誓いを。」と、89節にあるとおりです。彼らが選ばれたのは、勿論、神の恵みの選びによるものでした。12節には「彼らはまだ数少なく/寄留の民の小さな群れで・・・」とあるように、彼らは取るに足りない小さな、流浪の民でした。しかし、神はその者たちを、御自身の一方的な恵みによって選び、神の契約の担い手とされたのです。それだけではなく、その彼らを「わたしが油を注いだ人々に触れるな」と15節にあるように、御自身の民として守り続けてくださったのです。

イスラエルの民の歩みには幾多の困難な出来事が起こり、試練も振り掛かりました(1642節参照)。しかし、神はずっとその民を見守り続け、導き給うて約束の地カナンに導き入れてくださったのです。冒頭の聖句のように「諸国の土地を授け」てくださったのです。

その神の為さり方は、わたしたち教会にも当て嵌まります。神は、しみやしわやその類のものしかない、罪に満ちたこの教会に、頭としてキリストを臨ませ、わたしたち教会をイエス・キリストの体としてくださったのです。その神の御業を覚えて、わたしたちはハレルヤと、御名を賛美してゆくのです。

京都大宮教会 牧師 渡邊宣一

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