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京都の紅葉
曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)

京都市左京区一乗寺竹之内町42 TEL 075−781−5010

 好天が続いたせいか、曼殊院の朝の空気は一段と澄んでいました。門前の落ち葉を掃いているおばさんも、あたりの紅葉に見とれていると、にこにこしながら「中もきれいですよ」と。

少し急な坂道の先に
曼殊院門跡。
やはり美しかった。


朝日の降り注ぐ
曼殊院の山門


 塀の外には、見事な紅葉を捉えようと、カメラの三脚があちこちでポイントを定めています。



 庫裡を通って大書院へ。廊下の板を通して伝わる冷たさも、どちらかといえば心地よく、朝日を浴びた庭園に臨めば、その景色になんとなく温かさを感じます。

遠州好みの枯山水庭園
亀島
大書院から鶴島を望む
大書院側から
小書院を望む


彼の岸、蓬莱島にある
塔燈篭


訪れたとき偶然公開されていた
「上之台所」



この鐘、
谷崎潤一郎の寄贈だそうです。


 で、この鐘の掛かっている柱に潤一郎の歌が書き添えられています。
        あさゆふの  かね能ひびきに  吹きそへよ
          我たつ杣乃  やまおろし能かせ


 また、小書院の奥に「八窓軒茶室」という茶室があります。予約が必要なようですが、思いきってお尋ねしてみたら、朝の間のお暇なときだったようで、こころよく案内していただきました。(別途1000円必要です。) このことは、いずれ別のところでご紹介します。

現在の通用門になっている
「庫裡」の入り口に掛かる
「媚竈(びそう)」の扁額
良尚法親王筆

  媚竈は、論語にある「その奥に媚んよりは、むしろ竈に媚びよ」よりきています。基本的なこと、自分を支えてくれている人をこそ大事にしなさいということでしょうか。

2001年秋
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