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旅 行 記

北 海 道   2008年 9月25日26日27日   JA3ARI

  江坂の旅行案内所で格好の北海道ツアーがあったのでパンフレットを貰って来ました。北海道と言えば大抵が3泊4日かそれ以上の日程になりますが、妻の希望としては2泊3日程度にしたい。そこで2泊3日のツアーを探していました。
  この程度の旅程ではそう遠くには行けない。そこで探したのは北海道、道南ツアーでした。道南と言っても北海道のほぼ中心部の旭川まで行くツアーです。早速予約し日程が決まりました。この様なツアーに参加するのは3回目ですが、今までの旅行会社が全て違い、最初はJTBで次に阪急トラピックス、今度は日本旅行です。会社によって扱いが違い勝手が判りません。出発空港は関空と神戸空港でしたが関空を選びました。
  それが為、JR特急はるかに乗る事にし、列車が込んでいたら座れないとしんどいなと考え、座席を予約しました。京都から来るはるか、9:46 新大阪駅発、はるかの適当な車両に乗ったら自由席の客車でガラガラ。座席指定にする事は無かった、それでも指定座席まで行こうとしたら客車の連結が途中で通れない。仕方なく次の停車駅まで自由席に座って待って大阪駅で乗り換えれば良いと考えていた。しかし大阪駅は裏側のルートを通り、大阪駅には寄らないから停まらない。新大阪から次の停車駅は天王寺、そこでやっと車両を乗り換え指定座席へ。座席指定の客車もガラガラ。座席指定が余分な出費だったと知りがっくり、旅慣れていないとはこういう事です。それでも1時間近く掛かって関空着。関空の集合時間は 11:10 で、関空 11:50 発 JAL だからと、チェックインし荷物を預けてのんびりしていたら出発ゲートは空港のいちばん端で遠い、そこまで行くのに時間が掛かる。時間が無い、ムービングウオークを歩いたり走ったりして大急ぎ、で間に合った。
  現役の時は出張で旅客機にしばしば乗ったが、それは大阪空港(伊丹)からで、旅客機に乗るのも久しぶりだし、しかも関空は初めて。本当にお上りさん。JAL2541便は離陸、雲の上。順調な飛行で到着に近づく、高度を下げた機窓から、先ずは函館の街が見え、函館空港着 13:30 。北海道初上陸、北海道旅行のスタートです。合流するツアーの後便を待つ間に北海道のラーメンを食べようと2人で空港のお店へ。しかし、期待が強すぎたのか思ったより美味しくなかった。時間が来て集合、バスに乗る頃から雨が降り出し、雨の中をトラピスチヌ修道院へ、そして雨の中を函館ベイエリアへ。湯の川温泉の旅館に到着、夕食(女房はいかそーめんが美味しかったとあとあとまで言っています) 夕食後、バスで函館の夜景を見るため函館山に登る。登山道の途中からの夜景が見え、バスは時々止まってくれた。しかし山頂に着くと雲の中、雨と霧で夜景は全然見えず。あとは土産物店に寄って仕方なく帰ってきました、残念。
  2日目、朝早く起きれば函館朝市を見物出来たのですが参加せず。8:00 バスはスタート、函館駅前で朝市参加者を乗せて再びスタート、と思いきや、旅館に積み残しのツアー客が残っているとの連絡で旅館に引っ返し、てっきり朝市に出掛けたものだと添乗員は思っていた。添乗員は平謝り。五稜郭を遠くに眺めつつバスは大沼公園へ、バックに北海道駒ヶ岳を入れ大沼公園の記念写真。バスは長万部(おしゃまんべ)へ、バスガイドの話では、舛添要一さんが北海道の知事になりたくてこの地に家を持っているとの事でした。そして長万部で昼食。バスは内浦湾に沿って廻り洞爺湖へ、洞爺湖サイロ展望台で記念撮影、サミットで使われたザ・ウインザーホテルが見えていました。ちょうど反対側には羊蹄山がそびえ立っていました。頂上付近は雲に隠れていました。バスは小樽に向かって走り出しましたが、途中でプレスハウスが解体されているのを見ました。サミットで世界中の報道陣が集まった場所らしく大きな体育館の様な建物でした。短期間で壊してしまうなんて勿体ないなと思いました。バスは小樽市内に這入り、駐車場へ。雨が降ってきましたがガラス細工やオルゴールのお店を見て廻りました。お土産を買って、あとはかの有名な小樽運河を見に行こう、ところが方向が判らない、だいたいこの辺か、と回り道をしてやっと運河の写真撮影ポイントに。その頃には雨も止んでいました。小樽運河、そこには沢山の人々が運河の写真を撮っていました。私もその中に混じって写真撮影。そして今日の最終地、札幌へ。札幌市内に入り、テレビ塔のある大通公園、すすきの、そしてホテル。
  3日目、7:45 バスがスタート、道央自動車道をひた走り、旭川市に入り、旭山動物園に、ペンギン、アザラシ、シロクマ、等々、それより人の多さよ。途中で雨が降ってきたり。旭山には動物園の他にもテレビ局のアンテナが6本も建っていた。旭川もテレビ局が多いのだなと思ったのだが、動物園に来ている人で、これに気付いた人が何人居ただろうか。途中でお昼を食べる時間も無く、車中でお弁当を食べ、美瑛へ。美瑛では家々に数字が表示されている。その数字は家が建てられた年を表しているのだと聞きました。珍しい事です。そして花畑の丘が綺麗。やがてバスは富良野へ。富良野では富田ファームでトウモロコシ体験、花畑を見てお土産を買って。私は富良野から見える十勝岳を眺めて三浦綾子の「泥流地帯」あの悲しい物語を思い出して居ました。北海道の旅はテレビドラマ「北の国から」の話を聞きながら終わりに近づきました。途中で札幌ドームが見えました。そして新千歳空港に到着。ここで函館空港で駄目だったラーメンを食べ、北海道のラーメンを味わおうとしました。がしかし、注文してからの時間が長く、時間切れ、途中で注文をキャンセルしてゲートに急ぎ、滑り込み。新千歳発 JAL 18:40 テイクオフ。 外は真っ暗。大阪に近づくと眼下に明石大橋、大阪湾をぐるっと廻って関空着 20:55 関空で改めて晩ご飯を食べ、帰りは南海電車の急行で難波へ。地下鉄で江坂へ。タクシーで帰宅、もう行けないだろうと思っていた北海道の旅が終わりました。






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