席替えをして
私は窓際の前から四番目、
そして私は運が良いのか悪いのか
前の席があの跡部だった。
あの…とは別段悪い意味はなく、有名だという意味合いのつもりだ。
しかし、目の前が跡部となると周りの女子の目は冷たいもので、
跡部の凄さがある意味再確認できたような気がした。
「おい、」
「へ?」
「どうせつまらねェことでも考えてたんだろ?」
「いや、別に…っていうかプリント」

振り向いた跡部から目線を外し、前の席に移すと跡部は舌打ちをしてプリントを受け取る
「俺様が前でよかったじゃねェか」
「なんでそうなる?」

こっちとしては目の敵にされて困ったもんだ
静かに溜息をついて跡部から受け取ったプリントを後ろに回した。
「ま、分からねェことがあったら聞けよ」
「気持ちだけもらっとく」
「気持ちだけなんて勿体ないんじゃねェの?」
顎を掠め取られ、上を向かされた。
その瞬間、思考回路停止
身体は言うことを聞かず、硬直状態に陥り
声が咽喉を通って外に出ようとしない。
ただ目の前には不適な笑みを浮かべて笑う綺麗な顔があった。
あーあ、

別にもうどうでもよくなった

(だって相手は跡部だし?開き直るしかないね)

 

 

 

 

FIN...


なんだコレ?(聞くなーっ!)
しかも短いなコレ(本当に!)
この後この二人はどうなったんだろうか私も気になる(オイオイオイオイ!)

それではお付き合いくださいましてありがとうございました!!!