家族の暮らし(第十一週)

Last Updated : 2003/09/21


2003年9月21日(日) アーリントンハイツに隣接するシャンバーグという街には小さな空港があって,この日は家族向けのイベントが開催されていました.
 8月に開催されたシカゴの「航空ショー」とは比べ物にならないくらい地味ですが,機体に直接触れることができるのは大きな魅力です.

Schaumburg Regional Airport

シャンバーグ地方空港へは,アーリントンハイツから車で約30分

空港に隣接する公園では,バンド演奏やバーベキューパーティなどが催されており,アットホームな雰囲気

ちょっとしゃれたレストランと事務所があるだけですが,これが空港ビル(?)です

Family Aviation Celebration

「家族のための航空祭り」とでも訳すのでしょうか・・・

空港ビルの裏口のようなところに,会場への入口がありました

入場料は1人=5ドル(有料だったとは・・・)

ちなみに12ヶ月未満の子供は無料(「12歳未満」と勘違いしてしまいました・・・)

 

会場内には,一般の家族に混じって,飛行機関係者やマニアの姿もチラホラ

滑走路の長さは1マイルくらい(推定)

小型機専用で,ちょうど大阪にある八尾空港みたいなものだと思ってください

駐機場の様子

130機以上の飛行機がこの空港をホームにしていて,年間8万回以上の発着があるそうです(1日200回以上)

普段は見ることのできない燃料補給車も展示中(?)

ここからは,会場で人気の高かった航空機を紹介します(ちょっと思い入れが強くなってしまったかも・・・)

Northwest Flyersという会社が所有する「King Air 200」

乗客8人を乗せることができる立派な機体

「King Air 200」の内部を拝見

ゆったりとしたシートと落ち着いた内装で,ジャンボのエコノミー席よりも快適かも

間近で見るエンジンとプロペラ

マニアには,たまりません!

「CBS 2 Chicago」という放送局の取材用ヘリコプター

操縦席に乗ることができるので,子供にも大人気

メインローター(回転翼)をこんな近くで見られるなんて・・・

またまたマニアには,たまりません!

ちょっと風変わりな4人乗りの機体

どこが「風変わり」なのか,よ〜く観察してください

まるで乗用車のような座席;でも,これはふつう

かっこいいコクピット(操縦席)の様子;これもふつう

なんと! プロペラが機体の最後尾についていました

軍用輸送機も開放されていて,内部に乗り込むことができました

左端の「足長おじさん」は,ちょうどプロペラの高さと同じ

軍用輸送機の車輪部分なんて,めったに見られるものではありません(見たくもない!?)

でもマニアには,たまりません!

こちらは一番人気のあった軍用ヘリコプター

結構大きくて,2人のパイロットと8人の兵士を収容できます

コクピットに座って,操縦桿を握ることもできます

ヘリコプターのエンジン部分は,わざとカバーを開けて見せてくれるサービスぶり

後方から見ると,こんな感じになります

なかなか渋くてカッコイイでしょう?(共感できる人はマニアの素質あり)

曲芸飛行などでよく使われる複葉機

ご覧のように,2枚の主翼があって安定はよいようです

とはいえ,操縦席には風防ガラスもないので,まともに風を受けることになります

むき出しのラジエータ(エンジン冷却器)が,マニアには最高の感激!

その他にもいろいろな航空機があったので,ちょっと怪しいのも含めて紹介しておきましょう

機体には「US NAVY (アメリカ海軍)」と「RESCUE」の文字が・・・

4機編隊で並んでいました

ヘリコプターのように,操縦席の上部・後方にエンジンがある飛行機,ちょっとうるさいかも・・・

遊覧飛行に使われていたセスナ(実際の飛行時間は5分くらい)

乗客定員は5〜6人(たぶん),1人=15ドルは安い?

遊覧飛行に使われていたヘリコプター

乗客定員は4人で,1人=25ドル

遊覧飛行に使われていた複葉機

乗客定員は2人なので,1人=45ドルになります

幼児限定の飛行機,順番に並んでいればタダで乗ることができます

こちらは飛行機型のエア・ドーム

前方から乗り込んで,お尻から出てきます

もう一人の「足長おじさん」は,ペンシル・バルーンの達人

飛行機や動物の風船人形を求めて,長蛇の列ができていました

      

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