家族の暮らし(第七週)

Last Updated : 2003/08/24


2003年8月21日(木),いよいよ子供たちが通う「シカゴ双葉会・日本語学校・全日校」の第2学期が始まります(日本よりも少し早め)

朝8時30分,シカゴ日本語学校の正門に到着

朝9時,体育館での始業式

アメリカ国歌の斉唱,日本国歌の斉唱に続いて,校長先生のご挨拶

始業式の最後には,今学期から転入する生徒たち(12名)の自己紹介がありました

始業式が終わり,全員がグラウンドに移動

何をしているのかというと,実はこれが「避難訓練」,緊迫感はまったくありません

アメリカらしい,広〜い芝生のグラウンドは気持ちよさそう

12時30分,通学バスが到着して,この日の学校生活はおしまい

8月23日(土),天気がよいので,リンカーン・パークにある動物園へ出かけることにしました.

リンカーン・パークはシカゴ・ダウンタウンの北側にある広大な公園(南北の長さは8km以上!)

遠くにジョン・ハンコック・センターのビルが見えます

動物園の入口,どこにも係員の姿が見えません

それもそのはず,この動物園は無料なので,ゲートはいつも開放されています

無料といっても,天王寺動物園なんかよりはるかに広く,美しく整備されていて,動物もたくさんいます

さらに興味のある方は動物園の公式ホームページをご覧ください

■African elephants

砂浴びをして遊んでいるアフリカ象

■Baringo Giraffes

機嫌が悪いのか,あっちを向いてしまったキリン

■Black Rhinoceros

お昼寝中で,まったくやる気の見られない黒サイ

 

■White-Cheeked Gibbons

木にぶら下がったままエサを取ろうとしているホオジロ・テナガザル

■Camels

頭だけ柵を乗り越えて,まわりの草を食べているラクダ(これってつまみ食いでは?)

園内の一角には「レゴで動物を作ろう」コーナーがあり,小さな子供たちで大賑わい

「Children's Zoo」という建物の中では,動物たちの台所を公開

このように単に動物を見せるだけでなく,「学習」を重視しているようです

もちろん見せ方にも一工夫あり

■Siberian tigers

こちらはガラス窓のすぐそばに肉を固定しておいて,トラの食事風景を観察できるようにしています

■Lions

反対側に回ると,ライオンの食事風景も同じように観察することができます

■Seals

プールの上ではアザラシの餌付けショーを見学,プールの横からは泳ぐ様子を観察できます

■Polar Bears

ホッキョクグマが泳ぐ様子だって,プールの横から観察できます

■Gooses

動物園の外側でも,あちこちで動物の姿を見かけます

■Sparrows

こちらが食事している間,おこぼれをもらおうと集まってくるスズメたち

■Squirrels

公園のリスも人間に慣れているので,エサをもらおうと近づいてきます

8/24(日),アパート近くの公園では,アーリントンハイツ芸術組合による芸術品の展示・即売会があったので,ちょっと覗いてみました.

正式には「A Walk in the Park - 32nd Summer Art Fair」と呼ばれるこの行事

公園じゅうを埋め尽くすように,100あまりの芸術家たちが出展しています

・・・といっても会場はいたってのんびりした雰囲気

近所の人たちが,散歩がてらに楽しんでいる様子

売り込むほうも椅子に座って本を読んでいたりします

芸術家と観客,いったいどちらが多いのやら・・・

アクセサリーを売っている奥の方では,ミュージシャンによるミニ・コンサート

ちょっと気になる作品もいくつかありました

ちなみにお値段のほうは,数十ドルから数百ドルくらい

こちらはちょっと変わった「鉄の芸術」

鉄という素材だけでこれだけの表現ができるとは,かなり驚かされます

同じ作者による「犬」

素材は身近にあるスクラップだけとは,お見事!

同じく「ニワトリ」

ほかにもハエ,カ,ワニなど,ユニークな作品が勢揃い

      

Created by N.Kusanagi