天国まで約3分

「…痛い、痛いよ…」そう呟く彼女の手には、今まで何度も使用されたと思われる古いカッターナイフが握られている。身体の痛みでしか心の痛みを消せない彼女は、そのカッターナイフで何度も己を傷つけた。何度も切り刻んだ…何度も刺した…何度も抉った…。「アレ?」…いつの間にか痛みは消えていた…いつの間にか動かなくなっていた。…そんな彼女の顔は薄らと笑みを浮かべているように見えた…。と、こんな感じの内容の絵です。ある人に影響され、ちょっと小説風に語ってしまいましたが、暗いなぁ…。しかし僕はこういう雰囲気が好きなので、コレは内容も雰囲気もお気に入りなんですよ。ちょっと身体がキレイ過ぎるのが引っかかると思うんですが、傷や血の跡はあえてかきませんでした。彼女は死を望んでいたのではなくて、痛みが消える事を望んでいたんです。まぁ何事もやりすぎには注意って事ですね

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