フルーツのページへようこそ!
有田ミカン 2006年10月28日
地畑の早生ミカンの状態です。
秋に入って雨も少なく 全体に
味も向上してきているので
収穫が楽しみです。
反面小玉果が多く
なってはいますが・・・
その小玉が又美味しいですよ〜

2007年産は表年に当り 生産量が多いと思っていました。
しかし夏からの干ばつと高温で玉の伸びが悪く それが収穫が始まっても続いたため
収穫間際まで摘果をして 小玉果を落とした結果 収量の減少となりました
だけど干ばつで 果実にストレスを与え 酸の上昇と共に糖も上がり
外観こそデコボコの状態でしたが 味が今までに無い最高の仕上がりになりました
この現象はミカン産地でも「有田ミカン」に顕著に現れたようです
九州産との価格差にも現れていました
2007年産はもう終わりに近いですが 今からもう来年に向けてスタートを切っています
下の審査表は昨年のですが 2007年産はこれ以上の糖度が出ましたが
階級はS,Mが中心でした
2008年産も今から頑張りますので 楽しみにしてください!

下の写真は私達が出荷してる[AQ共選]で ダンボールに詰まるまでの様子です。

AQ(エーキュウ)選果場 出荷ミカンはパレットで降ろす。
審査員の前で自動でコンテナが返る 出荷不良なミカンの選別
全量糖度検査 検査の結果がデーター室に
流れる途中で階級選別 階級別にダンボール箱へ
バーコードが打たれる。 自動封かんされ下の製品置き場へ!
製品置き場からは自動でコンベアーにて
トラックに積み込まれて出荷されます。
皆さんミカンについて色々御存知ですか?

ミカンはまずビタミンCが多いこと。(1)ミカン2個、(2)イチゴ6個、(3)レモン1個、(4)パイナップル4分の1、(5)りんご1個で比較した場合のビタミンの多い順番です。
次にすっぱい味がするクエン酸は血液の酸性を守り、アルカリ性を高め、血液を綺麗にするため
循環を良くし、コレステロールが下がるそうです。

   わが町に来られた西野先生です。
そして1番興味があるのが,b−クリプトキサンチンという成分で京都府立大学教授
(医学博士、元国立がんセンター研究所でがん予防研究部、部長)、西野先生が発見されました。
2003年2月5日に我が町に講演に来られ、実際私もこの耳で聞いてきました。
b−クリプトキサンチンは発がん性物質や活性酸素から正常な細胞を守り
発ガンを抑制する効果があるそうで日本の温州みかんが世界一含有量が多く
それがオレンジの数倍も含まれているそうです。
b−クリプトキサンチンは健康な人で0.225 大腸癌の人で0.173しか無く癌になると体から減っていくそうで
だからミカンを沢山食べて、b−クリプトキサンチンの含量を増やせば癌の予防になると言うことです。
又皮を向いて丸ごと(ふくごし)食べると,スジとふく、にはペクチンと言う食物繊維が有り
(1)便秘を治す(2)腸の毛細血管を強化する。そしてヘスペリジンと言う成分も有り、袋には実の50倍、
すじには実の300倍も含まれていて(1)血圧上昇を抑え、(2)血中の中性脂肪の分解を高めるそうです。
皆さんはミカンを食べるとき、ふくに付いているスジを綺麗に取っていませんか?
それは大きな間違いです!!!!!体に良いとこをみんな捨てているのですから・・・・・・・・
これからは気をつけて毎日ミカンを食べましょう!それも有田ミカンを!!!!!

スリムになりたい女性へ!
2003年10月9日の日本農業新聞によると、ミカンや伊予柑などの内皮(じょうのう膜)に
肥満の原因となる脂肪の吸収を抑え、さらに生活習慣病の元凶となる内臓脂肪を分解する作用が
有る事を、愛媛大学の共同チームが突き止めたそうです。
肥満に有効な食品由来の成分は数例有るが、吸収抑制と分解の両効果を併せ持つのは、珍しいとの事



もっと知りたいミカンについて!JA ARIDA(ジャック9より転載)
毎日ミカン三個食べて健康に!
ここ数年現代人のさまざまな病気の原因とされているのが活性酸素。
身体に錆びる、つまり老化する原因と言われています。
この活性酸素を消去する働きが有ると言われているのがB−カロチンですが
何と温州ミカンの色素であるB−クリプトキサンチンはB−カロチンの5倍も
活性酸素を消去する働きが有る事が確認されました。
このB−クリプトキサンチンは日本特有の温州みかんに最も多く含まれており
何とオレンジの100倍も含まれ、温州みかん一個でB−クリプトキサンチンを
約1〜2ミリグラムも摂取できます。
つまり温州ミカンを一日2〜3個食べる事で、手軽に活性酸素を消去できるのです。
又温州みかん一個には約30ミリグラムのビタミンCが含まれています。
成人が一日に必要とされる量は100ミリグラムですから、一日に3個食べればいいというわけです。
これに加え温州ミカン特有の成分でオレンジなどには極めて少ないとされる
シネフィリンは、風邪に有効な成分で、気管支炎の筋を緩める作用があり
喉に関係した風邪に効果が有ります。

ミカンで蚊退治!
温州ミカンなどの柑橘系には蚊が苦手な”シトロネール”という成分が含まれており
このシトロネールと言う成分は高濃度だとかを殺してしまうほどだとか。
冬にミカンを食べて、皮を乾燥しておき、夏にこれを燃やせば蚊取り線香代わりになります。
又シトロネールは夏ミカンなどの晩柑類にも含まれているので、中身を食べた後の皮で

腕や足など蚊に刺されそうなところにこすり付けます。
これで蚊を寄せ付けなくなります。まさに目から鱗の裏技です。

カナダでミカン!
外国から「オレンジ」が輸入されている事は知っていても、日本の温州ミカンが
輸出されているなんて考えたことがないですよね!
でも30年ほど前から輸出されています。
2002年には年間約5000トンを
輸出、その95パーセントが北米カナダとなっています。
北米ではミカンが「聖なる果実」として珍重され、クリスマスには無くてはならない
果物として定着し、その名もズバリ「クリスマス。オレンジ」。
11月下旬頃から店頭には赤、緑、白のクリスマスカラーでラッピングされたものが列び
クリスマスにはチョコレートやキャンディなどのお菓子と一緒に
靴下の中に入れ、プレデントとして家族みんなで交換し合うそうです。

ミカンのおやつ(ミカンムース)
(材料)ミカン5個分
、搾りかすで60cc。生クリーム100cc
卵白1個分、砂糖10g、ミカン果肉適量、ミントの葉適宣
(デリー液)水40cc、砂糖60g,粉デラチン5g、デラチン用水20cc
@ミカンの上部を切り、搾り器で果汁を搾る。
果皮は器にとっておく。
A粉デラチンを水に振り入れてふやす。ボウルに水、砂糖とふやかしたデラチンを入れ
湯煎にかけて溶かし、果汁を加えてデリー液を作る。
B別に乾いたボウルを二つ用意し、一方で生クリームを7〜8分立てに、
もう一方で卵白をしっかりと泡立て、砂糖も加えてメレンゲを作る。
CAのデリー液を冷やし、とうみがついたところでメレンゲを加え
果肉も加えてよく混ぜあわす。
D冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。



スモモ
スモモは自家受粉をしないので、この長く上に伸びている枝は,異品種で交配樹です。
又所々にびんを吊り,花を差しています。
収穫開始は大体6月上旬から中旬迄で、今年は昨年より暖冬のせいで、
一週間早く6月3日から始まり10日に終わりました。
真っ赤に熟れた「ありだ」のスモモをしっかりと食べて下さいね!