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逢坂の関は平安期、現在の岐阜県 ”不破の関”、三重県 ”鈴鹿の関” と共に、
三関をなしていました。京都から東へ抜ける幹線路に位置しており、現在に於いても
国道1号線が通り、古今を通じて大動脈の峠越えになっています。
関所のあった頃はたくさんの人達が逢坂山を越えて行ったようですが、
今は国道1号線となり、毎日相当な数の車が通ります。
私共の職人さんの話によると、
今から50年ほど前なら国道1号線を横断して糸を引っ張って撚り掛けが出来たそうです。
たまに通る車も、作業が終るまで止まって待っていてくれたとか・・・。
今なら、おもいっきりクラクションを鳴らされますよね。
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逢坂の関所址には、京阪京津線大谷駅下車、大津方面へ徒歩2分。