北村韓屋は日本の今井町
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外構を囲むように敷地いっぱいにコの字、ロの字型に屋敷を建て、部屋を配置し、中庭を設けるのが韓屋の特徴です。 北村ができたのはおよそ600年前で、朝廷に仕ええる文官、武官の集落でした。 およそ100年前の都市住居形態がそのままに保存され、いくつかの家は国の有形文化財に指定されている歴史的文化資源です。 |
細い路地 急な坂道と狭い道 オンドル 正面入り口 町並み保存
流行りのスタイル 幼稚園 北村(プッチョン)ゲストハウス 仏教寺院
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通りに面したところは高い堅牢な塀で家の外と中を仕切ります |
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床下に熱い煙を通して暖房するシステム。特別な装置があるかと思いきや、床下をレンガで閉ざしてしまうだけの単純な構造でした。日本では床下を塞いでしまうと、夏の湿気がこもって柱が腐ってしまいます。 |
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硬く閉ざされると泥棒も入れません。門扉の緑色のふくろはおそらく宅配牛乳入れだと思われます。 屋根瓦などは、葺かれてから50年は経つのではないかと思うような古さです。 日本で言う本瓦葺です。いわゆる平瓦を並べて、継ぎ目に丸瓦をのせて防水してあります。 |
傾斜地に屋敷を構えるため、擁壁は必需です。レンガやコンクリートの壁に意匠をこらした家が目立ちました。 |
保育中でした。 |
いわゆる民宿です。 散策中にゲストハウスのオーナーと話をする機会がありました。次に訪れることがあれば、ぜひこんなところに泊まりたいです。 |
細い路地を上がると、ソウルではめずらしい仏教のお寺が。キリスト教の教会は屋根のてっぺんの十字架が目立ちますが、お寺は地味で傍を通るまで気づきません。 韓国は儒教の国といわれていますが、宗教をもつのは国民の50%が無宗教で、キリスト教がプロテスタントとカトリックをあわせて26%、仏教は23%、積極的な儒教人口は1%未満なのです。微ニ入るソウル
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